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『ReLIFE リライフ』。平祐奈と池田エライザのパートは古澤健作品なら「もう一声!」と言いたくなるもどかしさに満ちてて勿体無さMAX。

恥ずかしさ全開のモノローグやダサさ丸出しの横移動スローモーションや画面分割は、もっとクドく徹底してやれば独自の世界観が生まれたろうに後半はすっかり無くなって中途半端な印象。

文化祭や夏祭りの描写のしょっぱさも辛い。ここら辺は廣木隆一の『PとJK』の充実した描写を知ってる自分の期待値の高さも原因だと思うが。

もともと中川大志扮する海崎新太が全然ダメ人間じゃないキャラクターのつまらなさと、終盤のドラマの転調があまり映像的に映えない原作に起因した問題点が今一つ改善されてない脚色も残念。

覗き見反復とか色彩設計(階段や壁&扉の赤の強調!)など魅力的な細部もたくさん見受けられて実に惜しい…。

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