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バトルオーシャン 海上決戦 

見どころは、おっさんたちのキメ顔。重要な役どころの俳優だけでなく、端役にいたるまで、戦いのそれぞれの段階に応じて、表情がすばらしい。

戦闘シーンもすごい迫力。家の中で小さい画面で見てもドキドキするくらいだから、これはぜひ劇場で見たかった。

将軍や兵士たちだけでなく、船底で漕手をしている人たちや、避難しようとしている村人たちも、ストーリーのポイントになっている。

現代の映画だから、こういう描写は当然ほしいよね。

しかし、日本軍の描写が、あんな重い兜をかぶって作戦会議かよ、とか、だいじな場面で、なんであの距離で声が聞こえるんだ、とか、そのへんはいろいろあるが、勢いでいっちゃう感じ。

全員韓国人の役者で、日本語で演じているにもかかわらず吹替になってるのだが、これ、韓国で公開されたときも吹替だったのかしらん。もとのセリフも聞いてみたい気がする。

しかし、リュ・スンニョンのわかりやすい悪役メークは、ちょっと失礼じゃないかしらね。いくらでも表情で迫力出せるのに。

「バトルオーシャン 海上決戦」

原題は「鳴梁」で、この海戦が「鳴梁海戦」と呼ばれているから。
韓国人なら、だれでも知っている歴史の単語らしい。
毎度邦題のことを言っているが、日本人にはわからない言葉だからといって、開始10分でタイトルの意味がわかるようなものなら、そのままでいいような気がする。
ダサい邦題よりかはまし。

まあ、秀吉の朝鮮出兵が題材で、日本は侵略軍だから、もろ悪役。
韓国で大ヒットした映画だが、日本公開もなかったし、適当につけたのかも。

ファイティン! 

平日の午後とはいえ、お客はわたしひとりだった。貸切はさびしいよー。

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ファイティン! 

マ・ドンソクのアイドル映画。上腕二頭筋を鑑賞したい人にはばっちり!(笑)

あまりに正攻法で描いていて、なんのひねりもない。
悪役がいかにも悪役で、薄っぺらい。
主人公のアメリカでの孤独や苦労が、言葉で語られるだけで絵ではほとんど出てこないのも、なんだかな。

ただ、ハン・イェリがいいのと、子供たちがかわいいので、そんなに退屈はしない。

子供を海外に養子に出した母親が、高齢になってから、ひょっとしてその子が読む日が来るかと思い、幼い孫といっしょにタイピングを練習し、Eメールをたくさん書き残した、というのが泣けるわ。

マ・ドンソク自身が、若い頃アメリカに移民し、後に韓国に帰ってきた人(米国籍)なので、設定にぜんぜん違和感がないのは、いいのか悪いのかよくわからんな。

この写真、FBにもあげたら、お友達でほしいという人が。よかった。
韓国映画ファンの沼は、わたしが思うより深いみたい(笑)

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ユ・ヘジン シールもろた。
これをどうしろと・・・(笑)

ときどき、おまけでポストカードとか、クリアファイルとかもらうけど、たいがいすぐにゴミ箱行き。もったいないね。
eigadon.net/media/_GraSevrS0Vr

まだ続くユ・ヘジン祭り。
あしたは新宿で「レッスル」見てきます。ナ・ムニ(「怪しい彼女」のおばあちゃん)も出てるし~。

レッド・スパロー 

ジェニファー・ローレンスがバレリーナ? あんなぷにぷにしたプリンシパルがどこの世界にいるよ? 
映画自体も、かなり残念な出来。
ロシアで、ロシア人同士がロシア訛りの英語でぺらぺらしゃべるのって、めっちゃダサい演出。
自分の意志に反して過酷な戦いに巻き込まれていく、っていうのは、よくある導入だけど、どっかで覚悟を決めて、主体性を取り戻さないと、主人公の魅力がない。いろいろ行動してはいるけど、その覚悟が見えないんだなー。
ジェレミー・アイアンズとシャーロット・ランプリングが、もったいない。

2018年ラストに見たのは「LUCK-KEY」、2019年最初に見たのは「コンフィデンシャル/共助」。
ユ・ヘジンつながり。
主演でヒット連発だもんなぁ。すごいよね。

メモだけ。
アリー/スター誕生
いつか家族に
パルナサスの鏡。

「宮合(クンハプ)」原題 

たいくつというほどではないけど、凡作。
イ・スンギはとてもかっこよく撮れていたので、ファンは満足かも。
CNBLUE のミニョクがおとなっぽくなっていてびっくり。かわいい弟キャラだと思っていたけど、ちゃんと年相応に成長している。
シム・ウンギョンとチョ・ジョンウンがからむシーンがけっこうあったが、どちらも名子役と言われた俳優。シム・ウンギョンは主演作が何本もあり、チョ・ジョンウンはまだない。このバランス、これからはどうなんだろう。
男装って、韓国ドラマではたくさん出てくるが、華奢できれいな女性俳優が服装だけ変えるみたいなのばっかりで、「わからんわけないだろ」と思うのだが、この映画の男装シーンは、騙されてくれたのは子供だけ、という当たり前の展開で、なかなか楽しかった。

「ときめきプリンセス婚活記」
邦題決めたやつ出てこーい! って感じ。
原題は「宮合(クンハプ)」といって、「相性」という意味。
もっとも、日本語の「相性」という言葉だけでは説明しきれない。
結婚前に「四柱」(生まれた年月日による運命)を交換して、「宮合」を見るというのが、朝鮮で行われていた一般的な慣習ということを知らなければ、タイトルの意味がわからない。
いまはこれ、どのくらい行われているのかなー。30年前、わたしが結婚したときには、形式的だけどやったはず。
お客さんは中年女性が大半で、それもほとんどがグループで来ていた。やっぱりイ・スンギのファンなのかしら。
タイトル訳すのは難しいのわかるけど、この邦題で、いったいだれにアピールしようとしたのか(^^;

番外編。
映画自体はそんなに気に入らなかったんだけど、あとでめっちゃ語ったで賞。

1.焼肉ドラゴン
2.シェイプ・オブ・ウォーター
3.リメンバー・ミー

ビデオで見たベスト10。
なんと韓国映画が1本も入ってない。
1.バーフバリ 伝説誕生
2.クリムゾン・ピーク
3.グレートウォール
4.ベイビー・ドライバー
5.僕のワンダフルライフ
6.高慢と偏見とゾンビ
7.スイス・アーミー・マン
8.パディントン
9.ワンダーストラック
10.ザ・ウォーカー

2018年に見た映画を数えてみた。
劇場で43本、ビデオで48本。
仕事がよっぽどヒマにならない限り、このへんが限界だと思う。
しかし、今年はほんと、これっていうのがなかった。
っていうことで、劇場で見たのに限って、とりあえず順位つけてみる。

1.バーフバリ 王の凱旋
2.サーミの血
3.タクシー運転手
4.1987、ある闘いの真実
5.クレイジー・リッチ!
6.search サーチ
7.ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
8.プーと大人になった僕
9.星空
10.ボヘミアン・ラプソディ

ワンダフル・ラジオ 

Amazon プライム・ビデオで。
えーっと、いまは21世紀だよね? と言いたくなるほど、予定調和のストーリー。
ひどく退屈かというと、まあ、そうでもないんだが、実在の韓国芸能人の名前がバンバン出てきて、実際に本人役で出演した人も多数、というところで、なんとかひっぱっているのかも。
あと、主演のイ・ミンジョンがとても魅力的に撮れてる。イ・ビョンホンと結婚したので、もう出てこないのかしらん?
チョ・ジョンウンも高校生になって出ている。と言っても、だれもわからないが、「チャングム」の子役と言えば通じるだろう。たぶん、この先一生言われるよね。おしんの子役をやった小林綾子みたい。
本人役で出てるイ・スンファンが音楽も手がけたということで、曲のセンスはよかった。

ブリグズビー・ベア 

劇場で見損ねたのを、Amazon ビデオで400円。しかも、息子のマンションでいっしょに見たので、自分は払ってない(笑)

設定は異常なのだが、その後の展開、出てくるキャラクター、すべてまっとうな市民社会のまっとうな市民ばかりで、邪悪な人もろくでなしも出てこない。
そもそも主人公が、閉じ込められて育った割には、人格的にも情緒的にもかなり安定している。
それだけ、フィクションの力ってすごいんだよな、というところが納得できるのが最大の見所。
ブロンテ姉妹を思い出したよ。

邪悪ではないのだが、かなりいかれてるのがマーク・ハミル演じる誘拐犯で父親を演じていた男。ひとりで、子供に与えるためのしつけ兼娯楽用のビデオシリーズを制作し続けていた。
はっきり言って狂気を感じる所業だが、こういう奇矯な人物に存在感を与えたのは、役者の力量だよなぁ、と思う。

そういえば、これは典型的な映画映画だよね。

映画映画。「今夜ロマンス劇場で」という邦画が最近あった。本編見てないけど、予告だけ見た感じでは、「カイロの紫のバラ」と似たアイデア。

某所で「映画映画ベストテン」というお題を見た。
10本も思いつかないわー。
「The Fall/落下の王国」が間違いなくベストワン。
「ニュー・シネマ・パラダイス」はあまりにベタなのでなしで(笑)
最近だと「シェイプ・オブ・ウォーター」か。
あとは「クリスティーン」。ドライブインシアターって、いかにもアメリカって感じ。

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