『ビール・ストリートの恋人たち』の感想です。 (2/3)
愛する人に抱き寄せられるときめき、安心感、そして、いくらもがいても前に進まない、ほしいものはどんどん遠ざかっていく、悪夢のような現実。どちらも、わたしにとって親しみ深いものだが、もう長いこと忘れていたものでもある。
つらいストーリーだが、ヒロインの家族がささえあって生きているようすが、救いだった。
とくに、母親役のレジーナ・キングがすばらしい。
オスカーで助演女優賞をとったということだが、当然だろう。
1970年ごろの黒人女性の装い、そして、ティッシュの母や姉と、ファニーの母や姉の髪型や衣装の違い。
そのあたりも、語っているものが多い。
『ビール・ストリートの恋人たち』の感想です。 (3/3)
窓の外の雨の音、街の音、音楽だけではない、そのような音がとても効果的だった。
https://eigakansou.life/%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%ae%e6%81%8b%e4%ba%ba%e3%81%9f%e3%81%a1/