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ローガン・ラッキー 

作りがしっかりした、アホアホ映画。最高でした。流石ソダーバーグ安心して見られるクオリティ。爪が甘いアホアホ映画は沢山見て来ましたが、話の展開に破綻が無くて演出も緩くないし、飽きない展開はちゃんとした作家が作らないと出来ないよなあとこの作品を見て改めて思いました。

婚約者の友人 

オゾンの映画作りの上手さが堪能できる作品。今回は、変人もおかしなシチュエーションも出て来ない正攻法で攻めてました。オゾンの作品で、ちょっと時代が古い物って、思いつかなかったので、そういう点でも新鮮でした。面白いなと思った部分は、モノクロとカラーの映像の使い方かな。アンナのテンションがちょっと上がる部分は、モノクロからカラーに段々と変わっていく様は、技が効いていると思いました。

名刺代わりの映画10選 

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
隣の女
ラスト・エンペラー
フランスの思い出
ムッシュ・カステラの恋
スモーク
ノスタルジア
ビフォア・サンライズ
赤い砂漠
戦場のフォトグラファー

「24 flames」 

キアロスタミの遺作。東京フィルメックスにて鑑賞。
世界中の風景各種を24のワンショットで捉えた作品。
同じドキュメンタリーでも、人類遺産のように主題が前面に出ていない分退屈に感じる向きもあるかも。A・アダムズやM・ケンナの風景写真が好きな人にはおススメ。

BPM(Beats per minute ) 

90年代前半に制作された野生の夜にを思い出しながら見てました。HIV感染者への偏見が根強かった約四半世紀前を舞台に、断固として戦うアクティビスト団体が舞台ですが、登場人物達が若いのと皆さんもう圧倒的に喋りまくる論戦の応酬に圧倒されました。
直球で問題に対峙した正攻法の作品。物語にも破綻がなくて、骨太な映画でした。
K・ローチなどの社会派ドラマがお好きな人には是非。
ムーンライト同様今の時代にすごくマッチした作品だと思います。
題名はエレクトロニカ系音楽が好きな人にはお馴染みな楽曲の速さを表す単位。
劇中に登場するゲイ・パレードは、サウンドデモの走りなんだろうなあと想像してました。

フィルメックスは、コンペじゃなくて特別招待作品の方を取りがち。

まともな男 

ノーマークだったスイス映画。一つの嘘が、次々と災難を引き起こす系作品でした。地味な緊張感が続いて、オチが何処に落ち着くのかが分からない不思議な映画でした。主人公の雰囲気がその辺に居そうな感じは良かったかも。但し、100分弱の作品の割にはちょっと長く感じました。

エンドレス・ポエトリー 

前作のリアリティのダンスと
対になるような構成。内容や構成的に正直イマイチだった。結構な時間寝てしまった…
終盤のカーニバルのシーンが絵的にかなり映える所に救われた感じがします。

シネスイッチ銀座こそ、早よオンライン予約お願いします。

ゴッホ 最期の手紙 

動く絵画は、映像表現の幅を充分使った感が、映画らしい感じして好感度大でした。単純に画面を見ているだけで面白い。ストーリーはゴッホが残した手紙を巡る旅だったけど、こちらは少し凡庸な気がした。

やっとみなさんのブレード・ランナーの感想をゆっくり読めるw。

ノクターナル・アニマルズ 

独特の映像美に定評があるTFの新作。
前評判通り劇中に登場するアートピースや砂漠の風景は美しかった。
結論は、これ男子の方が執念深いっていう事でしょうか。
小説中の人物達として登場するキャストも含めて俳優陣は皆さん好演でした。
次作は出来ればTFオリジナル作品で、見てみたいと思いました。
個人的には、ドリーム・ホームから注目しているM・シャノンの演技に注目してました。今回も独特の存在感があって中々良かったです。

ブレード・ランナー2049 

大人のSF映画という趣きでした。名作過ぎる前作を踏まえて、世界観を受け継ぎつつも新しい事を乗せないといけない続編のプレッシャーと、折り合いが付いている感じがしました。
でも、欲を言えば後30分短くても良かったかも。

グッド・タイム 

題名とは裏腹に良い事が全く起こらない作品。犯罪物として括られる映画だと思いますが、疾走感が全体を貫いているので、比較的テンポ良く見られる感じ。冒頭の強盗のシーンの他は、殆ど夜のパートで進行する部分もクライム物の雰囲気を盛り上げる感じがする。

株主優待といえば、身内が東京テアトルの株主だった時、株主のカード見せるとテアトル系の映画館でただで映画見られてたなあ。

ゲット・アウト 

ツイッターで目に付いたので見て来ました。
どこか手間見た事があるの寄せ集め感は、
あらゆる表現方法が出尽くされた中で、色んな作品が作られているのは承知の上ですが、この作品の良さが分かりませんでした。
元々、最後の瞬間の為に最初の1h我慢して下さい的な作品が苦手というのもあるけど。唯一汲み取れたメッセージは、最近のポリコレに対してぶった切ってやるよという感じでしょうか。

女神の見えざる手 

やはり法廷劇は米映画だよな。と思わせる見応えたっぷりな作品でした。J・チャスティンの冷血敏腕ロビイストぶりがとても板に付いてました。映画が好きでよく見る人なら満足する人多いのではないでしょうか。この作品。
リーマン・ショック後辺りから、苛烈に働くDCやウォール街の輩を冷やかに見る風潮もありますが、実際一定数以上は本当にこんな働き方している人達まだいますからねえ。

ボブという名の猫 

主人公は、ずっと一緒だった音楽では救われずに偶然出会った猫に救われるんだね。途中の猫目線のカメラが面白かった。全体を貫く雰囲気が英映画らしい感じがしました。

ミスター・ロン 

殺し屋が日本での暗殺失敗からの逃亡。たどり着いた街で、得意の料理を介して街の人々と繋がりを持っていくという物語。所々、御都合主義とも捉えられそうな展開や設定が目に付くけどこれ、現代の寓話として見ると、話の展開を含めてしっかりくる感じがしました。それにしても、料理が得意な殺し屋って、中々のファンタジーですね。アクションシーンは安易に拳銃を多用せず、主人公はナイフのみで勝負な所は、割と本気な感じで良かったです。

アトミック・ブロンド 

見てきました。カッコいい姐さんを。宣伝でも謳われてました女版007というのがぴったり。ストーリーテリングの旨さよりも、 C・セロンの格好良さを前面に出したアクション至上主義のオサレ娯楽映画ですね。オープニングのスタイリッシュさから痺れてました。勿論、映像と楽曲のマッチングの良さも堪能。
冷戦末期と80年代総括的なカルチャーの要素をミックスした部分が見てる人の感性を刺激する感じがしました。

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