もっと見る

『クリード 炎の宿敵』、あのサウンドトラック設計は1作目を意識したんじゃないかと思いました。
『1』のサントラ盤に収録されている「フィラデルフィアの夜明け」とか「貴方に夢中」なんかは『炎の宿敵』に直結するテーマを持っていますし、『1』と『5』のジョン・G・アヴィルドセンはニューシネマ畑の監督なので音楽をあまり詰め込まないんですよね。

にわか さんがブースト

今年は『ポノック短編劇場』や『へレディタリー/継承』など、食物アレルギーの危険さを訴えた作品が相次いだ

残業ホラーといえば映画じゃないんですけど二十年くらい前にテレビでやってた『ほんとにあった怖い話』の一編、杉本哲太の『社内怪報』が一人で残業してたら掃除婦の怨霊に憑かれる話で、今観たらそうでもないのかもしれませんが当時は物凄く怖かった。
子供心に残業は悪いものだと強く感じたのである意味教育的なドラマでした。。。

「ちはやふる」の大ヒットも記憶に新しいですが、少女漫画原作の邦画は概ね作品の出来も興収も悪くない気がします。青年漫画でもそれほど酷い例はあまり思い浮かばないので、少年漫画、特にアクションものなんかが色々と難しいんじゃないでしょうか。

にわか さんがブースト


「 大怪獣バラン 」をみました

東北の山奥に、新種の生物の調査に行ったが、
調査員が、現地で事故にあって死んでしまった。
その調査員のことを調査しに、
現場に行ってみると、
そこには巨大な生物がいたという話

大怪獣が出てくる割には、
話も淡々と進んでいき、
怪獣も目的地に一直線に向かい
途中で破壊活動するわけでなく、

しかし、自衛隊の行動は早く、
次から次と攻撃はするんですが、

この攻撃も、新兵器もなく、
現行兵器しかなく、
また時代的にも自衛隊の
装備も大したことなく
映画的にはすごく地味なんですが、

ガメラ2やシン・ゴジラといった
自衛隊対怪獣のハシリのような
映画だと思うと、
面白い映画だと思います。

映画とドラマを厳密に分けようとするとファスビンダーの『ベルリン・アレクサンダー広場』によって映画マニアの思考回路はショートしてしまう

玉城ティナの富江が見てみたい(唐突に)

韓国版『人狼』、原作リスペクトはそこかしこに見られるのですが、それよりも『新感染』とちょっと通ずるものを感じたのが面白方です。
ノスタルジーと進歩主義が過去の清算のテーマの中で同居する現代韓国エンタメ映画の空気感というか。

『アンダー・ザ・シルバーレイク』、映画なので他の映画との関連、引用、というのが咀嚼の取っかかりではあるんですが(あとロックね)、ゲーム的な感覚が色濃い映画でもあったのでゲーム方向から考えてみたくなります。

それもマリオとかゼルダみたいな古典じゃなくて『メタルギアソリット』シリーズのメタ仕掛けとか須田剛一の『ノーモアヒーローズ』の悪ノリバイオレンスとシュールなギャグとか、そのへんの。

HS映画は信者の方が見るものなので幸福の科学らしさや教義を前面に出さないと意味がなくて、けれども教団としては外向けに宣伝もしたいので一般映画の意匠も借りて…という微妙な立ち位置なんですよね。

大川宏洋氏が関わっていた頃はまだ娯楽映画として楽しめるところもありましたけど、離脱後の新作はタイトルからしてHS臭が露骨で少し足が遠のきます…

にわか さんがブースト

ムトゥ 踊るマハラジャ(4K&5.1chデジタルリマスター版)を試写で。 

20年ぶりの劇場公開にはやはりいろいろ去来するものがある。今試写では残念ながら音声の更新が間に合わず、モノラルのまま。そもそもARラフマーンの事務所の片隅に当時の素材が残っていたことから、今回のデジタル・リマスターが可能になったのだという。そして、この企画自体が、日本とインドの共同プロジェクトで、現地でよくあるリバイバル公開に乗っかって日本に持ってきたのではない、1年以上をかけた労作なのだという。つまり『バーフバリ』の大ヒットに乗っかった急ごしらえの企画ではないということ。これまではそう思ってた、申しわけないことながら。ロケ地についてはこれまで知り得たものに加えて、カルナータカのメールコーテでも撮られていたことが確認できて嬉しい。グルヴァーリ・ソングの冒頭の変わった衣装が、部族民のそれからのインスパイアードだとか。それから、1995年の本作中で登場した老人バージョンのラジニと、今年2018年のKaalaでの若作りメイクなしのラジニとを比較するのも楽しい。23年前のラジニの老人メイクはかなり良くできたものだと思った。

『エレクトリック・ドリームス』、自分も何話か見て放置してしまったクチですが、どちらかと言えば奇妙な味の『地図にない街』を映像化しているあたり、模造記憶やアンドロイドに留まらないディックの多面性を引き出そうとしているようで企画としては好印象でした。ただあんまり面白くないんですけど笑

ホアキン・フェニックスのジョーカーは素直に楽しみではあるんですがもともとジョーカー的な腹の読めない芝居を持ち味としていて、そのうえ『容疑者ホアキン・フェニックス』なんていう数年がかりの手の混んだジョークを飛ばすリアルジョーカーにジョーカー演じてもらっても確かにジョーカーだなぁって感じるだけで確認作業のようになってしまうような気がしなくもない。

人生No.1映画 

『モータルコンバット』です

『ゼイリブ』は新宿シネマカリテでもレイトショーやるみたいです

『ツインピークス』の時には大道具だったスタッフをボブ役で起用したり、おそらくは異化作用を求めてのことなんでしょうが、リンチは本業役者じゃない人間を物語の転換点に配置する。

くそぅ、行きたかったなあ新文芸座リンチ。今月は名画座ラインナップと特集・リバイバルが充実し過ぎだ…。

にわか さんがブースト

『人間機械』(Machines、2016)をユーロスペースで。 

東京最終日最終回上映にやっと行けた。モーディーのお膝元で発展著しいグジャラートに、UP、ビハール、オリッサ、ベンガル、チャッティースガル(劇中で挙げられていた地名は多分これが全部だと思う)からやって来て、1シフト210ルピーで働く職工たち。組合ができるとリーダーが殺される。職工たちは会社のトップを知らず、周旋業者が全てを牛耳る。明らかに低カースト&おそらく部族出身者がほとんどの中に、聖紐をつけた人物も交じる。工場内の様子がランダムに映るが、サリー作りのための度の行程なのかが分かるのは半分以下。建て増しをし続けて奇妙な構造になった温泉旅館が無理を重ねて何とか機能してるのと同じようなものを感じる。印象的なのは、製品である布が無造作に床に積み上げられたり、その上で倒れ込むように寝ている労働者がいること。不要な布を燃やしていると思しい大窯も。そして製品にはカバーがされず、大雑把に巻いたままで出荷されていく。つまり外側の2,3巻き分は売り物にならないこと前提のようなのだ。ここにこの工場労働のあらゆる矛盾が凝縮されているように思えた。

にわか さんがブースト

悲しみに、こんにちは 

ダークホースでした。当たり!
子供は苦手だけど、本当欧州は良い子供が主役の映画が多し。
(多分エイズで)母親を亡くした女の子と姉の子であるその子を引き取った家族の新学期を迎えるまでの夏のひと時が、過剰な演出無しで描かれている部分がじんわりとココロに染み入りました。
ハリウッドのプロっぽい子役ではなくて、その辺で拾ってきた普通の子っぽい子を起用している部分が好感度大。
時代設定も1993年と今よりも少しだけスローな20世紀後半に設定しているのも、どこか郷愁を誘いました。
下半期に入って気に入った作品の筆頭になりました。

何かの話題で盛り上がれるタイプの人がいない、の可能性も

もっと見る
映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。