「 #さよならはスローカーブで 」
アメリカのどこかで
住民の要望で学校建築のため
取り壊しが決まった野球グラウンドで
毎週試合を行っていた
町のチーム2チームが行う最後の試合を
描いただけの映画
ただこのグラウンドが
メジャーのチームの本拠地
歴史的価値があるというわけでなく
ただの街にあるボロいグラウンド
そんなグラウンドで試合をするので
チームも、もちろんメジャーリーガーなわけはなく
町の草野球チームが、日本でも早朝野球は
こんな雰囲気なんだろうなあという感じで、
それに観客というか、選手たちの家族の
応援もなく、淋しくウダウダと
試合が進んでいきます
よく映画化したなあと思うぐらい
でも、ウダウダしてても
楽しく試合はしてるんですが
取り壊しが決まってて
どうでもいいというのが
この試合に関わる人以外にあるんだろうけど
記念試合にしてないとか
自治体、管理会社とかが関わってないとか
それに、周りの住民たちも
関心がない所になんか物寂しい感じする映画です
「 #エリザのため 」
娘を送迎に学校に向かったが
急用があり娘を途中でおろし
用事を済ましていると、
娘が何者かに襲われて
ゲガをしたと連絡があった
怪我は大したことはなかったけど
ショックを受けていて
大学受験が控えていたけど
そのことを聞いた警察署長が
その娘の父親に一言言ったという話
娘のために犯罪を犯すまで
奮闘するような話だと
感情移入してしまうんですが
奥さん以外にも
女の人と付き合っていたり
自分の娘に、自分の価値観を押し付けたり
感情移入したくない感じの男ですが
その感情移入したくない行動には
なんか誇れるものも何もなく
政治も、治安も良くない
町から出れなかったことの
後悔から出てる行動で
それが娘のため、
そして娘にはもうひとつ
いい生活を送ってほしい
一人の親だと思えばの行動なので、
なんかいたたまれない感じはします
が、押し付けないでよという娘はともかく
主人公が自分が住む街を嫌いな思いとは
反対に、何もない町が好きな人もいて
そんな人たちはやぶれかぶれにもなってないので
余計に主人公の行動に
感情が入れにくくなってます
「 #ハウスオブダイナマイト 」
発射点が不明なミサイルが
アメリカに向かってるのをレーダーが感知
軍は直ちに国家安全保障会議が開かれ
対策を協議始めたがという話
#キャスリンビグロー 監督が送る
今風に作られた「 #博士の奇妙な愛情 」
「 #未知への飛行 」
ただ冷戦が終わってから30年
冷戦真っ只中の上記作品とは
雰囲気はちょっと違い
冷戦当時だと、アメリカのため
頑張るという感じですが
30年もたって大きな戦争もなく
かなりありえない状態になってるなか
どう対応していくのかというのが面白いですし
大統領、国防長官、核兵器を扱うような軍人さんたち
かなりのエリートの人たちだと思うのですが
ありえない状態に動揺したりと
普通の人たちと変わらない行動してるとこが
なんかいいです
それに発射されたミサイルが
誰が発射したか、どのようなミサイルなのか
色々と謎があってこの謎な部分を
色々と想像してるだけで
国家をか混乱させる要素が
いっぱいあってなんか怖いですし
そんな所が、この映画を
余計に面白くさせてると思います
「 #ヒート 」
#アルパチーノ と
#ロバートデニーロ の共演
鮮やかな犯罪手口に、
街中に繰り広げられる銃撃戦が
たまんなくて有名な映画
でもアルパチーノと
ロバートデニーロとの直接対決は
意外に少ないんだけど
武装犯罪グループと警察の
お互いの相手の正体の探り合いが
両者ともプロフェッショナルで
すごく渋くていいです
そこに、もうひと団体入ってきて
少しややこしいとこが
さらにハラハラさせます
犯罪者に対して冷徹に対応する警察はもちろん
武装犯罪グループも
武器を持って強盗しますが
目的以外なものは取らない
必要以上に殺さない、壊さないし
無駄なことはしないスマートさ
そんなスマートな割には
仲間を大事にしたり
自分たちのやり方から外れたものゆるさないとか
昔のヤクザ気質なとこがあって
熱いとこもある映画です
対決だけをしてるかと思ってたら
人として、何か変わるかもしれない
ようなとこも描いていたり
他の犯罪映画では見たことない
普段の生活も描いていたり
なんか登場人物の個性が
さらに見えてくるような
人間ドラマも描いてる
すごい映画です
「 フレメン 」と言われるスパイスをめぐって
絶滅させられた公爵家の跡取りが
対抗する公爵家と皇族と
戦う話
あまりにも壮大な話のため
映像化不可能と言われていた
#フランクハーバート 原作の SF作品を
#デイヴィットリンチ が挑んだ映画
帝国が支配していて
5つぐらい有力な公爵家があって
その上、能力向上された修道女や
スパイスでミュータント化した勢力とか
とても一本の映画では語りきれない内容で
この映画でも、一応全部の勢力を
触ってますが、何者かわからなくなってますし
そんな人たちが出てる話なんで
この映画も登場人物のナレーション中心の
ダイジェストみたいになってます
で、なんだかよくわからん話ですが
第1次世界大戦ぐらいを
意識したような衣装
それにあわして建物、メカも
70年台のSF作品のようで
ナレーションのような台詞回しが
ちょっと舞台を見てるようで
妙に世界観にあっていて
そこに、リンチのせいか
敵側の公爵家の登場人物が
クセじゃ済まないぐらい変な人たちで
妙にクセになる作品です
「 #ワンバトルアフターアナザー 」
主人公扱いなのに
みんなについて行ってるだけというか
逃亡してからは変理屈じみた文句を言ってる
#レオナルドディカプリオ と
自分の欲望のためには
手段も選ばない冷徹な感じと
ちょっと変な性癖を見せてて
こっちが主人公じゃないかという
#ショーンペン を3時間弱楽しむ映画
なんだけど、裏では
何かと政府の不満から、
次から次から出てくる革命グループとの
戦いを続けなくてはいけなく
で、その革命グループのメンバーは
その活動を続けなくてはいけなくて
普通の生活してて安らぎがあっても
グループからの要請から逃げられない
で、周りの人にバレないかとか
いつもでも葛藤から抜けれない感じとか
そして、アメリカの古くからの白人至上主義
もういないと困る移民たちを虐待していき
反対する勢力が次々と生まれていく
それに、なぜかこの考えは
どんどん受け継がれていくとことか
戦い続けなければいけないというか
止まることが許されないことを示してるような
虚しい映画
でも最後娘の行動は
この問題から一歩前進してるようでいいです
「 #宝島 」
終戦まもない貧困に喘いでる沖縄
沖縄の人のため
アメリカの基地に押し入り
物資を盗んでみんなに配っていたが
アメリカ軍にバレて襲撃され
リーダーが行方不明に
なんとか逃げ出したものが
なんとかリーダーを探していたがという話
テレビや、教科書では語られてなかった
アメリカ統治下の沖縄の姿を
見せてくれてるような映画
明治時代でもないのに
72年に本土復帰するまで
アメリカ人が有利になるような法律
それに一部の問題は
今でも続くような話で
その上、アメリカ側は俺たちのおかげで
豊かになったので
ちょっとは我慢しろ
みたいなことをいってくるので
そりゃ沖縄の人たちの
怒りも溜まっていくようすを
見せてくれてる映画
そんななか、貧困にあえぐ沖縄の人たちのため
アメリカの基地に押し入ってた若者たちが
このアメリカ兵、軍の問題に対して
デモや、反対運動などの
正規なやり方に走るもの
暴力や犯罪でアメリカ人を
排除しようとするもの
アメリカ人とも関わって
この状況のどうしょうもなさを見ていくもの
3つの様子を見せてくれるのも面白いです
あの「 #サブウェイパニック 」のリメイクですが
監督が、#トニースコット ということもあってか、
全然違う感じの作品に
でも、この交渉メインというのが
事件そのものを追いかけていて
支払い期限1時間という
短い時間を描いているせいか
ハラハラするサスペンスになってますあ
人質の命を守りたい管制官と、
なんか計画がうまくいってて
悪ノリしてるぐらいな主犯格の男との
交渉というよりも、主犯格の男が
好き勝手に喋ってるのを
相槌打ってるだけの会話が
なんかハラハラするし
そんな主犯格を #ジョントラボルタ が
楽しそうに演じています
そんなところに
警察や、市長も事件解決に
ちゃんと協力して
管制官と犯人の対決だけの映画というだけでなく
ハイジャック事件が起きた時に
警察、行政が事件解決に向かっていく様子が
実際に事件起きた時の対応が
見えるようでいいです
あと、出てる登場人物
なんとなく裏があるというか
なんか胡散臭く
妙に、この事件に関わってくる感じが
この映画に、深みではないんですが
幅があるようでいいです
「 #わたしはダニエルブレイク 」
昔から " 役所仕事 " という言葉があって
マニュアル通りというか
融通が利かない仕事っぷりというか
そういう仕事っぷりを
真っ向から描いた映画
主人公の言い分に対して
振り回してるとことか
シングルマザーの遅刻の話も
バザーと切ってしまってるところは
なんかもうコメディ?
と思ってしまうぐらいです
そのうえインターネット申請
できる人にはすごく便利な方法ですが
インターネットを使えない人には
とたんに不便な方法になってしまい
それに理解できないと
全く申請できなくて
どうしょうもなくなってたり
こんな弱者をバッサリ切ってるとこも怖いです
申請を諦めて、違法な方法で
お金を稼ぐ方向に向かったり
真面目に働く気はタップリなのに
制度で働くことができず
ホームレスになったり、
悪事を働いたりするとか
それで治安が悪くなってるのは
滑稽としか言いようがないです
こんなとんでもないお役所仕事に
ぶつかっていく主人公なので
どの国でも問題になりそうな
ドキュメンタリーのような映画なんですが
ちょっとコメディのようです
#洋画
#今見てきた面白い映画
「 #ザザコルダのフェニキア計画 」
暗殺未遂による事故で
死にかけているヨーロッパ屈指の実業家
ギリギリの方法で商売をするので
政府やライバル企業からは恨まれていて
何度も暗殺を実行されていた
今、大きいブロジェクトを進めているけど
事業が終わってしまうので
自分の娘を後継者に指名して
これからも進めていこうとした矢先
嫌がらせで必要な部材の費用が急騰
増資をお願いするため
後継者の娘と、家庭教師の虫学者を
連れて出資者たちをめぐることに
なったという話
#ウェスアンダーソン 監督で
ウェスアンダーソン 脚本で
ウェスアンダーソン による画面構図
ウェスアンダーソン が考えた登場人物
ウェスアンダーソン による変な間
ウェスアンダーソン のセリフ回し
もうザッツ ウェスアンダーソンな映画
ウェスアンダーソン 好きには
今までよりちょっとじみな感じはするけど
たまんない映画
そんな映画で
話が入ってこないので
事件や、なんやが起こるたびに
父と娘がわかり合っていく様子は
家族再生を描いていて
なんかほろっとします
ラストシーンいいですよ
「 #遠い山なみの光 」
30年前長崎に住んでいたが、
今は、イギリスに住む日本人女性のもとに
今はロンドンに住んでいる娘が帰ってきて
お母さんの日本時代を教えてというので
戦後まもなく、前の夫と
お腹には初めての子供も宿していて
何不自由なく過ごしていた
ある女性とその子供と、
運命的な出会いをしたという話を
娘に聞かせ始めたという話
その過去というのが
戦後間も無く、日本が復興はじめ
新しい日本がなんとなく見えてきて
なんか希望が出てきているけど
まだ戦争の傷跡もあり
主人公だけでなく
人々の中には、まだ戦争中の後悔や苦悩も
まだ色濃く残ってるような時で
そして舞台が、また長崎というのも
色々とアメリカの攻撃で日本中が
メチャクチャにされた中
広島と並んで原爆を投下されて
その場所にいた人たちに
かなり強烈な印象を残してるなかで
何か意識を変えようとしてる
二人の女性の姿がなんかいい映画
また、時代が戦後ちょっと経った1952年と
それから30年後の1982年というのが
個人的に絶妙な感じがします
「 #たかが世界の終わり 」
何かの病気で末期症状なゲイの劇作家
もうすぐ自分が死ぬことを
家族に伝えるため、
12年ぶりに実家に帰ってきたが
という話
出て行かれた家族は
出ていった男の
今のどんな生活をしていて
どんな人と付き合っていてとか
今の状況を、ほとんど言って
もらってないので
久しぶりに出会うので
何を言ったら、何を聞いたら
どうしようもなく
言いたいことを捲し立ててる感じに
その捲し立ててる感じが
母親、兄弟それぞれの
嬉しさや、イライラなど
その男に対する想いというのが
現れている感じがして
それに対して出ていった男は
家族に、ご自分が住んでいる地域に
何を感じて家を出て
長い間、帰りたくないと思っていたのか
そんな男が帰ってきて
何を期待していたのか
で、両者に妙なズレがあって
想いが伝わってるのかどうか
そんな感じか、久しぶりに集まった家族って
ほんとこんな感じだよなぁーというのを
まんま描いてる映画