異端の鳥鑑賞。
少年がこれでもかと酷い目に遭う。柔らかい体も優しい心も傷ついて、少しずつ頑なになっていくのが目に見えてわかってたいそう辛い。彼自身が痛めつけられるのもそうだし、いろんな種類の人の悪行?を目撃する役目も負っていて、すごく過酷。その過酷さは、家族と離れ離れにならなければ受けなかった仕打ちかもしれない。だけど、そうじゃなかったらきっともっと酷い目に遭っていた時代でもあって、それを考えるのもしんどい。
最後に自分の名前を書くことが、彼の凍りついた心がいつか柔らかさを取り戻すのかもしれないという希望ではあるけれど、それでもきっと、何もなかったことにはできないという辛さもある。
#映画 #映画鑑賞 #異端の鳥
シャドウズ・エッジ鑑賞。
ジャッキー含め警察側よりも、悪役側兄弟たちの方が魅力的だったかもしれない。顔の良いのを揃えました!みたいなところも、アクションとかの見せ方としても。早着替え逃走とか欧米の映画とかでも良くあるけど、普通にワクワクするから好き。ジャッキーの、見たことあるー!みたいなアクションももちろん面白いけど、映画としては新鮮なものが見たいので、やっぱ悪役側に面白みがあった。
とはいえ、老兵二人の知恵と経験メイン(それはそうと普通に戦闘も激烈強いが)の対面は緊張感半端ないし、捜査を通して…というか特にあの表面上だけ和やかな夕食会で秋果と和解していくのはベタだけど好き。
それにしてもジジイ強すぎなんだよ、まさか全員切り捨て方向に行くとは…。
#映画 #映画鑑賞 #シャドウズエッジ
世界一不運なお針子の人生最悪な1日鑑賞。
選択、選択、選択…。思わぬ共闘や思わぬ相互理解があるし、選択を全部見せてくれるのがゲームブックみたいで面白かった。ルートが糸で示されるのも可愛くて好き🧵
人生に不器用な感じなお針子が、巻き込まれムービーの割にミシンのトリックとかガンガン駆使してくる機転が意外。メインの事件は死んだり殺されたり爆発したりとビッグなんだけど、景色と人々がのんびりのどかで(ウェディングドレスの女性はキレ散らかしてるけど)ギャップが面白かった。
#映画 #映画鑑賞 #世界一不運なお針子の人生最悪な1日
同胞(はらから)鑑賞。
最初はなぜこの人はこんなに上から目線なんだろう…とか、あまりにも会議がぐだぐだしているので不安しかなかったのだけれど、終わってみると「良いものを見たなぁ!」という気持ちに。田舎の体育館でのお芝居だけど、生演奏付きだし結構豪華なのでは…と思ったりもした。青年団の人たちも劇団を迎えるだけじゃなく村人の送迎の手配なんかもしっかりやってて、ぐだついてたわりにやるじゃん!みたいな。それもあるし、最後の「幸福とはそういうものなのではないか」という言葉。『学校』でも「幸福って…」という台詞があったのを思い出し、二重にグッときた。
それはそうと、(別に全然悪い意味ではないんだけど)田舎の人は田舎でそれなりにくっつくみたいな地に足のついた現実感にちょっと驚いた。
#映画 #映画鑑賞 #同胞
モンテ・クリスト伯鑑賞。
子どもの頃にとても好きだった本のうちの一つなので、観られて良かった。とはいえ、子どもの頃に子ども向けの『巌窟王』を読んだきりなので、いろいろと端折ったり細かい設定の変更もあるのだろうけど特に気にならず、脱獄劇と復讐劇の両方を、わりときちんと上手くまとめて見せてくれて満足感がある。特に、脱獄がちゃんとあるのが良い。脱獄モノ、なぜか昔から好き。掘るのが好きなのかなー。前世がモグラだったのかもしれない。
一人…二人…と数えながら破滅させていくのも気持ちいい。心残りといえばモレル商会(の、かわいいお孫ちゃん)を救えたのかどうかが微妙にわかんないことくらいか。たぶんダングラールから奪ったものを返したりしてるんだよね?だよね⁈しててくれ!
#映画 #映画鑑賞 #モンテクリスト伯
ボディビルダー鑑賞。
『ジョーカー』がそもそも好きじゃなくて、すでに同じような大作もあるから、こういうのもう十分です…と思う。最初はどんな人なのかわからないから主人公のこと応援したい気持ちがあったけど、自分のことばっかりしゃべる人、しんどいなぁ…。そして、応援してる気持ちが一気に萎えたのはあるけれども、デート相手が性格良さそうな子だったのもあって、なんとかなりそうな線を自分で潰していってるのを観るのっていたたまれない。主人公の性格のせいもあるし、ボディビルという種目自体の厳しさなんかもあるし、もともと作品自体をそういう意図でつくってそうだからそれが悪いってわけじゃないんだけど、緊張がずっと続いてる、ずっとテンションが張り切った状態なのが疲れた。
ヘイリー・ベネット、だいぶふっくらされた気がするのはともかく、性格良さそうな感じがとても好きである。
#映画 #映画鑑賞 #ボディビルダー
ナショナル・シアター・ライブ『インター・エイリア』 鑑賞。
ロザムンド・パイクがすごくて、しかし緩急の急しかないみたいな怒涛の喋り倒しでぐったりしてしまった。悪い意味じゃなくて、話の内容が重いのと、仕事と家庭の両立で忙しそうなのとで、演技が上手いしすごいからこそ、疲れる。普段よく観ている映画と、そんなに慣れ親しんでないお芝居の違いってのもあると思う。パフォーマンスする人も力がいるから、観る方も力が入ってしまう。
女の子との付き合い方とか敬意を教えるってのははもちろん必要だし、実際親から子にきっちり伝えてはいて、じゃあどうしたら良かったの?って思うけど、男同士の付き合い方?ノリ?についても教えていくべきだったのかなー。しかし、それって親の仕事か?とも思う。少なくとも最後の決断をできたというのは、育て方がギリギリで間違ってなかったってことじゃないか。それまでにやったことがアウトなんだけど。
#映画 #映画鑑賞 #NTL #インターエイリア
クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント鑑賞。
なんか変!ちょっと前に『さよならはスローボールで』を観たのだけれど、あれと似た感触もある。ただ、もっと何もない、かも?一家(一族)のクリスマスイブの一晩を映しただけ。介護問題や母と娘の関係、ティーンエイジャーたちの集合とか要素としてはいろいろあるんだけど、わりと投げっぱなし。クリスマスイブというだけで、"普通の人のとある1日"ってそんなもんかもしれないと思うと、そこだけ切り取って映画で観るってある意味贅沢。というのもあるし、警察官二人組やゴミ箱漁りに怒り狂う店員さんとか、いちいちキャラが立ってて好き。
あと、若者がそれぞれ乗る車の中で音楽のジャンルが様々だし、映画の中でもコメディっぽかったりホラーっぽかったり、いろんなジャンルの演出?が出てきた気がする。叫ぶ子供とか、突然シリアス?に話しだす警官とか。そのつかみどころがない感じも面白かった。
#映画 #映画鑑賞 #クリスマスイブインミラーズポイント
愚か者の身分鑑賞。感想っていうか、綾野剛の話。
特別ファンというわけではなかったが今回改めて綾野剛すごいなと思った。役者なんだからと言われれば当然だが役によって全然違う人に見える。去年観た『でっちあげ』と喋り方とかも全然違う気がする。
今回は特にタクヤがマモルを助ける理由を聞くシーンなんかすごかった。タバコを持つ手が少し震えている。イラつきや不安、冷酷でありたいけれど捨てきれない人間味がにじみ出ていて、めちゃくちゃ上手いし綾野剛ってかっこいいんだなーと思った。
愚か者の身分鑑賞。
ポスタービジュアルしか知らずに鑑賞したので、携帯電話がずらっと並んでるのが出てきた時に、あー↓と思っちゃった。半グレ?チンピラ?の生活、正直興味ないんだけどなーみたいな。でも登場人物によって少しずつ同じ出来事の見え方が違ってくるのがフックになって、意外にもきちんと最後まで面白く見られた。最近何作か洋画でもこういうタイプの作品を続けてみてるので、流行とかあるのかなー?
小物の使い方がすごく自然で、話が飲み込みやすかったのも好き。コムデギャルソンのシャツやアジの煮つけ、前半にでてきた時はただの「物」なのに、後から出てくるとそこになんらかの、しかもとても大きな意味や気持ちが込められていて、物語として効果がすごく高い。ネカフェでバイトしてる人とか、人の使い方もうまかったなーと思う。
一方で、私が戸籍ビジネス?に疎いのもあって、観ている間はちょっと頭が追い付いてない部分も。売った人が当座のところ別の偽の身分(身分証)で暮らすというのとか、あまりよくわかってない。
#映画 #映画鑑賞 #愚か者の身分
ジェイ・ケリー鑑賞。
すごくきらびやかで華やかだけど空虚で寂しい映画だった。ちょっとだけ『華麗なるギャッツビー』とかも思い出す、あそこまで悲壮じゃないけど。ジョージ・クルーニーだからこそっていう作品な感じがする。顔面が強い。なんかずっとキメ顔というか。CMみたいな、作り物みたいな顔。そのせいで「華やかで空虚」感が増すので、それが悪くは働いていないんだけど、良い顔でみんなを見てるのが切ない。
ジョン・クリーズの自伝に書いてあったピーター・セラーズのエピソードを思い出す。あまりにもいろんな人になりきれるから、朝起きると本当の自分がわからない。しっかり目覚めるまで"自分"がしっくりこない。ジェイのそういう"自分"の無さと、一見他人には人当たりが良い一方で家族や友人との関係では本人の意思と裏腹に(?)相互な大切にされなさがこの映画では描かれていて、そういうとても寂しいところが良かった。なので、なんならアダム・サンドラーに見放されて孤独に授賞式に参加してもいいくらいだと思った。
#映画 #映画鑑賞 #ジェイケリー
エディントンへようこそ鑑賞。
私、アリ・アスターとあまり相性良くないなぁ。これは前からだけど。『ミッドサマー』はかろうじて「異国のの謎の宗教」みたいなのがあるから引きになったけど、今回はぜんっぜん興味が持続しない。保安官も市長もクソどうでもいいことやってんなよ…って感じで。
と思ったんだけど、これが監督の考えなのかもしれない、とも思う。コロナ、カルト、選挙、地方の大企業誘致みたいな問題とか、正直どうでもいいんだろうな。なんならBLMみたいな、本来ならみんなが考えて然るべきな社会問題すら、彼にとってはどうでもいいことなんだろう。ただ、茶化すにしてもやり方があまり上手ないというか、単純に面白くない。みんな芸達者だから見ていられるだけで、正直しんどい。じゃあ何ならどうでも良くないかというと、やっぱり母親(今回は義母だけど)との関係については重要なんだなーというのも、もういいかな…って。だから、とことん相性が悪いのだと思う。
#映画 #映画鑑賞 #エディントンへようこそ
殺し屋のプロット鑑賞。
渋いなー。手堅く面白かった。マイケル・キートンがこんな渋カッコイイ映画作ると思ってなかった。
殺し屋×記憶を失っていく病気というスリリングさも良いんだけど、ジョンがどんな計画を立てたのかわからずに進むので、これは計画通りなのかそれとも外れているのか…(がんばれ!なんとか"殺し直し"を完遂してくれ!)と考えながら見るのがフックになって、集中力が途切れなくてすごく楽しかった。
一人暮らしなのにまあまあ広くて綺麗な家に住んでて、めちゃくちゃ几帳面な人なんだなーと思う。そうじゃなきゃああいうタイプの殺し屋なんて、できないだろうし。それと、スペアリブがめっちゃ美味しそうだったので、映画帰りの食事でスペアリブを注文してしまった。美味しかった。
#映画 #映画鑑賞 #殺し屋のプロット
ダンデライオンズ・オデッセイ鑑賞。
撮影された素材で作られたCGアニメーション。見たことある動植物が見たことない使われ方をしていて面白かったし、映像も音楽も美しくて気持ち良かった。
鑑賞前はたんぽぽの冒険なんて「オデッセイ」って言うほどでもないだろと思ってたけど、観たら「オデッセイ」だった。宇宙。
#映画 #映画鑑賞 #ダンデライオンズオデッセイ
シェルビー・オークス鑑賞。
わりと『オーメン』の系譜にあるような気がするが、あれは産ませる話じゃなくて、育てさせる話か。
実体ががっつり出てきちゃうのは好みではないんだけど、今たまたま動物行動学の本を読んでいたのもあって、産ませる役と育てさせる役を姉妹に振り分けるみたいなのが面白かった。よくできた社会だなー(違う)
それが何なのか知っている妹は子を殺してしまうから。子どもを欲しがっている姉ならば子を殺せないから。子どもの頃から目をつけて機が熟すまで待つとか、何度も何度も子どもを産ませてるっぽい(やっと無事に産まれた?)とか、最悪だなーと思うし、気持ち悪くて良かった。
#映画 #映画鑑賞 #シェルビーオークス
タバコは咳の原因になる鑑賞。
なんなんだこれ…以外の感想が出てこない。もはや面白いか面白くないかもよくわからない(でも笑うことは笑った)。ヒーロー戦隊モノのパロディよりも、怖い話がメイン…なのか…?オチを聞かせろよー!😂あ、超グロくはある笑
#映画 #映画鑑賞 #タバコは咳の原因になる
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