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「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」 

南仏にあるアイリーン設計の邸宅E.1027を巡る物語。コルビジェがストーリーテラーとして登場するけれど、これ主役をアイリーンのみに絞った方が映画として纏まりがあったのではと思いました。個性的なアイリーンの人生は、掘り下げたら面白そうです。
それ以外の邸宅や衣装V・ペレーズが増量してコルビジェそっくりになってた所などは良かったです。建築やコルビジェに興味がある人は、楽しめると思う。

東京国際映画祭は、去年決済をフェイルされてから、もう2度と行かないと誓ったのですが、Mr. Longに長年ファンをしているチャン・チャン登場という事なので、これだけ取りました。春先のクーリンチェのプロモに引き続き、年に2回も来日してくれるのは、このご時世を考えると有難いです。

ドリーム 

色んな方が指摘してますが、裏から見たマーキュリー計画の様相を呈した作品。数学の天才達の物語ですが、数ある数字の天才を扱った作品と一線を画するのは、クレイジーな人物を描くのでは無くて、サラリーマン(ここでは公務員か)な無名の秀才・天才達を描いた事かな。
これは、まだ米国の未来が明るかった時代を描いているから救われてるんだなと思いました。まだまだ、形を変えた差別や偏見は21世紀の今でも山積してますが、今の時代を舞台にしたらもっと薄暗い雰囲気の作品になっていそうです。

静かなふたり 

見る前から、多分自分が好きそうな作品かなと思い早速見てきました。
エッフェル塔などの観光名所が、一切登場しない普段着のパリ。
雰囲気は好きなんですが、ちょっと主人公と書店主の距離感が近過ぎる。
後半の展開は嫌いじゃないんですが、前半はちょっと展開が早く無いですかねえ。日本人目線だと、もっと奥ゆかしい演出の方が良かったかも。
でも、こんな書店に私も転職したい。(お金沢山貰えるしw)神保町辺りに、日本にも存在しないかな。

フェンスは、amazonプライムにも入ってるんで、見てみよう。(CSでも録画予約済みですが)

成田のIMAXムビチケでのネット予約を可能にして欲しい。

パターソン 

ジャームッシュの作品って、特にストーリーが無くても登場人物達が、話してるのを見てるだけでも絵になるけど、この作品もその系譜でした。
無駄を配した構成で淡々と主人公の日常を見せる所は、とても良かった。
但し、永瀬正敏登場のパートは特に無くても良かったのではと感じてしまった。
セットや登場人物達の衣装なんかも雰囲気があって、そこは流石ジャームッシュという感じがしました。デジタルガジェットを登場させなかった点は作品の雰囲気を保つのに好印象でした。
見ていてふっと思い出した作品が2本ありました。
8mileとスモークです。
8mileでは、エミネムがバスの中で、紙に詩を書きつけていた場面。
スモークで、H・カイテルがアルバムを見せながら独白するシーンとか思い出しました。
また、21世紀からの助言は、コピーは別に用意しましょうという所でしょうか。

ELLE 

やっと見ました。これ、非常に感想が言い難い作品。近年、I・ユペール主演作が多数公開されていますが、彼女のキャラクターを活かした感じだと、ミア・ハンセン・ラヴが撮ると「未来よ、こんにちは」の様な作品になる。そして、バーホーベンにかかると、この作品の様な仕上がりになるんだなと。それにしても、彼女は怖さの演技力のベクトルを沢山持ってる女優さんだと思いますが、今回も女子が思う怖い演技に拍車がかかってました。流石です。個人的には、ユペールが纏っていた数々の衣装が、彼女のスタイルの良さと相まって中々素敵で良かったなと思いました。

天国と地獄の4Kデジタルリマスター版見たかった…

LTLに入院経験者が、続々と!(自分もそうです。今年…)何となく体調が回復傾向にあって、時間があったとしても、気分的に映画を見ようという気分に中々ならなかった。(最近復調しつつあります)

後で、フィルメックスのサイト見てみよう。ずっと通ってる映画祭なので、今年も楽しみです。東京国際と比べて渋好みなセレクトが信用出来る感じです。ジャ・ジャン・クーやアピチャッポンはこの映画祭と歩調を合わせるようにビッグになって行った印象があります。

ブレードランナー公開時に新宿の高層ビル街にワカモトの看板掲げて欲しい。と思ってしまった。

あえてここに書いてしまいますが、ツイン・ピークス字幕版組なので、今週から見はじめてます。

しあわせへのまわり道 

見逃してたのでwowowにて鑑賞。離婚の危機に直面したキャリアを積んだ女性が、運転免許を取得するのに奮闘する作品。教官役のB・キングスレーとのコンビネーションが中々良かった。それにしても、彼は色んな人種の役演じてますよね。今回はインド人役でした。

腰痛が酷くてここ3週間映画館に行けない。ムビチケ買ったのに、ジョン・ウィックまだ見てない…

ちょい前に、twitterで話題になっていたH・ホークスの「男性の好きなスポーツ」を見てみました。感想書かれていた方もいますが、これ面白い!ドタバタコメディで、少しコテコテな演出の部分もありますが、冒頭からココロを持っていかれました。古めの映画は苦手なんですが、これは楽しめました。

日経朝刊の名作コンシェルジュに「ハリー・パーマーシリーズの国際諜報局」が載ってるぞ。7/5にDVDリリースらしいので、ついポチってしまいました。

恋愛映画ベストテン 

twitterでやったやつ上げておきます。
シラノ・ド・ベルジュラック
ビフォア・サンライズ
隣の女
ファビュラス・ベーカー・ボーイズ
愛は静けさの中に
Mの物語
終わりなし
ベティ・ブルー/愛と激情の日々
橋の上の娘
ラヴ・アクチュアリー

2017年上半期映画ベスト10 

1,タレン・タイム
2,ありがとう、トニ・エルドマン
3,わたしは、ダニエル・ブレイク
4,沈黙/サイレンス
5,午後8時の訪問者
6,僕と世界の方程式
7,マギーズ・プラン
8,ネオン・デーモン
9,ハクソー・リッジ
10,汚れたミルク

1〜5位は、年間のベスト候補。6〜10位は上半期印象に残った作品で、固めました。順位は割と適当。

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映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。