サブスタンス鑑賞。
観ている間はいろいろと気圧されてしまって、あまり頭が働かなかった。エアロビシーンがテレビCMくらいの長さで、それがずっと圧倒的明るさで描かれる。だから映画全体として、ずーっと通販のCMを見てる、しかもすごく強引な押し売りをされているみたいな感覚があって、そのうえどんどん情報を詰め込まれる。商品は若さ・美しさ・肉体!今すぐこれを手に入れろ!持ってないおまえは無価値!広告やCMってそういう強い情報(価値観)が見ようと思ってなくても入ってくるから、浴びていると疲弊する。
それに加えて、エリザベスの頃は少なくともエアロビの番組ではあったのに、スーの番組では彼女の体は胸・お尻・脚・顔などと切り取られて映し出される。バラバラにされて提供されると、そこにいるのが一人の人間であるという意識が薄れ、消費が加速する。
#映画 #映画鑑賞 #サブスタンス
サブスタンス鑑賞。余談。
↑に唯一笑ったと書いたけれど、エンドロールで監督のスペシャルサンクスにキャスト名に並んで、「血まみれになってくれたエキストラの皆さん」的なこと書いてあったのも笑った。
あと、レイ・リオッタの名前もあって、デニス・クエイドの役って、もともとレイ・リオッタのつもりだったのか…