あっ、邦題は「上流階級」だったんですね。でっきり原題の「上流社会」のままだと思ってました。
スエもパク・ヘイルも好きだし、という程度の気持ちで見始めたが、これがけっこう拾い物だった。
パク・ヘイルは年食ってもなんとなく坊っちゃんぽい役が似合う。スエもいつものキャラクターって感じ。
ストーリーは、腐敗した財閥と保守政党が結びついて国民からお金をかすめとろうとし、世間知らずの大学教授がうまく利用されそうになって云々という話で、とくに新鮮味はない。
あと、現代美術なんて、てきとーに作ってるんだろ的な描写が随所に見えて、これもいただけない。
じゃあなにがよかったかというと、主人公のふたりだけではなくて、キム・ガンウやユン・ジェムン等の脇も含めて、キャラクターがきっちり立っていて、それぞれの行動に説得力があったというところかな。
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