『ブラック・クランズマン』の感想です。 (1/3)
軽~いノリの予告編を見て、こんなのどうやってギャグにするんだ?と思ったが、本編は笑えるところもあるものの、笑いものになっているのはレイシストの白人。
全体にテンポはよいが、軽く描いているわけではなくて、安心して見ていられた。
黒人やユダヤ人の刑事が、仕事だから平気な顔でレイシストに合わせているように見えるが、こんなの続けたらメンタル破壊されるよね、と、ひやひやしながら見ていた。
活動家の恋人(恋人未満かな)が、警官を「ピッグ」と呼ぶのに、「すべての警官が悪いわけじゃないだろう」と抗弁する主人公。自分の立場から出てくる言葉であると同時に、個人を見ないで人をカテゴリーで見る思想の危うさも伝えている。
この女子学生が、若さの生硬さとキュートさを両方見せていて、魅力的だった。
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『ブラック・クランズマン』の感想です。 (3/3)
日本でもヘイトスピーチやヘイトクライム花盛りだが、商業映画でこういうテーマには、とんとおめにかからないねぇ。
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