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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ 

米国のやりたい放題大爆発。
今回も白黒つけろな世界ではなく、ひたすらグレーな世界が広がっておりました。
前作は正面からガチのドラッグ戦争を描いてましたが、今回はドラッグカルテルに纏わる誘拐がメインになってました。
誘拐のパートは少しセンチメンタルな感じがしたので、もっと硬派な演出で見たかったです。個人的には。
また、冒頭のソマリアやジブチのエピソードは、必要ないんじゃないかと個人的には思ってしまいました。この部分のせいで話が散漫になるような気がしたので。
比べてしまうと、前作の方が、緊張感が連続する部分が好きです。
とりあえずデルトロは、相変わらずカッコよかった。そこは安心しました。
終わり方がヨーロッパ映画的なここで終わるのかよ。な構成でもありました。

モダンライフ・イズ・ラビッシュ 

ブラーのアルバム名のタイトルに乗せて、あるカップルの出会いと別れを描く90年代以降のブリット・ポップ好きのツボを押す物語。
バンドマンが売れないのは今も昔もも変わりませんが、2010年代以降はSNSも絡み、従来とは表現の方法が変わってきている部分があるのも今っぽいかも。終盤の不思議小包のエピソードは、中々素敵だなと思いながら見てました。

ボヘミアン・ラプソディ 

映画としてとても良く纏まった仕上げになってました。
音楽映画って映画好きでも、ピンポイントでしか刺さらない物が多いですが、クイーンは楽曲の良さと、音楽を知らなくてもCMなどでよく使われているので、幅広い層にアピール出来る点が、他の音楽映画と違う点かも。
色んな方が指摘していますが、エピソードが史実と時系列が違っているという部分に注意が必要かも。でも、映画ですのでフィクションであると考えれば、許容範囲なのかもしれません。
制作過程で色々あった映画なので、まずは無事公開に漕ぎ着けて良かった。と思わざるを得ない。
これはIMAXでも見たくなります。

アンクル・ドリュー 

年に数回作動するアホアホ映画スイッチが作動したので見てきました!ストーリーは奇をてらわない割と直球のスポーツ物だったと思います。
やはり一番の見所は、
一流選手の華麗なプレーだったと思います。見ていて小気味良かった。
自分が学生時代少しだけバスケ部だった事を思い出しました。
そして、エンドロールが今年見た映画の中でいちばんウケました。肩肘張らない娯楽作だと思います。バスケが題材だったからか、男子のお客さんが多かったです。

まだ、映画見てないけどサントラ買いました。ボヘミアンラプソディー。

ライ麦畑で出会ったら 

題名通りサリンジャーの本に触発された高校生を取り巻く物語。演出に癖があるので好き嫌いが分かれそうな作品。
青春モノの王道な作りでした。
C・クーパーは、偏屈なおじさん役がよく似合う。

ソフィーの選択 

勿論見た事あるけど、午前10時の映画祭で上映されてたから再見。
ずっと好きなK・クラインの映画デビュー作でもあります。
主演の2人は、一昨年「幸せをつかむ歌」でも共演してましたね。
アクターズスタジオのインタビューに登場した時も、この映画の話を受けたときは、凄く緊張していたと話していたのを思い出した。
前から思ってたけど、髭があるときは、アクが強い役。ない時は、割と普通の人っぽい役かな。

13回の新月のある年に 

ファスビンダー。名前は幾度度なく目にしていた監督ですが今迄見る機会が無く、今回の初上映作品が自分の中での初ファスビンダー鑑賞となりました。
これ40年前の映画ですが、
LGBTを扱った映画が近年多数公開されている事から、彼の作風は今の時代とてもマッチしていたのではと思わずにいられません。生きていて新作が撮られていたらと考えると色々興味深いです。

ネタバレ書く場合は、cwで覆ってくれると書く人見る人両方の幸せかも。

世界で一番ゴッホを描いた男 

中国の深センの複製画家村で、20数年ゴッホの複製画を描き続けている職人さんを巡るドキュメンタリー。
ひと昔前の中国だと、世界の工場・コピー天国のイメージですが、こういうビジネスもやはりあるんですね。
上っ面やビジネスの面だけにフォーカスを当てるのではなく、職人一家の人々の様々な側面も垣間見られた部分は好印象。
個人的には、ヨーロッパを訪問してからの転機の部分が良かった。私は深センのダイナミックな都市の活力に興味を持ちました。ちょっと覗いてみたい街です。

バグダッド・スキャンダル 

やはりB・キングスレーの貫禄が一番インパクトがありました。胡散臭さと狡猾さ物事の裏も表も知ってるぞな役はハマってました。
国連にしろバチカンにしろ権力(+金)が集まる所がクリーンな訳が無い。
野心的な外交官に利権にしがみつきたい古今東西の魑魅魍魎が寄ってくる様は、中々リアルな現実を映していたと思います。
時事問題や国際情勢の駆け引きがお好きな方なら地味ですが割と気にいる正攻法な作品だと思います。
国連の「石油食料交換プログラム」の汚職は一時海外メディアではかなり取り上げられていましたが、日本ではそんなに問題にされていなかったような気がします。見る前に軽くwiki ってからだと分かりやすいと思います。
経済制裁で困窮したイラクを人道的に救うプログラムの筈だったが…プロセスの過程で汚職や賄賂が発生。その実態を暴いた本が原作です。原題は、原作の本と同名の題名でした。(直訳すると「背中合わせの初心者」みたいな意味ですかねえ)

人生フルーツ 

昨年から見るタイミングを逃しておりまして、やっと見る事が出来ました。
原作の「あしたも、こはるびより」はだいぶ前に読んでおりました。
題材的にも、普段映画を見に行かない層にもリーチしそうと思ってました。
こんな風に歳を取りたいと思う人は割と多いと思うんですが、これ若い時から自分の人生や生活をどうしたいのか。具体的なプランが無い人には難しい生き方ですね。
主役のご夫婦の生き方に、時代が追いついて来た感がある所が、この映画が支持されてロングラン上映になってる要因なんだなと思いました。

サーチ 

サンダンスの観客賞受賞という文言に惹かれて見てきました。
ネタバレ注意。何も見ずにそのまま劇場にgoしましょう。という言葉今年何回使った事だろうか。
凄く今っぽい作品だと思います。監督は20代の若手らしいですが、こういうアイディア一発勝負の作品大好きです。これも見た人で語り合いたい系統でした。

LBJ ケネディの意志を継いだ男 

監督R・ライナー、主演はW・ハレルソンという渋い作品でした。ミドルネームはベインズなんですね。知らなかった。
JFKと比べたらかなり地味な大統領。自分も名前ぐらいしか知らない人でした。
ケネディ暗殺からの大統領就任&公民権法成立までをコンパクトが纏めてられてました。
映画を見ている限りでは、ジョンソンは、中々の調整役ですね。カリスマ性よりも、実務に精通した頼もしいベテランだったので、ケネディが副大統領に選んだのがよく分かります。
脇役にR・ジェイキンズやB・プルマンも登場してました。脇役達も安心して演技力が堪能出来る俳優達で固められてました。主役といい題材といいいぶし銀な映画でした。

マイ・プレシャス・リスト 

予想通り自分が好きなタイプの作品でした。
会話主体で、ミニマムな人間関係な中でストーリーが展開して脚本がよく練られてるのが分かりました。
主人公がIQ高い元天才。という部分以外は割とこういうタイプの人いるよね。な感じだったので、設定に違和感はなかったです。どんな人間も完璧ではない。というのを改めて認識させてくれる映画でした。

2001年宇宙の旅 (IMAX) 

銀座のテアトルでのリバイバル上映以来の鑑賞。フィルムアーカイブでのチケット争奪戦に負けましたので、IMAXにて鑑賞してきました。
いつも思うけど、キューブリックの作品は時代に対して早すぎる。凡人が理解出来るまでにかなりの時間を有する。
今回も正直訳分からんな部分が多いですが、大画面で見たからかもしれませんが、没入感が凄くて、何も考えずに映像の中を一緒に漂ってきました。今見るとモノリスって、スマホにしか見えないですね。

ガンジスに還る 

近年踊らないインド映画に当たりが多いので気になって作品です。
監督は撮影当時24歳だったそうで!この枯れ具合が凄いですね。(褒めてます)
インドの紀行文や旅の番組を見ていると、必ずと行っていいほど、ガンジス・死のイメージが挟み込まれていてお約束な感じもしますが、映画の題材として真っ正面から死を扱ったインド映画は珍しいのでは思いました。
バラナシのホスピス(解脱の家)に向かうまでのロード・ムービーなのかと思ってたんですが、中身は違いました。バラナシ到着後の解脱の家で死を迎える準備ををしている人々とそれを取り巻く人達が中心に描かれてました。
宗教や人種によって死生観は様々ですが、生きている人が皆いつかは経験する事ですので、その辺の違いは超えて、鑑賞の目に耐えられる作品になってた思います。
これ、ソコソコの年代の親や祖父母と一緒に見に行ったら色々考えてしまいそうです。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち 

前評判に違わず面白かった!あっという間の2h強。
エンタメの要素とプロットの巧みさが上手く合わさった良作でした。
カンニングという古典的な題材を、意外とアナログなテクで乗り切っていくのも興味深い。
登場人物達それぞれが持っている物や持たざる物のコントラストで、残酷な現実を見せつけられる感なども今っぽいテーマかもしれません。
夏に見たポップ・アイといい最近のタイ映画は良い物が多いですね。そういえば主役リンのお父さん役はポップ・アイで象の相棒のおじさんですよね。売れっ子なのかなタイでは??

運命は踊る 

ミニマムな構成の作品でした。
ヨーロッパ映画はこういう演出がお得意ですよね。
かくいう私はこのタイプの作品が好きです。
戦闘シーンがあるだけが戦争
映画じゃないのは、皆さん重々承知ですが、ここまで家族の問題として、削ぎ落としかつ丁寧に描く事で、少し他の作品と雰囲気が違うように感じました。
今年あった戦争遺族物「30年後の同窓会」や中東物「判決、ふたつの希望」などと題材は近いのに仕上がりのテイストが全然違うという。
音楽が控えめかつ、殆ど使われてなかった(最近この手の物多いですね)要因もコンパクトな印象を与えているように思いました。ただ、
前半の1hに耐えられないと睡魔の世界に誘われるかもしれません。
平日の昼間に見てしまったからかもしれませんが、いびき度が高かった作品でした…。

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