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スパイダーバースもやっと部分 

@saku2biscuit
ほんと、母親の描き方だけじゃなくて、おっしゃるとおり家族の扱いが全体に古臭いですよね。スタイリッシュな絵とそぐわない。
幼い妹がいたら、っていうのは、笑っちゃいました。まさにまさに。なぜか黒人の男の子には幼い妹がいる(笑)

エヴァ・グリーンって、五月みどりとか、大地真央的な名前なのかと思っていたら、Green(緑)じゃなくて、Grenというスウェーデン語なんだとか。でも、1回聞いたら忘れないわw

『スパイダーマン スパイダーバース』の感想です。 

吹替版で。
当地では吹替しかやっていなかったので選択肢はなかったのだが、念の為、素人同然の声優は出ていないことを確認してからでかけた。

ストーリーは王道の青春もので、まあ予想通りに粛々と進行していく感じ。
そもそも、スパイダーマンというキャラクター自体が、主人公を若く設定してあるので、むかしのアニメと違って青春ものになってるしね。

とにかく、画面が美しく、動きの疾走感も非の打ち所がない。

唯一不満を言うとすれば、主人公の母親がまるで小娘みたいなルックスで、やたらと若く美しい母親という映画やドラマの慣例を踏襲していて、古臭い。

ブタさんの活躍にしびれた。
eigakansou.life/%e3%82%b9%e3%8

『ダンボ』の感想です。 (2/2) 

このあたりは、ティム・バートンならもうちょっとなんとかなるでしょ、というないものねだりかな。
eigakansou.life/%e3%83%80%e3%8

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『ダンボ』の感想です。 (1/2) 

ティム・バートン風味は薄め。ちゃんとディズニー映画になっている。

ダニー・デヴィートが、ものすごくダニー・デヴィートなのに、役柄にあまりにはまっていて驚いた。
この人しかない、というキャスティングだよね。

エヴァ・グリーンの非日常的な美しさがすばらしい。

コリン・ファレルと子供たちのストーリーを新たに入れたにも関わらず、この親子の関係がなんかすっきりしない。
両親がサーカスのスターだった時代は、たぶんこの父親は、たんに父親であるという事実に甘えて、子供たちとのコミュニケーションは妻まかせだったんじゃないかな。
そのあたりのしっくりいかなさが描かれているわりに、「ダンボのためにがんばっているパパ」がすべての免罪符になってしまった。

で、エヴァ・グリーンが母親的に子供たちに接してるのも、都合が良すぎて興ざめ。

あと、せっかくサーカスという舞台なのに、フリークスへの視点があまり感じられなかった。

eigakansou.life/%e3%83%80%e3%8

しかし、夫は東京好きじゃないので、別居するか、夫が先に死ぬかじゃないと実現しないな(笑) 夫は年下なので、後者は可能性低いし。

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40年前、田舎の高校生だったわたしには、若い頃東京で過ごした母が語る「東京には名画座というものがあって」という話は憧れだった。
大学でまんまと上京し、当時実家は裕福だったので、バイトもせず、十分にお小遣いをもらい、映画と本に突っ込んでました。まあ、ブランドもの買ったり、旅行すること考えれば、ぜんぜんたいした金額ではないけど。
たぶん年間200本以上見ていた。レンタルビデオもまだない時代だから、全部劇場で。
50過ぎた今は、また地方ぐらしだが、老後は東京で過ごしたいものだと思う。理由は映画を存分に見たいから。

当地には明らかに採算取れてない名画座(というか、二番館)があるが、オーナーは別の事業もやっていて、たぶんだから続いているんだろうと思う。高齢のオーナーはいずれ亡くなるが、後継者は残してくれるかなぁ。ここがないと、シネコンしかなくて、映画見に東京に行く回数増えるよね(´;ω;`) 韓国映画見たいなら、いっそそのためにソウルに行ったほうがいいかも(^^;

『ザ・プレデター』 凄腕スナイパーであるクインが、お仕事中に遭遇した宇宙船墜落事故。目撃した証拠品として持ち帰ったのは、ヤツらを呼ぶ装置だった。 30年の時を越え、プレデターが復活! 「何かと惜しい」 

@Somali めっちゃわかります。悪くないんだけど、全体に締まりがないw もったいなかったですね。

実写版ダンボの感想書こうと思ったけど、案外難しいね、これ。難しく考えるといくらでも難しくできちゃうけど、子供向けのファンタジーとして受け止めておいたほうがいいのかも。

いや、25年じゃないな、28年くらいか。ということで、親のわたしも、内容は熟知しておりますよw

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ダンボのアニメ版は、上の息子が小さいとき、それこそテープ(そういう時代です)がすりきれるほど見ていた。あのピンクの象のシーンは、やっぱり怖かったそうです。初めて知ったよ。すごい熱心に見てたやん! と、子供にトラウマを与えていたことに25年経って気づきましたw

『ブラック・クランズマン』の感想です。 (3/3) 

日本でもヘイトスピーチやヘイトクライム花盛りだが、商業映画でこういうテーマには、とんとおめにかからないねぇ。
eigakansou.life/%e3%83%96%e3%8

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『ブラック・クランズマン』の感想です。 (2/3) 

同僚たちは、ヒドイのは一部で、基本的にヘイトは秩序を乱すもの、取り締まるべきもの、という考えの人たちで、ちょっとほんとかな? という気もした。
かえって、いまより1970年代のほうが、ふつうの人たちが、正義や理想を素直に表現していたかもしれないけど。

最初の方で、主人公に「そんなやつが大統領になるわけない」と言わせ、最後にトランプやシャーロットビルの実写映像をもってくる。
あからさまに現実を指さしているのは、映画としては破綻なのかもしれないが、わたしには全体がすっきりまとまっているように見えた。

ハリー・ベラフォンテが出てきたのにはびっくりした。

eigakansou.life/%e3%83%96%e3%8

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『ブラック・クランズマン』の感想です。 (1/3) 

軽~いノリの予告編を見て、こんなのどうやってギャグにするんだ?と思ったが、本編は笑えるところもあるものの、笑いものになっているのはレイシストの白人。
全体にテンポはよいが、軽く描いているわけではなくて、安心して見ていられた。

黒人やユダヤ人の刑事が、仕事だから平気な顔でレイシストに合わせているように見えるが、こんなの続けたらメンタル破壊されるよね、と、ひやひやしながら見ていた。
活動家の恋人(恋人未満かな)が、警官を「ピッグ」と呼ぶのに、「すべての警官が悪いわけじゃないだろう」と抗弁する主人公。自分の立場から出てくる言葉であると同時に、個人を見ないで人をカテゴリーで見る思想の危うさも伝えている。
この女子学生が、若さの生硬さとキュートさを両方見せていて、魅力的だった。
eigakansou.life/%e3%83%96%e3%8

『麻薬王』の感想です。 

70年代のプサンが舞台で、麻薬で大儲けする人物が主人公、と聞いただけで、あー、あのノリね、と感じてしまうくらい、ヤクザものとかノワールっていうと、プサンが出てくるのよね。
こっちが食傷気味ということもあるだろうけど、なんだかしまらない脚本だ。
せっかくのソン・ガンホも、最後の20分くらいしか見せ場がない。
麻薬で荒稼ぎしながら、昼はセマウル運動に熱心に取組み、さまざまな名誉職も、という二面性も、ありそうだね、で終わってしまう。
ペ・ドゥナは、まったく俗物っぽく見えないので、本来のキャラクターは役にはまってないのだけど、それなりに見えるし、彼女が出ると、画面に動きが出るのがいいね。
eigakansou.life/%e9%ba%bb%e8%9

『グレイテスト・ショーマン』の感想です。 

とにかく、楽曲がいい。それにつきる。
逆に言うと、楽曲以外の部分はあんまりいただけない。
\"This is me\" は力強くすばらしい曲だし、パフォーマンスもよかったが、見世物じゃない人間としてのフリークスには、残念ながら迫れていなかった。
底は浅いけど、マジョリティに感動を売る程度にはよくできていた、というところか。
eigakansou.life/%e3%82%b0%e3%8

『ビール・ストリートの恋人たち』の感想です。 (3/3) 

窓の外の雨の音、街の音、音楽だけではない、そのような音がとても効果的だった。
eigakansou.life/%e3%83%93%e3%8

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『ビール・ストリートの恋人たち』の感想です。 (2/3) 

愛する人に抱き寄せられるときめき、安心感、そして、いくらもがいても前に進まない、ほしいものはどんどん遠ざかっていく、悪夢のような現実。どちらも、わたしにとって親しみ深いものだが、もう長いこと忘れていたものでもある。

つらいストーリーだが、ヒロインの家族がささえあって生きているようすが、救いだった。
とくに、母親役のレジーナ・キングがすばらしい。
オスカーで助演女優賞をとったということだが、当然だろう。

1970年ごろの黒人女性の装い、そして、ティッシュの母や姉と、ファニーの母や姉の髪型や衣装の違い。
そのあたりも、語っているものが多い。

eigakansou.life/%e3%83%93%e3%8

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『ビール・ストリートの恋人たち』の感想です。 (1/3) 

前作『ムーンライト』がとてもよかったので、期待いっぱいで出かけたが、期待を裏切られなかった。

冒頭、歩いてくるふたりを見て「なんて美しい人達なんだろう」と思ったんだけど、その次のシーンでは、男は刑務所の中で、ガラス越しの面会。ふたりともやつれていて、もう、あまり美しく見えない。

彼らの美しいラブストーリーと、差別によってひきさかれている現実が二重写しになって、相反する感情が強く呼び覚まされ、見ていて苦しかった。

eigakansou.life/%e3%83%93%e3%8

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