Moppala (Malayalam/2025)をオンラインで。
ウィキペディアページすらない低予算作品。サントーシュ・キーラットゥール主演で、テイヤムがテーマというのに惹かれ(Kantaraと響き合うものがあるかとの期待もあり)観た。30年ぐらい前の芸術映画の作り。芸術映画なのに字幕は良くない。山奥の村に妻と住む評判の高いテイヤム芸人パニッカル。一人娘は恋人と駆け落ちのように結婚して多少開けたところに住むが、孫息子は祖父と共に過ごし、テイヤムの踊り手になることを切望している。少年の父親はテイヤム芸人のカーストではないため、保守的な村人からは認められない。一方で祖父は体の衰えを理由に引退しようとする。特に解決策は示されずに終わる。テイヤムの担い手はダリトと思い込んでいたが、低位カースト全般とのことで、異カースト婚の禁忌も、必ずしも下位の男と結婚したからではなく厳格な内婚規範への違反だから非難されたということに思われる(確証はない)。子供の父が「村にいるよりも移民労働者と一緒にいた方がまだ気が休まる」などと口にする。PottanかGulikanか?とテイヤムの種類を尋ねるところが興味深い。
Kuttavum Shikshayum (Malayalam/2022)をオンラインで。
ラージーヴ・ラヴィをつぶすプロジェクトカンヌールが舞台のポリティカル・スリラーみたいなものを想像してたけど全然違った。宝石泥棒を追う警察官の実録もの風。ソングなし。最終的に人は死なないのだが、次の瞬間何が出てくるか分からない状況に登場人物たちを追いやり、観客にも同じ気持ちを味わわせる。老齢の捜査官にリタイア後の見通しを語らせるところなど、殉職の死亡フラグかと思わせて何も起こらない。伝統的作りで、あっと驚くような逆転劇は起きず、状況証拠を積み重ねて真犯人特定に至るが、逮捕に至るまでの困難の描写に重点が置かれる。窃盗団はラージャスターン南部の僻村の住人。いわゆるクリミナル・トライブであることが暗示される。しかしTheeran Adhigaaram Ondruに比べて陰謀論的ではなく、リアリティーがあって、まあそうなんだろうと納得。ケーララ人の目から見た異郷である北インドの鬱陶しさ(現地警察も含め)がこれでもかと畳みかけられる。冒頭にあるサージャンがデモ隊青年を射殺したエピソードの意味をもっと考えること。
Marakkar: Lion of the Arabian Sea (Malayalam/2021)をオンラインで。
約3時間の時代劇アクション大作。バーフからこっち、マ映画で至宝モーハンラールを使って同じことをやる映画人が出てくるとは思ってたが、それがプリヤン先生だったとは。100カロールのマ映画空前バジェットながら多言語展開はしなかったようで、パンデミックも影響して大フロップになった模様。カリカットのザモリンとの協調関係下で交易により栄えたマーピラがポルトガルに覇権を奪われ歴史の表舞台から消える最終局面を描く。しかし時代精神を描く意識は希薄なことが様々な点に現れる。ポルトガル人は悪役として重要だが全員が英語を話す。16世紀末のザモリンの宮廷の貴紳が全員詰襟のネルージャケットみたいなの着てるし。変てこ兵器博覧会。登場人物が多すぎて最初は何のことやらさっぱりわからない。ザモリン宮廷内の反ポルトガル派に推されてポルトガルを海戦で打ち破ったが、宮廷内の派閥対立や身内の陰謀などで捉えられて処刑されるにいたるという物語。プラナヴが親父様の青年期を始めて本格的に演じたのではないか。それは良かった。
Thuramukham (Malayalam/2023)をオンラインで。
Annayum RasoolumやKammattipaadamのラージーヴ・ラヴィは気になりながらも追えていなかったが、すごく進化していた。いわゆるソングはないが、劇伴がダークなジャズでサックスのいがらっぽさが圧倒する。1940年代?のマッタンチェーリの港湾労働者(大多数がムスリム)の惨状の中から立ち上がった後姿を消した伝説的な巨漢。50年代になりその息子2人がたどる運命を描く。兄は反権力的な気風を持ちながらもボタンの掛け違いからグンダーとなる。きまじめな弟は左翼運動の渦中に身を投じる。息子の世代になると労働者はムスリムだけではなくなる。ヒロイズムを排した年代記としての俯瞰と個人の情動の描写のブレンドが見事。虚無的な結末はMalikを思わせる。ニミシャ、ダルシャナに加えてプールンニマの演技が印象に残った。土地の金貸しとしてホワイトジューが登場するなどディテールにも興奮。Chaappa Kurishuのチャーッパーという語はここから来たのか。そしてクライマックスは1953 Mattancherry shootout。
Tourist Family (Tamil/2025)を川口スキップシティで。
日本語での怒涛の感想を目にして、「犬を戻してやれ」が異常に多いことで考えた。インドでのレビューではそうしたものを見た覚えがない。愛犬と一緒に写真に収まるセレブなどを見ているとその感覚はないかもしれないが、インドの庶民の間では犬猫などというのは「迷惑かけなきゃその辺で勝手に生きてろ」なもので、件の“兄”のように人格化して思い入れをする人はまだ少数派だと思う(中産階級の中ではそれなりの割合を占めているかもしれないが)。一度捨てられたにもかかわらず戻ってきた犬は一家のことを主体的に選び、“兄”のことは忘れたと考えるのが妥当ではないか。動物本位制で作品をジャッジするのはどうよと思った。しかしセンシティブ表現の有無をあらかじめ調べてくれるサイトの最王手の名前はあれだったし、世界的な潮流がアレなのは頭では理解できる。本作における動物の位置づけは、まあ昭和の時代のそれなんだと思う、遅れてるとか進んでるとかの問題ではなく。
Karutha Joothan (Malayalam/2017)をYTで。
Ezra以外のユダヤ人映画を探してAIに勧められた芸術映画。字幕なしだが台詞のマラヤーラム語書き起こしはあり、それを機械翻訳で英語にしての鑑賞で、理解度は40%ぐらい。サリム・クマール監督・主演。演技としては「Adaminte~」や「Achanurangatha~」と同じ系統で、新味は感じない。トリシュール近郊のマーラという村でコミュニティーを形成していたユダヤ人たちが、イスラエルへの帰国運動で村を去る。主人公はインドユダヤ人の歴史を調査するための旅行中に事故に遭い、行方不明→行旅死亡者とみなされる。母と妹はパンチャーヤトに家を託しイスラエルに去るが、やっとの思いで主人公が帰郷した際には家の権利を放棄したものとみなされてしまう。郵便局となった家の軒先で暮らした主人公は、パレスチナ支持者によって殺されてしまう。ラメーシュ・ピシャーラディの役柄はおそらくコーチンのホワイト・ジューなのだと思う。葬儀の手順やユダヤ民謡など色々ためになる情報が多い。パレスチナ支持者に殺されるプロットは不評。母と妹のその後の物語を知りたい。
With Love (Tamil/2026)をイオンシネマ市川妙典で。
5番スクリーンは結構埋まってた。AJ監督はこんなに早く主演デビューしていいのか。演じ手への転向は才能が枯渇してからにすべきではないか。無害なロムコム。過去の有名作(96、Premamなど)と比べて突出しているということはない。平凡な男のこっぱずかしい恋愛という点ではDudeの方が変化があってずっと面白い。ヒロインの職業がインフルエンサーというものバカっぽい。ストーカー男へのダメ出し、相手のスマホを勝手に覗くことへの断罪を入れたのは現代的。Little Heartsなどで見られた人間の言葉を喋るけだものが(謎プロセスを経て)何とか人らしくなるストーリーとしてもマイルド。冒頭のバイクはAlai Payutheyオマージュか。学校を尋ねるシーンは96。アビシャンもアナスワラも高校生時代役をか何とか自身で演じられる見た目。TFがらみのカメオは大騒ぎするほど面白いものでもない。リードペアの過去の憧れの相手を演じたSacchin NachiappanとKavya Anilは良かった。最近の若者はbossの代わりにjiを使うのか。
Moothon (Malayalam/2019)をオンラインで。
ラクシャドウィープが舞台とのことで鑑賞。島(どこかわからない)で生まれた漁師の男がムンバイに出奔して赤線地帯カーマティプラのプチドンになっている。人身売買や薬物に携わり、自身も薬やアルコールに溺れている彼は、島ではKuthu Ratheebの名手であった。Jeseri方言もこれまでになく追及されているという。ラクシャドウィープが舞台、それ以上の情報は何もなく望んだのでクイア展開に吃驚。この部分の描写はかつてないほどにインパクトがあり、丁寧だった。「We Are Faheem & Karun」「Sabar Bonda」を見た時も思ったけど、同性愛に敵対的な社会の中で、どうやって同じ性的嗜好性を持つ相手を見つけ、そのうえでさらに相思相愛であることを感じ取るかというのは、ヘテロの恋愛映画で描かれるFallin’ Loveとは比較にならないほどにデリケートな問題だから(ヘテロ映画でも一目ぼれソングで説明してしまうのが多い)。本作でのそのプロセスは本当に美しいものだった。一方で子供のジェンダーを巡る不思議な揺れはよく分からなかった。
俳優の映画プロモーション参加についての記事。後で読む。
Should actors sell their films?: Biju Menon row makes Malayalam cinema debate promo culture
https://www.thenewsminute.com/kerala/should-actors-sell-their-films-biju-menon-row-makes-malayalam-cinema-debate-promo-culture
Trance (Malayalam/2020)をオンラインで。
ストーリーとしてはGod for Sale (Malayalam/2013)を思わせるところがある。斬新なのは集金装置と化した新興宗教に薬物依存、あるいは投薬拒否などを組み合わせてサイケデリックなドラマにしたこと。ナーガルコーイルで精神を病んだ弟を支えて自己啓発セミナー講師をやっている男が、ムンバイの闇ビジネスにリクルートされ、コッチを本拠地とするキリスト教系新興宗教の教祖に仕立て上げられるという話。自身が霊感ビジネスの餌食にされそうな男が、逆に搾取する側に回るというのがある意味痛快。本国では案外不評だったというが、こんなファハド・ショーを見せつけられて星3つで済ませる評者が分からない。脅迫的なオブセッションに抗う青年・狂信的な伝道師・鋭利な青年実業家を演じ分けて目を離すことをさせない。悪役のチェンバン・ヴィノードとガウタム・メーナンも無駄にカッコいい。『ウスタード・ホテル』から8年もアンワル・ラシードは何していたのかとも思ったが、あの頃のお洒落番長っぽいノリも思い出してちょっと懐かしくなった。ラストはどこからが幻覚なのか。
Laalo – Krishna Sada Sahaayate (Hindi/2026)をイオンシネマ市川妙典で。
2025年のグジャラーティー映画で、初めて100カロールクラブ入りしたため、今年になってヒンディー語吹き替え版が作られたというもの。現代に降り立ったクリシュナは観客の目にはほぼ明らか。その「いかにも」な風貌を演じる俳優にどんな人物を充てるかが見どころ。アッキーやパワンよりはずっといい。ファッションもすれすれのところでいい感じに仕上げている。借金漬けオートドライバーが飲酒におぼれ女房を泣かせ、いよいよ追い詰められ、後ろ暗い大金を隠した荒野の屋敷に忍び込むが、脱出できなくなり飲まず食わずで1週間近くを過ごした後、クリシュナのダルシャンを得るという話。正統派バクティ映画にふさわしく、メドレーと言っていいくらいに歌が詰め込まれている。サウラーシュトラ内陸部ジュナーガルの聖跡やその逸話について知っていたらもっと楽しめたと思う。主人公がとらわれる家が、豪邸でも何でもないけど不思議な解放感があり(ただし謎の電流が走っていて出られない)風がそよぎ牛が鳴き、飯さえあればずっといたいと思わせる。
QT:『ANIMAL』は日本人観客のどこに刺さるのか?<その②>
劇場vs配給で前者の力が圧倒していることの例証で、①1990年代末にやっとインドの娯楽映画公開が復活した時、「興行保証を入れて下さい」と言われ、客の入りが悪いと劇場側にお金を払わされた②『ロボット』(2010)の配給を考えていたある配給会社は、「2時間半以下でないと上映しない」と劇場側に言われ、インドの製作会社に相談すると、「タミル語版はカットしてはダメ。ヒンディー語版を買うならそちらでカットしてもかまわない」と言われ、泣く泣くタミル語版に加えてヒンディー語版も買い、2時間半以内に収めてカット版を公開した、という逸話。
https://cinemaasia.hatenablog.com/entry/2026/02/12/230000
QT:「最後までずっと泣いてしまった」「いまこそ見て欲しい」絶賛の声続々『ツーリストファミリー』大ヒットスタート!
編集部内の記事はどうでもいいと思って読まずにいたけど、「3日間の全国興行収入は673万円を突破」と興行収入推定値が書いてある。『バジュランギおじさん』に関しても「初日3日間興収:810万円/最終興 収:9700万円 ※2024年リバイバル上映含む」と具体的な数値。インド映画としては珍しい。
Sarvam Maya (Malayalam/2025)をオンラインで。
バラモンコメディーらしいとの情報を得たので。実見してみて色々驚き。主人公はパーラッカード地方のナンブーディリ・バラモン。しかし無神論者で(寺院への立ち入りもしない)、エレキギターで音楽界に入り込もうとしているという設定。しかし音楽界への進出がうまくいかず、やむなく自宅(マナ)に戻っていたところを、拝み屋をやってるイトコから誘われ助手として働きだす。怪我をしたイトコに代わり単独で憑きもの落としをしたところ、以降自室に若い女の姿が見えるようになり会話までするようになる。この女が自分に憑くのを何とかしようとするコメディー。ホラー要素はあるものの、恐怖をあおる演出はゼロ。様々な局面で彼を助けるフレンドリー・ゴーストだが、自分が誰でなぜここにいるのかわからない霊のために素性を探していきついた先は、インド映画によくある不注意ここに極まれりの悲劇だった。最後の種明かしの部分でちょっとだけ時空を歪ませたのが洒落ていた。監督はサティヤン・アンティッカードの息子のアキル。「この家にはクルタを着るものはいない」などの小ネタがとてもいい。
Champion (Telugu/2025)をNTFLXで。
僅かながら業務と関係があり優先順位を繰り上げてみた。主演ローシャンがシュリーカーントの息子だとは予想できたが既に何作か出ていたとは。父役でシュリーカーントの不景気面が出てきたら何となく嫌だと思ってたけど、代わりにDQが出てきてよかった。インド独立後、連邦に合流するのをハイダラーバード藩王国が拒み、ラザーカールが暴れまわっていた時期に、サッカー選手になることを望むキリスト教徒青年が、バイランパッリの戦いに巻き込まれて命を落とすまで。村民の玉砕によりインド中央政府はポロ作戦を敢行する決断をする。戦いのための銃器に象徴的ない意味を持たせるという点で『RRR』の影響を受けているか。全体のナラティブはナーラーヤナ・ムールティの赤色映画そのものだが、比較できないぐらいに洗練されている。共産主義にまつわるシンボルはほぼ出てこないが、紛れもなくテランガーナの極左映画の系譜に連なる。一方でラザーカールの暴虐をこってり描く点ではBJP映画的であるが、インド帰属を望むムスリムやラザーカールと行動を共にするデーシュムクなどを入れ込んでそれなりの配慮。
Anaganaga Oka Raju (Telugu/2026)を池袋HUMAXで。
悪口が過ぎた。キーポイントの覚書。舞台の村の名は沿岸アーンドラ地方Peddapalem。ゴアに行きたいのに許されないヒロインのためにGoa branch in Peddapalemという寒々したものを作って遊ぶシーンが、あっけらかんとおバカでよかった。しかし田舎の村に絵にかいたような都市型の公園があるというのは作り物として安っぽい。呑気な(というか普通の)ジャータラも出てきた。それから必然性があまりないけど、ヒロインが韓流に夢中というのも新鮮だった。主人公は零落したザミンダールだとはっきり台詞で示されていた。一方、明示されないがヒロインの方は新興ブルジョアという感じか。しかし開発のために農民から土地を詐取しようとした悪玉をやっつけたというのに、ラストの落ちでヒロインの父が自分の土地が政府の新規開発事業予定地にあたっていたので(経済的に)命拾いしたというのはあんまりな気がする。ナヴィーンの冠タイトルはStar Entertainerになったのか。プラシャーンティ、プラシャーンティ、プラシャーント・ニール。
Anaganaga Oka Raju (Telugu/2026)を池袋HUMAXで。
席の埋まりは5割ぐらいだったか。これもまたサンクラーンティ映画。ナヴィーン・ポリシェッティが田舎映画をやるとは。『Jathi Ratnalu』、『Miss Shetty Mr Polishetty』と低空飛行だったので、まあ何とか持ち直してきたのは良かった。ただし、不満は残る。ナヴィーンの化粧が濃すぎること。田舎の設定がいかにもご都合主義で、学芸会のようであること(チランジーヴィがやったらそれなりにはまったかもしれない)。相変わらずの映画ネタは、ただ引用して喜ぶだけで、プラディープ・ランガナーダンのもののような批判精神がないこと。明確にクラスの違うスーパースター映画の緩い引用は、スーパースターダムに寄生してる物まね芸人のような情けなさが先に立つ(ナーニがよくやるものと同じ)。ターラク・ポンナッパの悪役は不発気味。しかしこの人は吹き替えに頼らずに自分でテルグ語を喋るようだ。ヒロインにSankranthiki Vasthunamのゆっさゆっさ婦警さん、アイテムのSaanve Megghanaもちょっと吃驚。
クーリエ・ジャポンの創刊&現編集長と行くスタディツアー8日間インド「エンタメ・ビジネス」の最前線へ:
という参加費1人100万円のツアー、無事催行されたようだ。参加者(主催者)のFB上でのポストを観たんだけど、RFCでの記念写真に添えた文章で「映画Baahubaliの主人公の巨大像」と書いてあるのを見て滑った。
https://courrier.jp/event/india_tour_2026/
2026年1月催行の、
近畿日本ツーリスト主催『トワイライト・ウォリアーズ 決戦 九龍城砦 香港の聖地と舞台をめぐる旅 オフィシャルツアー』第1回、聖地巡礼だけではなくプロデューサーとのファンミートなども含み、2泊3日189,000円~。もちろんバックパッカー脳には目を剥く値段だけど、結構顧客満足度が高かった様子がうかがえる。ニーズに合致してしかも手の届く範囲でまさに理想形。印オタ界が微妙な有志ツアーで揉めてるのと比べると、東アジアと南アジアの違いが浮き彫りに。
https://entame.knt.co.jp/tour/2026/01/twilightwarriors/
War 2 (Hindi/2025)を池袋グランドシネマサンシャインで。
邦題は『WAR/バトル・オブ・フェイト』。1/2封切りの本作も一番館では明後日が最終と知りやや慌てて。観客は10人以下だったかも。重量級のものを観た後だと174分がちょろく思える。最低の出来を覚悟して行ったので、実見して落胆はなかった。ビキニの姐さんや空中戦や火力高い爆破などYRFSUとしてそつなく仕上がっていた。しかしパターンやタイガーのシリーズと違い、Warシリーズは今後もダンスの上手い俳優を組ませないといけない感じになってないだろうか。ご褒美ダンスシーンは、2人にしては省エネ盆踊り風だったかも。ジュニアのキャラはJLKから流用か。今後のYRFSUにもジュニアはチラ見せゲスト出演の可能性がありそう。正直なところYRFSUだと監督が代わっても違いはあまりよく分からない。腐界が大喜びというのはよく分かった。あとそれとは別に「大バカが考えた鎌倉…で知能指数をがっつり下げ」というのも。鎌倉以外の場所は割とリアリティーがあるのになんでだろ。エンドロールで2人がカリの首魁を次々始末していくシーンのコスプレショーは良かった。