@hamari 通院終わって何よりです。痛みも早く好くなるといいですね。映画ドンの価値云々は僕には重荷なんで期待しないでくださいww
@hamari ありがとうございます。あとお久しぶりです。何やら色々大変なご様子で…。
@comman ありがとうございます。映画というか“動画”という体裁の作品なんですがねw
『劇場版 FAIRY TAIL -DRAGON CRY-』
女性キャラのドカ盛りのエロさに胸焼けしそうww
キャラデザ&総作監督:山田裕子の艶マシマシな絵に『双星の陰陽師』や『PERSONA3 』の合田沙織による濃い色彩設計が加わって、どぎついエロスがアクション以上に画面を氾濫している。
原作最終章に向けたストーリーは行きて帰りしの単調さで、やや残念な方の米村正二が出てる、とはいえ入場者プレゼントの真島ヒロによる原案ネームを読む限り米村の脚本はネームにほぼ忠実なのだが…。
ルーシィメインだった『鳳凰の巫女』(藤森雅也監督による秀作!『終末のイゼッタ』ファンには強烈にオススメ)と対になる構成は流石だ。
序盤、ものすごく雑なジュビア×レビィがあったんだけど原案ネームを見る限りこの描写だけ足されたものっぽくて、真島ヒロは百合的に敵なのか味方なのかわからない感がますます強まった。そもそも百合の敵味方感が意味不明なんだがww
未公開DVDスルー『バレー・オブ・バイオレンス』
ブラムハウス・プロダクション×タイ・ウェストの低予算西部劇。『サクラメント』にもちょっと感じられたタイの西部劇素養から考えれば自然な着地点と言えるジャンルかも…。
ドル三部作を意識したという監督の語りに反して内容は『許されざる者』(1992)的善悪反転地味西部劇路線。イーサン・ホークとトラボルタのキャラクターなんかあからさまな立場逆転のための性格と役職付けになってる。
タイ監督要素は随所にあり、イーサンの回想をPOV風に見せたり、西部劇アイコンの一つで撃たれた相手の落下スタントをホラー演出として見せてるところが楽しい。ホテルの各部屋の見せ方や姉妹のやり取りには出世作『The house of the devil』や『インキーパーズ』で見せた空間ごとの見せ方の引き出しの多さが発揮されてて見事。
ただ地味な内容にツイストを利かせ過ぎててサービス不足なのが難点。勧善懲悪が望めないストーリーとはいえもう少し銃撃戦のカタルシスは欲しい。愛犬要素が作品の個性になるまであと一歩止まりなのもなあ…。
『ReLIFE リライフ』。平祐奈と池田エライザのパートは古澤健作品なら「もう一声!」と言いたくなるもどかしさに満ちてて勿体無さMAX。
恥ずかしさ全開のモノローグやダサさ丸出しの横移動スローモーションや画面分割は、もっとクドく徹底してやれば独自の世界観が生まれたろうに後半はすっかり無くなって中途半端な印象。
文化祭や夏祭りの描写のしょっぱさも辛い。ここら辺は廣木隆一の『PとJK』の充実した描写を知ってる自分の期待値の高さも原因だと思うが。
もともと中川大志扮する海崎新太が全然ダメ人間じゃないキャラクターのつまらなさと、終盤のドラマの転調があまり映像的に映えない原作に起因した問題点が今一つ改善されてない脚色も残念。
覗き見反復とか色彩設計(階段や壁&扉の赤の強調!)など魅力的な細部もたくさん見受けられて実に惜しい…。
シネフィル