アナ雪2 

なかなか楽しいは楽しい。
クリストフのだっさいMVもどきには笑った。
オラフも相変わらずかわいい。
しかし、ラストはがっかり。
洪水で全部流されるべきでしょ。
他の部族を何十年も森の中に閉じ込めて、陽の光も見えない暮らしに追いやったんだから。
そして、特異な力を持った人物とは、やはりいっしょにやっていけないわけね。棲み分けて解決。
ディズニーだから白人に都合のいい物語になるのはしかたないような気もするけど。
女性の権利には多少めざめても、結局ポカホンタスから抜け出てないね。

メモだけ。
朝鮮名探偵トッケビの秘密
大好きだから

どっちもアマプラ。

朝鮮名探偵 失われた島の秘密 

あ、間違えた。1作めと3作目が入ってるのは、ネトフリじゃなくてAmazon Prime Video。

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朝鮮名探偵 失われた島の秘密 

シリーズ2作目。
1作めと3作目が Netflix にあるのに、なぜか2作目は iTunes にしかない。ということで、405円払ってレンタル。

オ・ダルスのセクハラ問題でひっかかっていたのだが、いちおう警察では嫌疑なしということで、見るのを自分に許した。

冒険活劇時代劇。
この一言で説明終了の映画。
テンポもよく、キャラクター造形もよく、なかなか楽しい。

しかし、女性観が古いのよね。インディ・ジョーンズの時代くらいの感じかな。

金の亡者たち 

Amazon Video で。
韓国でかなりヒットしたということだけど、わたしはいまいちピントこなかった。

話はうまくまとまってるし、つまらない映画ではない。

リュ・ジュンヨルはよかったけどねー。田舎から出てきた野暮ったいお兄ちゃんと、シュッとした若者と、両方の顔ができるのがいいね。
ユ・ジテは、なんか気持ち悪い役が定番になってしまった感じ。とても似合ってる。

東京で満員電車乗って通勤してる人が、映画見るために近県に出かけるって、そこに住んでる人間からすると、迷惑でしかない。
映画は家で見てほしい。
ふだん田舎ではやらない映画も劇場で見てるんだから、こんなときくらいガマンしてもいいんじゃないかしら。

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映画館休館になってる首都圏のみなさまどうぞ~。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 

ターミネータ・ニューフェイト見たときに、これってターミネーターという枠組みの中での物語だからしょうがないけど、男いらなくね? 女だけの話が見たい、と思った。

まさに、見たかった男いらん映画がこれ。テンポもいいし、それぞれのキャラクターもいい。アクションもいいよ~。

ユアン・マクレガー演じるブラック・マスクは、ぜんぜん怖くなくて、敵役がもうひとつぴりっとしないのがちょっと残念。

ハーレイ・クインは、メイクがどろどろになってからが本番だね。

しかし、どこからローラー・スケートが?ww

スーサイド・スクワッド 

未見だったので、ハーレイ・クインの予習に。
別につまんないわけじゃないんだけど、なぜかところどころで眠くなる。
ホアキン・フェニックスのジョーカー見たあとだと、ジャレッド・レトは、ちょっと小綺麗すぎる感じ。平凡。
ヴィオラ・デイヴィスが不気味でよろしい。
福原かれんの日本語の演技が、あまりにも棒読みで笑えた。
マーゴット・ロビーはいいねぇ。当たり役だ。

犬どろぼう完全計画 

Amazon Prime で。
これはよくできた児童小説だなぁ、と思ったら、原作はアメリカの児童小説でした。
先日見た「母さんのノート(お料理帖)」のキム・ソンホ監督の前作。共通するのは、派手なところはぜんぜんないんだけど、手堅くて、しっかり映画らしい作り。

いつも眉にシワをよせている主人公の少女がとてもいい。
少女同士の友情、そしてふたりが計画をたてるのに使うノートがすてき。

しかしこういうの見るといつも思うけど、韓国には福祉ってないのか。

いつもは暑苦しいチェ・ミンスが、飄々としていい表情でした。

お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ 

10時からの回を見に行ったら、貸切だった(^^; じみーな韓国映画を、平日午前中から見ようという人は少ないらしい。

原題は「母さんのノート」。
なんか邦題が画面に出た記憶がないんだけど?

お母さん最後まで生きてるのに、この邦題はねぇ。

主人公のおばあちゃんの服装が、「あー、わたしのおばあちゃんも、こういうかっこしてた」と思って、なつかしかった。
現実には、この主人公の年代だと、わたしの祖母じゃなくて母と同世代だが、実母はおしゃれなので、こんなババ臭いかっこうはしていない。

韓国の垢抜けないおばあちゃんはこんな感じなのか、おばあちゃん的スタイルという記号なのか。

感情の流れがていねいに描かれていて、無理なところがなく、すんなり物語の世界に入っていける。

おばあちゃん同士の友情とか、けっこう泣けるわー。

しかし、ほんとにバカ息子だ、これは。「優しくされたことない」とかいって、大学院まで出してもらって、いまでも世話になりっぱなし。そりゃ、女手一つで子供を育てたら、きりきりしてどなってばかりというのも当然だよ。

地味だけど佳作。

ジュディ 虹の彼方に 

フレディ・マーキュリー、エルトン・ジョンときて、ジュディ・ガーランド。巨大な才能は本人を不幸にするシリーズ。

ステージ上で生き生きと歌い踊っているときと、素に戻って猫背でタバコをふかし、酒浸りになっているときの落差がすごい。

音楽映画としては、レニー・ゼルウィガーのパフォーマンスがすばらしく、そこに尽きるという感じ。

ゲイのアイコンだから、なにかゲイとのエピソードを入れよう、みたいな感じはちょっとした。

ロザリン役のジェシー・バックリーが、初めて見たはずなのに、すごい見覚えのある顔で、だれだろう? と思っていたのだが、千堂あきほに似てない???

あと、劇場で見逃したのでは、「米軍が最も恐れた男~その名は、カメジロー~」が Amazon に来てるな。しかも Prime 特典対象だよ。

「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」、Amazon Video で見た。
長いのでタイトルコピペしたw
劇場で見逃して残念だった、と思う程度にはなかなかできがいい。
主人公たちは中年になったが、内容は青春映画ですな。

LION 25年目のただいま 

Netflix で。
食うや食わずで、母は重労働の石運び、兄は貨車から石炭を盗んだり、なんだかいろんなことをして生計をたてている。
家がそんな状態でも、5歳の主人公は、母と兄の愛情がたっぷりで、満ち足りた表情なんだよね。
まだ小さいけど、家族の役にたちたくでしょうがない、ほんとにいい子。

回送される客車にとじこめられ、1,600キロも移動してしまったというのだから、びっくり。インドは広いわー。ついた場所では、言葉も通じない。

タスマニアに住む白人夫婦にひきとられて、この人達がまたいい人で、りっぱに育つんだけど、家を離れたある日、なにかにとりつかれたように生まれた場所を探し始める。

欧米に養子にいったアジア出身の子供たちは、おとなになって親を探すことも多いと聞くけど、育ての親に遠慮してできない人もたくさんいそう。

月並みといえば月並みなんだけど、音楽がとてもよい。

親や妹と再会できて、よかったね、といい気分になって見終わるところで、最後に画面に映し出される文字列に、衝撃が待っている。
主人公が何度も見る兄の幻影の姿。その意味がはっきり見えてくる。

パラサイトのあの主人公の家族は 

あ、韓国では成人したら父には敬語使って話すのがふつう。母にはそうでもないけど。
他人に向かって自分の親のことを表現するときは、全部敬語。
そこは、日本語と違うのでちょっと注意が必要。

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パラサイトのあの主人公の家族は 

もともと貧乏人じゃなくて、没落した中流階級。
子供たちが、父親に話す言葉が、とても正しい敬語で、最後までそれが崩れない。
あの端正さが、なおさら不気味なんだよね。
何度も事業に失敗して、家族を貧困に陥れた(って、実際には本人の責任じゃない部分が大きいけど)父親にあんなに従順なのはへんな感じ。
親たちも、子供に反抗されるなんて微塵も思ってない。
それが見ててとても気持ち悪かった。

マレフィセント2 

映画館で見損ねたもの。
Amazon でレンタルした。

これけっこう好きなのよね。
正直、あの小娘は気に入らないし、ストーリーもいまいちなんだけど、アンジェリーナ・ジョリーのたたずまいがよい。

自分の同族がたくさんいることを知ったときのマレフィセントの表情がすばらしかった。
ほとんど仮面のように無表情で、笑顔だとめっちゃ違和感あるんだけど、それでもこういう感情表現できるのねぇ。

闇の妖精たちのデザインがかっこいい。

マレフィセントを助ける仲間が、どっかで見た顔だなぁと思ったら「それでも夜は明ける」の人でした。こちらも好演。

ミシェル・ファイファーは、あまりにはまりすぎ。王がバカっぽいのも、アニメの眠れる森の美女のキャラそのまんま。

しゃれにならないくらいキャンセルの嵐。一気にうん十万の売上がふっとぶ。時間だけはできる。
当地の映画館は空いてるので、まだ行こうかなという気になるが、東京だとやっぱり行かないかな。いや、こっちでも出かけないに越したことはないかな。

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