マトリックスとかファイト・クラブとか・・・自分が話したいことに、無理くり映画を絡めてみた。
デカルトの「方法序説」を読んでとても良くて、語れる友達がいない(泣)ので、無理やり映画の話に絡めてここで語る。
この書の「我思う故に我あり(現実に存在しているのは考えている私だけで、他には何も存在していないのではないか?)」という一句は、マトリックスやインセプションで引用されているという噂がある。がしかしこの句の本質は、当時多大なる影響力を持っていたキリスト教(つまり、神、体制への反発)の存在の否定である。人間の意志と理性こそ最も賞賛されるべきなのだ!(・・・と言いつつも神を完全に否定しているわけでもなく、神は人の心の中にいる、とは言っている。)
1960-1970年代のカウンターカルチャーと全く同じで、デカルトは、強すぎる伝統や習慣、下らない一般常識(笑)への反発を強く表明しているのだ。この辺は、映画「ファイト・クラブ」や「今を生きる」的だ。
彼の哲学は、彼の「真理の探求」に対する態度から来るものだ。「理性」とは知識量ではなく、真理を探求しようという態度だけが、本当の「理性」なのだ!
マリリンモンローのイメージってこれです
(出演映画は良く知らない・・・反省)
https://img20.shop-pro.jp/PA01323/391/product/104396766.jpg?cmsp_timestamp=20160706153807
@mame8 最高のクズっぷりですね!
ワイルドバンチ
サムペギンパーの映画観たことなかったのでDVDで観た。1969年の作品。
ガンガン銃撃しまくる西部劇。途中の風呂のシーンが印象的なのは、出てくるおっさんがとにかく汚いから。荒野を彷徨って何日も風呂入ってねーんだろうな笑。
なんていうか、、、この映画の登場人物達は、マジで自分のことしか考えてない。仲間でさえも、いつ裏切るやもわからない。。。なんか、現代日本のサラリーマンの日常生活を観ているようだった笑。これがサムペギンパーの世界観なのか。
ストーリーは明日に向かって撃て、に似ているけれど、映画の主張はかなり違うと思う。
明日に向かって撃て、は世の中に居場所なんてないから、全てを諦めて世捨て人になろうぜ系の中二病ロードムービー。全く救いが無い。
ワイルドバンチは、世の中のエゲツなさを西部劇に反映してみました系、リアリズム追求型ムービー。最後、ウィリアムホールデン、アーネストボーグナインが男気を見せ、救いのある感じで終わる。世の中はクソだけど、居場所はちゃんとあるんだぜ!ということ。納得。
アンクル・ドリュー
@frenchblue 将来、イチローとか映画に出て欲しい。
@Ken2 ここに住んだら、みんなでゾンビ映画鑑賞会やりたいっすね!
『ファーストマン』
いやー、月面着陸の重みを映画館で感じさせる。ジェミニ計画参加から約9年もの間を一気に駆け抜ける。
アポロ11号に至るまでのドラマは若干駆け足気味で『ドリーム』や『ライトスタッフ』と比べると淡白だが、この映画的にはそういう感動ドラマを狙ったわけではない。
とてつもない距離と時間と時代、その間に起こった幾つもの苦難のミッションと妻&子どもたちの家族のドラマなど、そういうのを一切合切詰め込み、その要所要所を感じることで、終盤に訪れる月面のグラヴィティを感じさせてくれる。
それは『2001年宇宙の旅』が50年経った現在でも通じるように、『ファーストマン』は50年もの時空を越えて月面の地の重みを映画館で感じさせてくれる。
『ゼロ・グラヴィティ』のラストが地球の重力なら『ファーストマン』は月面と時代と家族の重さ。
これである。
@yoshi49 ストームトルーパー役としてなら、どんな人でも出演できそう。俺も出してもらおうかな。
インファナルアフェア
昔観たけど忘れてたのでまた観た。今観てもやっぱりすげー面白い。どっちが先にやられるのかと最後までハラハラさせられる。てか話の展開とか出てくるシーンはディパーテッドと殆ど同じじゃんw。スコセッシこれでアカデミー賞獲ったんかいw。
しかし、映画の雰囲気は結構違う。ディパーテッドの方はお決まりスコセッシ暴力映画。暴力描写が怖く、爽快に、ふざけて、突然に人が殺される。インファナルアフェアの方は暴力描写はあまり写さず、若干暗みのある香港ノワールです。
あとディパーテッドになくこの映画にある要素は仏教。オープニングで仏像が映されるんだけど、なんでかな?と思っていたら、最後を観て、そういうことか!とガッテンした。仏教では生きることは苦しみでしかなく、生の螺旋から外れることが救いなのだと教えられる。この映画のラストはそんな感じだ。生き残ってしまった彼は、この先苦しみ続けるだろう。
あと自分的嬉しいポイントはアンソニーウォン。エグザエル/絆という映画で好きになった俳優だ。最近、見た目はショボいけど、男気のあるカッコいいおっさん俳優をよく好きになる笑。やばいなおれ笑。