彼が愛したケーキ職人
今年は本当にLGBT映画が多くて、若干食傷気味ではあります。
ですがこの映画は、控えめな演出が割と好印象を持ちました。
妻と愛人なんて女同士だったら、修羅場しか想像出来ないですけど、それぞれの性別が違うだけで、関係性が何となく違う感じにみえてしまうのは、私の偏見のかな。と見ながら考えてしまいました。
主人公のパティシエが押しが強くないキャラクターで、かといって他人に無関心という訳でもない、人との適度な距離感の保ち方が見ていて心地良かった。
彼が黙々とケーキやクッキー、パンを作る姿が印象的でした。