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女王陛下のお気に入り、見てきた。いやー、けっこう笑えたんだけど、お客がぱらぱらで、だれも笑わないのでさびしかったわw

『アクアマン』の感想です。 

おもしろかったー。
そして、あとになにも残らない。
ただ、ぽかーんと画面にみとれるのが気持ちいいよ。
eigakansou.life/%e3%82%a2%e3%8

『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』の感想です。 (3/3) 

すごい勢いで自分の家をぶち壊すのだが、最後のシーンでは壊れていないので、あれも妄想なのか、ともう一度見直したくなってくるが、たぶん見直してもヒントはない。

ジェイク・ギレンホールって、こういう奇矯な役がめっちゃ説得力がある。
でも、自分がゲイなのか、戸惑っている少年とのやり取りとか、まっとうな大人の顔もあって、それがキャラクターの幅になっているようだ。
eigakansou.life/%e9%9b%a8%e3%8

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『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』の感想です。 (2/3) 

その行為を通して、だんだん納得がいかない感情が、自分の中で落ち着いてくる。平たく言うと、ふつうに悲しむことができるようになる。
こう書いちゃうと簡単な話なのだが、そんなに単純ではない。

これ完全に妄想でしょ、というエピソードが途中で出てくるので、それ以外の奇妙なエピソードも、主人公の妄想なのかどうか、見ている方が自信がなくなってしまう奇妙な仕掛けが、この映画のおもしろいところだ。
妄想もとくにファンタジーぽい演出ななされておらず、ほかのシーンと完全に等価に描かれているので、なにがなんやらわからない。

eigakansou.life/%e9%9b%a8%e3%8

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『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』の感想です。 (1/3) 

身近な人が急死したとき、その事実を受け止めきれず、悲しむのではなく怒りを感じるというのは、実際よくある話だ。そして、たいてい目の前の人にそれをぶつけて人間関係を壊す。納得のいかない感情を、だれかのせいにしたいんだよね。

この映画の主人公は、人間にも多少当たっているが、それ以上にモノに徹底的にあたっている。破壊。原題の Demolition。
(しかし、このわけのわからない邦題はなんだ。いや、ネタ元は映画の中にあるんだけど、それタイトルにするようなものじゃないし、日本語の意味もだいぶ違うし)

eigakansou.life/%e9%9b%a8%e3%8

『ファースト・マン』の感想です。 (2/2) 

妻同士が励まし合っているところも描かれるが、やはりお互いに垣根越しに話してる感じだし、男たちも、仲間同士ではあるけれど、一番乗りを狙うライバルでもあり、気を抜くところがないよね、という感じ。

しかし、白人しか出てこない映画だな、と思ったら、途中、アポロ計画に税金をじゃんじゃんつぎこむことを風刺したラップのシーンが有る。
生活の苦しさを訴え、「白人が月に行く」と。

NASAなんて、白人の男しかいない。
1960年代には当たり前の風景だったものが、いま見るとものすごい違和感。
ソ連との競争も、そういうこともあったねぇ、という感想。
自分がはっきり覚えてるから最近のことのような気がするが、50年前は歴史の世界なんだよな。
eigakansou.life/%e3%83%95%e3%8

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『ファースト・マン』の感想です。 (1/2) 

ずっと立ち込める死の予感。
最後に成功することがわかっていて、この緊迫感はすごい。

冒頭から生死の境すれすれの世界が描かれる。
そして、孤独感に圧倒される。

その後は、家族やチームの仲間にいつも囲まれていて、孤独なシーンはないのに、なんともいえない寂寥感を感じた。
主人公だけではなく、その妻も。

ジェミニ8号に乗り込むとき、宇宙船をなめるように写すのだが、まるで棺のように見える。
荒涼とした月面も、やはり死の世界を思わせる。
ラストシーンも、月面着陸が成功し、夫婦がガラス越しに対面しても、笑顔もなく、見つめ合うだけ。
死の淵から帰還してきたというのに、夫は彼岸にいるようだ。

住んでいるのが、まあ、日本なら社宅ということろで、ご近所も同僚。

eigakansou.life/%e3%83%95%e3%8

yhlee さんがブースト

@yhlee アメリカでは障害者法案のため映画館では字幕マシーンを借りることができるんですよ!
映画に限らず少し前に歌手のビヨンセのHPが視覚障害者に配慮していないと炎上したことも同じかなと。アメリカでは彼らが自力で自分のことをするのが当たり前であり、公平であるという考え方に基づいているため、日本の支え合ってという考え方とは少し異なるなと。
移民の受け入れにより私が子供の頃より多様性や多文化に触れる機会がいまの子たちにはたくさんある時代なのでたくさん議論をし良くなるといいなという思いです。

『ナイトクローラー』の感想です。 

やー、ジェイク・ギレンホール、めっちゃ気持ち悪っ!!(ほめ言葉)
がりがりにやせて、目は飛び出しそうだし、ぺったりなでつけた妙な髪型。
中身のない言葉を冗舌にまくしたてるが、目は座ってるし、完全にいっちゃってる。
そのテンションがずーっと続くのがすごい。

リズ・アーメッド演じるバイトくんは、明らかにまともなのに、ギレンホールの演技にまきこまれてしまうと、根性無しで、ポリシーもなく右往左往する俗物に見えてくる。

警察の取調室のカメラを通して、ぱちっとカメラ目線になるシーンは、ほんとぞっとした。
かくして、悪は栄える、というラストも好みでした。
eigakansou.life/%e3%83%8a%e3%8

邦画の日本語字幕。
映画好きとか言っていながら、問題に気づいてもいなくて恥ずかしい。
わたしたちができることって?
配給会社サイトの「お問い合わせ」から要望を伝える?
twitter.com/ayammin/status/109

『ポカホンタス』の感想です。 

侵略者と被支配者だろうと、人は恋に落ちるときは落ちる。それ自体は別に責めることでもない。ただ、それを単にラブロマンスとして消費するのは、わたしにはムリだなー。ということ、再確認する結果になった。

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『ポカホンタス』の感想です。 

19世紀の白人に都合のいい物語を1995年に映画にしたわけだが、基本的な価値観が19世紀のまま。
侵略・支配された民族の中で、侵略者に親しみを見せる人物を使って、自分たちの罪悪の言い訳にする。
I have black friends ってやつね。

アメリカの自然の描写などは美しいし \"Color of the Wind\" はいい曲だけどねぇ。
自然の精霊たる柳の精が、ジョン・スミスの味方をしちゃうのは、なんぼなんでも図々しい。
eigakansou.life/%e3%83%9d%e3%8

『エンジェル、見えない恋人』の感想です。 (2/2) 

きれいで雰囲気のある映画だったけど、ぽかーんとなっちゃって、うまくおさまらない感じ。
eigakansou.life/%e3%82%a8%e3%8

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『エンジェル、見えない恋人』の感想です。 (1/2) 

80分と、短い映画なんだけど、これが限界だと思う。
主人公は透明人間、顔が映るのが主人公の母とヒロイン(成長につれて女優は3人)だけ、しかもほとんどのシーンが主人公の視点で、ぐらぐら揺れるカメラワークなので、すごく息苦しい。
多少広がりのある風景が、湖の景色だけで、思わせぶりに何度も出てくるので、こりゃ、落ちるな、溺れるな、と思ったら、ほんとに落ちた。
謎だらけのストーリーで、ファンタジーとして受け止めるしかないんだろうけど、映像はどアップの連続で毛穴がすごく生々しく、現実感ありすぎた。
庭や林のシーンは夢の中みたいだったんだけどなぁ。
ハッピーエンドだったのには、まじびっくりした。急に収入の話が出てくるし。

eigakansou.life/%e3%82%a8%e3%8

「エンジェル、見えない恋人」見てきた。とても静かな映画だったので、じゃがりこ持って入ったけど、食べるのはあきらめました(^^;

自分で書いた文章でも、1年以上たつと、中身はまったく忘れていて、ひさしぶりに読んだら、ぐっと来た。アホみたいw

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映画感想.life で『ヒアアフター』の感想を見て、自分も過去にブログに書いたものをはりつけてみようかと思ったら、あまりにも長いので、URL 書いておきます。
イーストウッド映画の中でも、地味なほうだと思うけど、わたしは好きな映画。
yhlee.org/movies/2017/05/24/he

『上流階級』の感想です。 (2/2) 

18禁ということで、セックスシーンもそこそこ入っているが、オペラを大音響で流し、ローションベタベタの妙な趣向のシーンが長すぎた。腹の出た中年男のヌードをあんなに写すものではない。
スエは露出あんまりなく、雰囲気だけでした。
eigakansou.life/%e4%b8%8a%e6%b

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『上流階級』の感想です。 (1/2) 

あっ、邦題は「上流階級」だったんですね。でっきり原題の「上流社会」のままだと思ってました。

スエもパク・ヘイルも好きだし、という程度の気持ちで見始めたが、これがけっこう拾い物だった。
パク・ヘイルは年食ってもなんとなく坊っちゃんぽい役が似合う。スエもいつものキャラクターって感じ。

ストーリーは、腐敗した財閥と保守政党が結びついて国民からお金をかすめとろうとし、世間知らずの大学教授がうまく利用されそうになって云々という話で、とくに新鮮味はない。
あと、現代美術なんて、てきとーに作ってるんだろ的な描写が随所に見えて、これもいただけない。

じゃあなにがよかったかというと、主人公のふたりだけではなくて、キム・ガンウやユン・ジェムン等の脇も含めて、キャラクターがきっちり立っていて、それぞれの行動に説得力があったというところかな。

eigakansou.life/%e4%b8%8a%e6%b

『サスペリア・』の感想です。 

公開当時のことは覚えているが、格別そそられるところもなく、未見だった。
ショッキングなシーンをつなぐためにストーリーがあるという感じで、要するにぐだぐだ。
出てくるバレエ学校の生徒たちが、とくにこれといった性格付けがなくて、誰かと誰かが入れ替わっても問題なさそう。
原色の照明、豪華で不思議な建物、そして音楽が見どころなんだろうなぁ。正直、あんまりピンと来なかったけど。
アリダ・ヴァリはかっこよかった。
eigakansou.life/%e3%82%b5%e3%8

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