エドガーライト映画を好きな本当の理由
昨日「ホットファズ」を観て思った。僕がエドガー・ライト映画をヘビロテする理由は、彼の映画が「はぐれもの」賛歌だから。多分。僕はその点に大きく惹かれる。
エドガー・ライトが監督・脚本している映画の主要キャラは決まって、既成社会には居場所のない「はぐれ者」。既成社会に溶け込めない。
キャラ設定が上手い・・・というか、「はぐれ者」への共感は、エドガー・ライト自身の作家性なのかもしれない(?)。(最も過激な「はぐれ者」はベイビー・ドライバーの主人公。彼は現実世界を完全に拒否している。)
映画の結末も大体決まってる。「はぐれ者」が自分の居場所を見つけてハッピーエンド。
(僕の見方では)生きて帰りし物語、ではなくて、生きて帰らなくていい(既成社会など捨てちまえ)物語として描かれている。
「既成社会に居場所が無ければ、そんな既成社会は捨てちまえよ。何なら壊しても良いんじゃね?」という・・・。
ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-
発作的に観たくなったので鑑賞。何度観ても楽しい。もう20回ぐらい観てる。
ベイビー・ドライバーで、一般人の間でも有名になった(?)エドガー・ライト監督の名作。
警察署の証拠保管室の鍵の暗号が「999」(・・・今回初めて気づいたのだけど、これもオーメンのパロディか?w)であるところはいつも笑える。
エドガー・ライト監督作品は、毎度のことながら、音楽・・・というか、ちょこちょこっと挿入される曲のチョイス・・・すなわち、映像と音楽のミックスが感動的なまでにカッコいい。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」の頃から、彼の才能は冴え渡っていて、既成曲が次々と映像に合わせて挿入される。本作でもお約束通り。ベイビー・ドライバーはその集大成と言える。
エドガー・ライト監督は、昔ミュージックビデオの製作に携わっていたらしい。だから上手いのかな。
僕はボヘミアンラプソディーを未観ですけど、話を聞く限りこの作品の史実の修正は、ブレイブハートに比べたら全然マシな気がする笑
以下、引用
https://m.youtube.com/watch?v=3kYdJBp4kx0
とは言え、一般に受け入れ易くするために、とある事実や原作を映画向けに改変することが頭に来るってのはよくわかる。工学技術とかでも同じことが言えて、ある技術をマーケティングするためにその技術の権利団体がだんだんとマルチ商法団体っぽくなっていくのを見るとなんだかなぁ笑と思う。
(とは言え、日本の映画は、もっと原作を映画向けに改変すべきだと思うが、、、)
とは言え、客をたくさん呼んで金を儲けなければ、そういう活動自体できなくなるから、ある程度は仕方ないのかもしれない。
線引きが非常に難しい。
https://www.youtube.com/watch?v=FzgMXjPb22w
来年はゴジラか。。。マイケル・ドハディ監督か。きっとド派手ぃな映画を撮ってくれるのだろう・・・・・・ドハディじゃなくてドハティだったwww
ディパーテッド
また観ちゃった。初めて観たときは、あまりにも突然に人がぶっ殺され、血がブシュブシュ飛び散るので、心底ビビったもんですが、最近は全然平気になった。なんかやばい耐性ができている気がする・・・。
ストーリーはインファナル・アフェアとほぼ同じですが、監督が違うと映画のテイストも全く違ってくるものです。
下品なギャグがガンガン入ってきたり、狂犬のような男が登場したり(本作のマーク・ウォールバーグは、脇役のくせに存在感がとてつもない笑)が登場したり、この辺もスコセッシテイスト。
映画に使われている曲がカッコイイのもお約束。
改めて観ると、とてつもなくドライな映画だ。湿っぽい面倒臭いことは一切なし。女ヤッて、暴力振るって、酒飲んで、ヤクをキメるのが男なんだよ!みたいな・・・まるで不良のための聖書。
スコセッシが、不良に対する憧れ、そして、コンプレックスを持っていることがよく分かる。
スコセッシは、少年時代、チビで身体が弱く、意思も弱く(神父の道を挫折したり)、にも関わらずヤクザだらけの街で育ち、ビビりながら少年期を過ごしたという背景がある。
サイコ
DVDにて初見。面白かった・・・。未観の人は、絶対に前情報一切なしで観てください。約束してください。
シナリオがとてもとてもとっても良くできており、あくび一つすることなく、文字通り釘付けになりました。
ヒッチコックと言えば、変態的な変な、通向けの映画を作ることで有名(?)ですが、本作は僕みたいな普通の人(自称)が観ても普通に面白かった。ただし、前情報は一切れずに!
ジャネット・リーが主人公かと思いきや、そうじゃなかったん!?・・・と、物語は思わぬ方向へ向かいます。この振り回される感じがこの映画の最大の魅力なので、前情報は一切入れずに。
映画史に残るあの「シャワーシーン」を経て、ラストはちゃんとしたヲチで締めくくられます(ちゃんとしないヲチで締めくくられていたのがアンダー・ザ・シルバーレイクでしたが・・・)。
僕は完全に騙されました。完敗です。
あと、オープニングクレジットがめっちゃカッコイイ。デパルマやスコセッシの映画を彷彿とさせます。このオープニングを観ただけで、良い映画だな!と思えます。
キャリー 1976年版
初見でした。一般的にはホラーのようですが、僕的には、青春映画、学園モノの色が強かったです。
虐められている女の子が、イケメンから高校最後のダンスパーティーに呼ばれて、すごーく幸せそうになった後で、酷い仕打ちを受ける、というストーリー。
パーティーにおいて、女の子が純粋無垢で本当に幸せそうにしてるシーンをこれでもかと映して・・・溜めて溜めて・・・かーらーのー・・・酷い仕打、どーん!この流れが何とも切ない。キャリーよ!クソどもを全員ぶっ殺せ!!!ってなる。
カメラワークは、デパルマって感じですね。グルグル回り撮り、スプリットスクリーン、クライマックスのスローモーション。
あと音楽が最高。この辺もデパルマっぽさ全開。
そしてなんと言っても、この映画は主人公の女優さんが良い。迫真の演技です。てゆーか、この人は、リングの貞子のイメージの元ネタだよね(・・・多分)。
あと全然関係ないですが、キャリーが炎に包まれるシーンが、すげーカッコイイ。PS2のゲームである、バイオハザード・コードベロニカにも似たようなシーンがあったなぁ。多分パクったな・・・。
観て良かった。
ググってみたら面白いハッシュタグを見つけた。
https://togetter.com/li/503196
日本でゾンビ映画を作るなら、たてこもる舞台は会社が良いかもですね(もうあるのかな?そういうの)。「日本人=働きすぎ」というイメージにもピッタリだし、ゾンビ上司、ゾンビ同僚出したら面白そう。
お疲れ様です。
韓国の、「隠し撮りはやめろ!」キャンペーンの動画が面白い。
これは映画リングへの愛を感じる。
まじ怖いっす。
https://www.bbc.com/news/world-asia-44751327
ミュージアム
ゆう君がサモハンキンポーに見える。ここは原作通りって感じですかね。
こんなに都合よくほぼ毎日かよ!?と言うくらい豪雨。むしろゲリラ豪雨。
都合よく盗めるトラックがあるものだな。。
西野‥その体制で結構長いこと持ちこたえたやん?相当なバランス力と筋肉が必要や。。
うむ。やはりどの世界でもバールのようなものは武器とした強い。
やめろ。マジでやめろ。メトロポリタンミュージアム歌いながらミンチ肉作るな。
え‥EDは3つあったとかいちいち説明してくれるの?サクッと撃っちゃえよ(←クズ)
原作もこんな感じなのですか?
漫画は全3巻のうち1巻読んだけど全部読んでないんですよね。
アートだ〜!芸術だ〜!とか言いながら子供人質にとるとか夫に妻を殺害させる方法とか今までの殺し方が水の泡。