あと、、、9月頃にお知らせしておりました、映画ドンのトゥートをストックできるサイトの方ですが、、、9月~10月頃は仕事が激務でなかなか手がつけられず、ここ1カ月間くらい最終調整を行っております…。現在、データベースの最終確認を目視で行っておりまして、、あと数週間位で公開できそうかな・・・という状況です。ということで、、またご報告いたします.......
https://eigadon.net/media/EAV1Xb2kNVN7g9zEuHE
今年もそろそろ終わりですねぇ・・・。
2018年は、衝撃を受けた作品はあまりなかったかなぁ~と、ボンヤリと思っていんたんですが、改めて振り替えるとかなりありました。
今年の1月~2月頃は、ブラック・ミラーを全話見て、死ぬほど衝撃を受けておりました。
シェイクスピアがいたからかどうか分かりませんが、イギリスの脚本家(チャーリー・ブルッカー)のレベルはヤバイ。。凄い・・・と。ブラック・ミラーは、Netflixで見れるので、未視聴の方は是非。
あとは、「レディ・プレイヤー1」や「高い城の男」もかなり凄い作品でした。
という事で、見た本数は少ないのですが、いろいろと質の高い作品を鑑賞できた2018年でした。
来年はどうなりますかね~…。
Odiyan (Malayalam - 2018)を川口スキップシティで。
何というか、まとまり切らない切れ切れの感想が脳内を渦巻く大作。こういうの久しぶり。おそらくは部族の血をひくのであろう黒魔術師の家系に生まれた男が、術殺の嫌疑をかけられて共同体から追放されるが、殺しの真相を明らかにするため15年ぶりに戻るという話。その黒魔術ってのは動物に化けたりするものなのだが、基本的には依頼を受けて被害者の脅かすだけのもので、報酬も酒瓶一本という程度のもの。この辺りのおどろおどろしさの抑制が低評価につながったのかも。しかし普通に考えたら笑っちゃうしかない牛面の着ぐるみをあのスタイリッシュさで撮る技術に唸る。同時に結ばれることのない名家の女性への恋慕心も描かれて、このあたりが芝居としての見せ場。モーハンラールとマンジュの合計100歳超のラブ・デュエットの美麗さには絶句する。夜は全てを美しく包み込むのだ。何度も行ったことのあるテンクリッシが舞台というのに吃驚(ただし実際のロケは明らかに別の場所)。おそらくは1970-80年代が舞台。携帯電話のない世界というのは愛おしいものだと改めて思ったのだった。
新作の攻殻機動隊に関する記事を読んで思い出したけど、昔見た荒牧伸志監督のスターシップ・トゥルーパーズが微妙だったというか、妙に鼻につく作品だった記憶がある。
その理由が今やっと理解できた。
そもそもシリーズ中最も評価されているスターシップ・トゥルーパーズ第一作目は「真面目さ」と「おふざけ」の2つの側面を持った作品で、世界観や主人公の成長物語は基本シリアスなんだけど、その分バーホーベン監督らしい皮肉の効いた演出や展開が神がかってて、このバランスが良かった。
それに対して荒牧伸志監督のスターシップ・トゥルーパーズは中途半端に真面目一辺倒な作品で、なんか一生懸命アクションホラー路線で頑張ってる割には、肝心のキャラクターが共感も個性も欠片もない人物ばかりだから、妙に終始「スベってる」感があった。
まあ終盤の旧主人公無双とか、一作目のメインキャラ組が勢揃いするラストとかは地味に好きだったけども。
シン・ゴジラ
ううむ。。。いろんな人の感想を読んで、政治劇、3.11、大人向け映画だ、とか思っている人が多いみたいだけど
改めて観て思ったことは、全く政治劇ないなーということなんだよね。3.11も無いじゃん?そりゃ、津波っぽいシーンは出てくるけど、監督の力点はそこにはない。
むしろ悪く言えば、庵野監督は人間を描く気が全っ然ないぞwwwこの映画。多分日本の未来にも興味ないと思うぞwww。
それよりも、この映画の一番の射精ポイント(いや・・・見所です。すみませんw)は、中盤の放射能火炎を吐くシーン。一吐きで東京23区が火の海になる(ゴジラは巨大な火炎放射器だったのか!)。あれはすごい。東京を火の海にした後で、ゴジラがその中を立っているシーン。この辺のシーンだけ感動的なまでに力を入れて作られている。
これさ。ナウシカの回想シーンに出てきたじゃん。もうわかるじゃん。「Hayao愛」の映画なんだよ!
この映画は中二病アニメヲタク向け、てゆーか基本的には子供向けであって、大人向け映画じゃないと思うけどなぁ。だからアメリカでこけたんだよ。客層間違えたんでしょ?どうせ。
https://www.youtube.com/watch?v=lsYNF-12y9I
ヤベェ。ハドソンの「Fuck you!」がめちゃくちゃカッコイイ。
よろしくお願いします。