インファナルアフェア
昔観たけど忘れてたのでまた観た。今観てもやっぱりすげー面白い。どっちが先にやられるのかと最後までハラハラさせられる。てか話の展開とか出てくるシーンはディパーテッドと殆ど同じじゃんw。スコセッシこれでアカデミー賞獲ったんかいw。
しかし、映画の雰囲気は結構違う。ディパーテッドの方はお決まりスコセッシ暴力映画。暴力描写が怖く、爽快に、ふざけて、突然に人が殺される。インファナルアフェアの方は暴力描写はあまり写さず、若干暗みのある香港ノワールです。
あとディパーテッドになくこの映画にある要素は仏教。オープニングで仏像が映されるんだけど、なんでかな?と思っていたら、最後を観て、そういうことか!とガッテンした。仏教では生きることは苦しみでしかなく、生の螺旋から外れることが救いなのだと教えられる。この映画のラストはそんな感じだ。生き残ってしまった彼は、この先苦しみ続けるだろう。
あと自分的嬉しいポイントはアンソニーウォン。エグザエル/絆という映画で好きになった俳優だ。最近、見た目はショボいけど、男気のあるカッコいいおっさん俳優をよく好きになる笑。やばいなおれ笑。