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セルジオ&セルゲイ 

インターネットがない今の時代から見ると、かなり牧歌的な世界が展開されていた91年が舞台のお話。
宇宙に取り残された宇宙飛行士は登場しますが、SFというよりもこの映画明らかにヒューマンドラマになってますね。
広く他人や世界と繋がる事に、色々なハードルが高かった時代は、他人との縁や繋がりについて、皆大切に噛み締めていたように感じます。
セルゲイもセルジオもそれぞれの理由により、生活する上での危機に遭遇しますが、お互い過干渉し過ぎない{物理的に出来ない)部分が、抑制が効いてて良かったと思いました。
見た後に他人に優しくしたくなる作品ですが、今の日本だと残念ながら無理です…

マダムのおかしな晩餐会 

コンパクトによくまとまった作品だったと思います。
事前の予想通りに会話劇を楽しむ構成が自分好みでした。
登場する富裕層にゲイのカップルがいたりパリに住む異国人家庭が舞台だったりと
今っぽい設定に、人は見た目や階級で質が決まるのかという古典的な題材を合わせた所が、印象的でした。
序盤のマダムに扮したメイドが、ディナーの席で、「英国人は好き?」と聞かれて、「英国人は嫌いだけど(ヒュー・グラント)は好き!」と返してる部分の台詞は、()の部分に色んなセレブの名前を入れて、普段使えるナイスな言い回しだと思いました。

エリック・クラプトン 12小節の人生 

クイーンの映画と比べてしまうと「映画」としての完成度は落ちると思います。けれど、ご覧になる方はクラプトンに関心がある人だと思うので、キャリア総括な構成は、そこそこ満足されるのではないかと思います。
個人的には、ずっと好きなミュージシャンが、スティーブ・ウィンウッドなんですが、彼と組んだバンドブラインド・フェイスの話の部分で少しコメントしててありがとうございます。という気持ちになりました。

いつだってやめられる 闘う名誉教授たち 

3部作の最終話見てきました。
このシリーズは見るたびに、イタリアと日本の構造問題がそっくりだな。と思わずにはいられません。
ポスドクや社会の硬直化などの硬派な面も描きつつ、基本はコミカルな味付けがされている部分が最大の魅力だと思うんですが、今回もその点はクリアされていて、安心してストーリーに身を委ねて鑑賞すれば良い感じでした。
前2作と比べると話のアップダウンの付け方が穏やかなのは、シリーズの収束に向けて纏めていこうという趣旨なのでは。と感じたので、その部分も違和感は感じなかったです。

彼が愛したケーキ職人 

今年は本当にLGBT映画が多くて、若干食傷気味ではあります。
ですがこの映画は、控えめな演出が割と好印象を持ちました。
妻と愛人なんて女同士だったら、修羅場しか想像出来ないですけど、それぞれの性別が違うだけで、関係性が何となく違う感じにみえてしまうのは、私の偏見のかな。と見ながら考えてしまいました。
主人公のパティシエが押しが強くないキャラクターで、かといって他人に無関心という訳でもない、人との適度な距離感の保ち方が見ていて心地良かった。
彼が黙々とケーキやクッキー、パンを作る姿が印象的でした。

おかえり、ブルゴーニュへ 

C・クラピッシュの作品は、パリ、NY、バルセロナなど都市を舞台にした物が多い印象がありますが、今回はブルゴーニュのドメーヌで展開していました。
ワインの話も絡んできますが、それよりも家族とりわけ兄弟を巡る物語という事で、普遍的なテーマということもあり、見てる人に割とすっと入ってくるのではと思いました。
見る方の年代にもよるんだと思いますが、親がそこそこの年齢に差し掛かってる人が見ると色々思いが巡ると思います。
やはり、人種や国境を問わず家族の問題は厄介で。と思わずにはいられませんでした。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ 

米国のやりたい放題大爆発。
今回も白黒つけろな世界ではなく、ひたすらグレーな世界が広がっておりました。
前作は正面からガチのドラッグ戦争を描いてましたが、今回はドラッグカルテルに纏わる誘拐がメインになってました。
誘拐のパートは少しセンチメンタルな感じがしたので、もっと硬派な演出で見たかったです。個人的には。
また、冒頭のソマリアやジブチのエピソードは、必要ないんじゃないかと個人的には思ってしまいました。この部分のせいで話が散漫になるような気がしたので。
比べてしまうと、前作の方が、緊張感が連続する部分が好きです。
とりあえずデルトロは、相変わらずカッコよかった。そこは安心しました。
終わり方がヨーロッパ映画的なここで終わるのかよ。な構成でもありました。

モダンライフ・イズ・ラビッシュ 

ブラーのアルバム名のタイトルに乗せて、あるカップルの出会いと別れを描く90年代以降のブリット・ポップ好きのツボを押す物語。
バンドマンが売れないのは今も昔もも変わりませんが、2010年代以降はSNSも絡み、従来とは表現の方法が変わってきている部分があるのも今っぽいかも。終盤の不思議小包のエピソードは、中々素敵だなと思いながら見てました。

@mame8 フレディが猫好きで、めっちゃ飼ってますよー。

ボヘミアン・ラプソディ 

映画としてとても良く纏まった仕上げになってました。
音楽映画って映画好きでも、ピンポイントでしか刺さらない物が多いですが、クイーンは楽曲の良さと、音楽を知らなくてもCMなどでよく使われているので、幅広い層にアピール出来る点が、他の音楽映画と違う点かも。
色んな方が指摘していますが、エピソードが史実と時系列が違っているという部分に注意が必要かも。でも、映画ですのでフィクションであると考えれば、許容範囲なのかもしれません。
制作過程で色々あった映画なので、まずは無事公開に漕ぎ着けて良かった。と思わざるを得ない。
これはIMAXでも見たくなります。

アンクル・ドリュー 

@tacchan いいですねえ。ジジイ大丈夫なのかよ。ってツッコミ入れられながら華麗なプレーが見たいです!

アンクル・ドリュー 

年に数回作動するアホアホ映画スイッチが作動したので見てきました!ストーリーは奇をてらわない割と直球のスポーツ物だったと思います。
やはり一番の見所は、
一流選手の華麗なプレーだったと思います。見ていて小気味良かった。
自分が学生時代少しだけバスケ部だった事を思い出しました。
そして、エンドロールが今年見た映画の中でいちばんウケました。肩肘張らない娯楽作だと思います。バスケが題材だったからか、男子のお客さんが多かったです。

まだ、映画見てないけどサントラ買いました。ボヘミアンラプソディー。

ライ麦畑で出会ったら 

題名通りサリンジャーの本に触発された高校生を取り巻く物語。演出に癖があるので好き嫌いが分かれそうな作品。
青春モノの王道な作りでした。
C・クーパーは、偏屈なおじさん役がよく似合う。

ソフィーの選択 

勿論見た事あるけど、午前10時の映画祭で上映されてたから再見。
ずっと好きなK・クラインの映画デビュー作でもあります。
主演の2人は、一昨年「幸せをつかむ歌」でも共演してましたね。
アクターズスタジオのインタビューに登場した時も、この映画の話を受けたときは、凄く緊張していたと話していたのを思い出した。
前から思ってたけど、髭があるときは、アクが強い役。ない時は、割と普通の人っぽい役かな。

13回の新月のある年に 

ファスビンダー。名前は幾度度なく目にしていた監督ですが今迄見る機会が無く、今回の初上映作品が自分の中での初ファスビンダー鑑賞となりました。
これ40年前の映画ですが、
LGBTを扱った映画が近年多数公開されている事から、彼の作風は今の時代とてもマッチしていたのではと思わずにいられません。生きていて新作が撮られていたらと考えると色々興味深いです。

ネタバレ書く場合は、cwで覆ってくれると書く人見る人両方の幸せかも。

世界で一番ゴッホを描いた男 

中国の深センの複製画家村で、20数年ゴッホの複製画を描き続けている職人さんを巡るドキュメンタリー。
ひと昔前の中国だと、世界の工場・コピー天国のイメージですが、こういうビジネスもやはりあるんですね。
上っ面やビジネスの面だけにフォーカスを当てるのではなく、職人一家の人々の様々な側面も垣間見られた部分は好印象。
個人的には、ヨーロッパを訪問してからの転機の部分が良かった。私は深センのダイナミックな都市の活力に興味を持ちました。ちょっと覗いてみたい街です。

バグダッド・スキャンダル 

やはりB・キングスレーの貫禄が一番インパクトがありました。胡散臭さと狡猾さ物事の裏も表も知ってるぞな役はハマってました。
国連にしろバチカンにしろ権力(+金)が集まる所がクリーンな訳が無い。
野心的な外交官に利権にしがみつきたい古今東西の魑魅魍魎が寄ってくる様は、中々リアルな現実を映していたと思います。
時事問題や国際情勢の駆け引きがお好きな方なら地味ですが割と気にいる正攻法な作品だと思います。
国連の「石油食料交換プログラム」の汚職は一時海外メディアではかなり取り上げられていましたが、日本ではそんなに問題にされていなかったような気がします。見る前に軽くwiki ってからだと分かりやすいと思います。
経済制裁で困窮したイラクを人道的に救うプログラムの筈だったが…プロセスの過程で汚職や賄賂が発生。その実態を暴いた本が原作です。原題は、原作の本と同名の題名でした。(直訳すると「背中合わせの初心者」みたいな意味ですかねえ)

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映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。