もっと見る

ニンジャバットマン対ヤクザリーグ鑑賞。続き2。 

・解釈違いとかの強い意味ではないんだけど、ティムとジェイソンって揃うとあんな感じなんだー、新鮮。私の頭の中で、ジェイソンは破天荒な不良(パワー担当かつ優等生にはない発想力担当)のイメージで固まっている一方、ティムってあまりキャラ固まってなくて、なんでもできるけどちょっと真面目過ぎる優等生(頭脳担当)のイメージ。どっちがどうとかじゃなくて、普通の兄弟っぽい距離感がかわいかった。
・なお、ディックは全方位型人たらし、ダミアンははねっかえりの末っ子イメージ。そのままですね、ありがたやありがたや🙏
・ガトリング射出ヤクザ…頭おかしい。こんな言い方したら、今まで頭おかしくなかったみたいだけど、だいたい全部頭おかしい。
・バットマンが、スーパーマン推し…むしろかなり強火のクラーク推し🔥で、大変良いと思います。ブルースはそうでなくっちゃあ!

スレッドを表示

ニンジャバットマン対ヤクザリーグ鑑賞。続き1。 

・もう、最初の対モブヤクザで掴みは完璧だった。何しろ急降下からの衝撃波!ショックウェーブアタックだ!『アーカム・シティ』では大変お世話になりました!
・最初にも書いたが、JLのデザインほんと好き。ボムシェルみたいなスタチューほしい。
・「探偵」呼び!!!これは!!!
・ダイアナ姐さんのファンガールやってるハーレイとか、『リトル・ブラック・ブック』であったし、解釈一致過ぎる。むしろ、この世界でそれ以外が想像できない。それにしても、元の世界の住人なのにスケバンスタイルって、ノリノリでかわいいねぇ☺️
・探偵呼びとくればもちろんラーズ・アル・グール。黒幕ぴったりで良いね。そしてダミアンがピーチ姫。海苔巻き。
・アルフレッド、そのためだけにその映像用意したの?!ノリノリすぎん⁈🤣
・亀甲文字ってそういうことなの…。この亀、一回しか使えないじゃん(問題はそこではない)
・ディスコの方…まさかそのコスチューム採用するんだ!🤣
・忍法っていうか、もうただの科学技術。
・ダイアナ姐さんもノリノリでカラオケ…。

スレッドを表示

ニンジャバットマン対ヤクザリーグ鑑賞。感想、長いよ。 

おふざけ映画だってわかってるけど、「いやでも反社じゃん、だせぇ」と思ってしまう私が消せなくて、全体の感想としては「ヤクザリーグ面々のデザインはめっちゃ好き」「前作ほどではなかったけど、まあまあ面白かったかなー」「でもちゃんと映画館で観たらもっと楽しめたに違いない!」くらいになります。とはいえ、しっかり楽しんだのも本当で、以下、いろいろ箇条書き。

エミリア・ペレス鑑賞。 

もっと壮大な話を期待していて、ラ・ルセシータ設立やパーティー、エピファニアとの関係くらいまではいいぞいいぞ!と思っていたが、終盤ちょっと失速した、私の興味が。女性性を隠すためもあって極悪非道にふりきってきたという前提があるカルテルのボスが、男性であった自分を殺して女性として生きる、その人生が開花する、そこが唯一無二で面白かったのに、親権の取り合いの末に…という一家族のコンパクトな話で終わってしまったのは拍子抜けだった。女性として生きるエミリアの苦労や社会との軋轢(あるいは許容)みたいなものがあれば面白かったというか、そういうのも観たかったけど、性別を変えたら悪い奴ってバレませんでした!楽勝!に見えちゃって(その世界に結局自分から戻ってしまうのと、引き戻された結果の死というのは物語としてアリなのだけれど)観たいものとは乖離してしまった。
マニタス/エミリアよりも、歌とダンスが多めのリタの方が見応えがあったかなー。セリフと歌の間のようなリズム感が気持ちいい。ラップみたいにも聞こえるし、お経みたいにも聞こえてちょっと面白かった。

福田村事件鑑賞。
もうさー、滅びた方がいいよ、人類。と、こういう映画観ると思ってしまう。そういう時代だったとか、巡り合わせが悪かったのはあるだろう。ただ、本当に酷すぎるんだよなぁ…。いざ彼らが日本人(というか、そもそも朝鮮人であったとしても無実だし、無実じゃなくてもなぶり殺して良いわけないが)だとわかったら、お国のためにやったのに!とか、被害者ヅラして。ふざけるなよ!とめちゃくちゃ怖いし、イライラする。けど、一人が(あるいは少数が)賢かったり正しかったりしても全然止められなくて、そこに民主主義の限界を感じる。今にも通じる十分普遍的な話であるし、自分も正しく善くあれるのかと考えた時に、怖さもある。
こうならないためにあるのが教育だと思うんだけど、この映画だとその役割を担う人が既に心が折れているというのがまた効いてきて、しんどい。それでもやっぱり教育を続けること、フラットな知識を得る努力をし続けること、違いに寛容であることしか、人類がみんなで生き残る道って、ないと思う。
この映画が作られたこと、観た人の心に爪痕を残すことだけが、ほんの少し、希望。

地球に落ちて来た男鑑賞。
宇宙人っていうか、天使だよね?もう、これは。そんな人が地球人の体を定着させられるのは、まるで翼をもがれるように見えてしまって。まぁ、それくらい、繊細で優美で、とにかくデヴィッド・ボウイが美しい。まぁ、話はたぶんよくわかってない気はしているけれど。でも寂しいね…。帰りたいのに、帰る努力もしたのに、阻まれて帰れない。体も変えられて、アルコール漬けにされて。alienって外国人の意味もあるけど、それも込みで、怖いし寂しい。

ジェリーの災難鑑賞。 

あんな面白そうな(コメディっぽい)予告作るんじゃないわよ…マジで…。なんかちょっと面白い感じで観に行くじゃん?嫌な予感しかしないの、最初から。え、それってダメなやつじゃん…と思ってて、一発逆転とかも特に無いの。えー…。最後なんとなく楽しいまとめに入ってくんだけどさ、楽しい…か?本当に?家族でね、豪華(で悲惨)なホームビデオを綺麗に撮れたのはね、良かったかもしれないけど…。ビーキーパーを呼ばなきゃ。

団地鑑賞。
力を抜いて見られるコメディ。団地づきあい、付き合うのも付き合わないのもめんどくせー🤯となるんだけど、思わぬ方向に話が転がっていくので、すごく面白かった。まさかそうなるとは…。癒しが唐突なんだけど、(設定が)振り切れててもはや面白いのでヨシ。ゴブガリです。
『顔』もそうなんだけど、藤山直美が演じる「どんくさい人」は本当にどんくさそうで、でも一生懸命やってるのがわかるだけに心が痛い…みたいなどんくささでもあって、その人が「どんくさいって強いってこと」と言ってもらえてるのは、痛んだ心が救われた感がある。

教皇選挙鑑賞。続き。 

ベニテスの登場と前教皇=神ともとれるような遺志、ローレンスの自分への投票に天啓?天罰?のごときタイミングの爆発。善良で疑念を失わず寛容で、完成された人。そのままの自分でいいのか?は疑念だけれど、神が自分をそう作り、赦されているのだという信仰を抱ける人。これだったら(信仰者でない私としてはよけいに)納得できる着地の仕方だったというのもあって満足度が高い。まぁ、それだけに、普通にいるんだろうなー野心家俗物…という現実への失望も増すけど笑

スレッドを表示

教皇選挙鑑賞。 

面白い映画はいっぱいあるし、出来の良い映画もいっぱいあるけど、面白いし、出来も良い、すごい映画だった。おじさんばっかでてきて美味しい☺️スタンリー・トゥッチもレイフ・ファインズも大好き☺️「神は目と耳を与えてくださった」とピシッと口にするシスター、イザベラ・ロッセリーニにも痺れた☺️
誰が新教皇になるのかで引っ張るだけじゃなくて、分断をうむやつはクソ!的なメッセージは強烈だし、(とりわけ保守的な世界で)リベラルが勝てるかというとそうでもないリアルさ、ローレンスにのしかかる失敗できないというプレッシャーなんかの要素が、薄暗く狭い密室で行われる儀式と噛み合い、また決まった後は明るく開かれた外へ出ていくのも含めて、美しく重厚な映画体験だった。
教皇という聖の最たるものを決めるにあたって俗っぽい争いがあるんだろうなーとは観る前から思っていて、実際非常に政治的でお金も絡んだ黒いやりとりもある。それだけでももちろん面白かったとは思うけど、理想的すぎるきらいはあれ聖の話としても外れていないのも上品だった。

TATAMI鑑賞。続き。 

ちょっと前にイランが舞台の映画『聖なるイチジクの種』を観たのもあって、(印象が引っ張られるというのはあるけど)テーマがより理解できたように思った。
ついでに。実況は簡単に「命がけ」と言葉にするけど、本当に本人や家族の命がかかっているなんて思ってないだろうなーというのが、不謹慎にも面白かった。

スレッドを表示

TATAMI鑑賞。 

まず、(スポーツにおける)イスラエルボイコットというものを知らず、なぜ棄権?と思っていた。そもそもイスラエルに対する抗議のための対戦拒否であって、イスラエルに勝ったらまずいとかいうことではないのね。という学びを得た。
それをおいても、スポーツ映画という以上に政治的にスリリングで、選手本人やコーチの葛藤、政府側の圧力、家族の逃亡、また助けたいけれど本人からの要請がないと動けないという大会側のもどかしい思いなんかが、モノクロで展開されるから静かなんだけど、キリキリとした緊張感があって、とても面白かった。
これは私の考えすぎかもだけど、レイラのサポートしたのが女性が中心というのも、この映画らしくて良かった。ヒジャブをとるのとかすごく印象的だし。男性医師もいたけど彼も亡命した過去があり、無理なくレイラに寄り添える設定だった。それに、レイラの夫も家で子どもを守り、レイラを全面的に応援し励ます絶対の味方という、私が観たことのあるイランを描いた作品では珍しい男性像だったので。

『街の上で』の東京とこの作品の東京、街・場所が違うってのはもちろんわかっているんだけど、人も全然違って面白い。狭い場所でちゃんと会話をする人が出てくる居心地よさ・居心地悪さと、広くてたくさん人がいる中の孤独みたいな、見える世界も違ってるし。例えば荒川が変なこと口走っちゃうのと、慎二が口を開くと止まらなくなるのって、似てるけどたぶん違ってて、その場所に属している人とどこにも属せない人の違いというか、そこに存在する人の種類が違う感じがした。

スレッドを表示

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ鑑賞。
写真集や詩集を読むのと似ているかもしれない、と思いながら観た(あとから原作?が詩集だと知った)。片方見えないというのはちょっと死んでいるということかもしれないし、みんなスマホばかり見て誰とも視線が合わないというのもちょっと死んでいるのと同じだと思う。そういう中で、「がんばれ」と歌う声を拾っている人だけが、通じ合えるのかもしれない。そして、「がんばれ」の声に励まされている人は意外と多いのかもしれない。ちょっとだとしても死にながら生きるのは絶望にとても近いけど、そうじゃない世界がそこにあって、それって救い。

ウィキッド ふたりの魔女鑑賞。 

荘厳だったりきらびやかだったり、こうやって映像化されていると、映画ってすごいなーって思う。メインの人たちの華やかさといったらない。イディナ・メンゼルとクリスティン・チェノウスが出てたのもアツい。もともと好きな作品だし、観て良かったなぁとは、思う。
ただ、のせられる大衆の愚かさみたいな話であるのもわかっているけど、舞台版では気にならなかったモブのアホさが、映画として個人個人の顔がはっきり映ると、意地悪すぎるしアホすぎんか?と気になってしまって、そこは映画と相性悪いかも。グリンダの友人とか、グリンダの部屋に呼ばれるほどの親しさなのに、特に名前が呼ばれたりもしないのに(映画化にあたって?名前を与えられているようなのに)ただただ嫌な感じしかないからもったいない気がした。

街の上で鑑賞。
勝手に邦画強化月間というわけでもないんだけど。関係ないけど最近観た邦画がハマらなかったのと、『愛がなんだ』があまり好きじゃないので、ノレないかもなぁ…と思いながら観始めたら、失礼ながら、意外にも、面白かった。なんなら爆笑しちゃった。最初のガチガチ演技や、くしくも元カレ元カノ新カレ(違う)新カノ(違う)で集合してしまうところなんかで最高に笑えた。あと警官。オフビートな笑いと、画面の片隅に登場人物を置いて会話シーンを遠くから映すとかの写真みたいにかっこいいキマりすぎな画と、俳優陣(もうとにかく若葉竜也)のあまりにも自然な存在感。全部が噛み合っていて大変良かった。
観ている我々は知ってるけど当人同士は知らない間柄というのが登場人物の関係の狭さに重なるし、その世界の狭さも下北沢らしい(知らんけど)感じがして心地良い。
ちょうど良いから戻ってくるのはわかるんだけど、ちょうど良いからって戻ってこられて、それでいいんだぁ…というのはちょっと思う。恋愛、わからん。私には早い世界。

アノーラ鑑賞。 

思ったより…うーん…という感じ。予告で言うほどシンデレラストーリーでもないし、ヴァーニャが子どもすぎるんだよ…年齢の意味じゃなくて。底辺っぽい暮らしからライジング!な作品は面白いかもしれないけど、アニーが上がってやることが金にあかしたパーティー三昧で、そういう空虚な華やかさを自分が羨ましいとか良いなとか感じないからか、全員に対して「その選択でいいの?」としか思えない。用心棒?お世話係?の強面だけどポンコツだったり、中盤からドタバタコメディチックになるのは笑えたし、まぁそうとしかならないですよねぇ…という終わり方は嫌いじゃないんだけど。「アノーラでいいのに」って言ってくれたり、何でもない会話ができるイゴールが、最後に泣いた時にそばにいてくれて、良かったよね、とは思う。あの家族と接する中で、アノーラの立場を理解してくれる人。最終的に彼に対してそういう行動しかできない、彼にそういう行動しかさせないアニーも切ない。でもやっぱり面白かったかというと、そうでもない。刺さらない映画だった。

パーティで女の子に話しかけるには鑑賞。
思ってたより面白くなかったな…。それで感動するには自分の心が汚くなってしまったというか。昔愛した人が(別れた後に)自分の子どもを産んでいて勝手にいい感じに育ってからの再会に感動しちゃうのかーみたいな、嫌な見方をしちゃって。
ただ、アレックス・シャープとエル・ファニングだから見ていられたという点では良かったのかも。あとルース・ウィルソンが出ていたのが嬉しい☺️あとドクターのコンパニオンのナードル(の人)もいた!☺️

フライト・リスク鑑賞。 

90分くらいで面白い映画って最高だなと思っているので、これは最高。そして、『ダウントン・アビー』のメアリー様、ミシェル・ドッカリーが出ているのも最高。
証人ウィンストンと捜査官ハリス、そしてパイロットのブース。3人だけの狭い空間で絶対に殺させてはいけない証人と暗殺者、未経験者による小型飛行機操縦のスリルといった引きも強くて、もともとコンパクトな作品というのはあるけれど、ダレないし、ポイントは手堅く押さえていて良かった。ウィンストンがちょっと剽軽なキャラクターで良い感じに力が抜けるし(最初はうるさい)、ハリスはわりとカタブツっぽいキャラクターで、バランスもちょうど良かった。それと、心理戦というほどでもないかもしれないけれど、ブースの揺さぶりも気持ち悪くて良かったし、ブースの死に方も良かった。ハリスが捜査官として、また人間としてプライドを守ったという意味でも、あれは「やったぁ!」と思った。

プロジェクト・サイレンス鑑賞。頭の悪いバージョンの感想。 

ジョディー!🥰もうねー、アイドル。毒にも薬にもならない。ただいるだけ、ただかわいい。この子が余計なことして誰かがピンチに陥るとかもなければ、この子が軍用犬たちと通じ合ってなんとかなるみたいな展開もない。大変良い犬だなーと思いました🥰

スレッドを表示
もっと見る
映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。