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台湾映画『星空』見てきた。 

感情の描写の場面になると、通常の音は消え、音楽が全面に出てきて、スローモーションになる。台北の駅に突然雪が積もったり、折り紙の動物たちがあるき出すようなファンタジックな描写も、リアルなシーンときれいに続いている。ドアの下のスキマから見た、水から出されて瀕死の金魚、世界のように崩れ落ちるジグソーパズル、印象的なシーンもたくさん。
だけど、親の不和、淡い初恋、特別な才能がかえっていじめを呼ぶ、とか、まあローティーンを主人公にすえたら必ず出てくる設定ばかりで、若干たいくつだったことも確か。
いい映画ではあるけど、名作とまで言われるとどうかなぁ。

それで、きのうのファーストデイに見たのが『ヴァレリアン』。これも劇場で見ないとつまらんだろう、と思って行ったのだが、正解。それと、当地の劇場では、字幕、吹替、両方の上映がある場合は、字幕版は短い期間で終わっちゃう。だからほかにも見たいのあったけど、先にこれを見たわけ。

そうそう、『リメンバー・ミー』は、MOVIX系の「プレミアムフライデー15時以降1,100円」で見た。わたしは自営業者なので関係ないけど、こういうサービスはいいね。

『リメンバー・ミー』を見に行ったのは、もちろんそういうところが見たかったのだが、ストーリーにはのれなかった。 

正確に言うと、テーマになっている「家族バンザイ、家族サイコー」にのれなかった。これ、家族を持たない人、家族から逃げたい人にはめっちゃしんどい映画だよね。もちろん、そういう人には向けていない、全方向に向いた映画なんてないのは当たり前なんだが、主人公が受ける家族からの理不尽な抑圧を、簡単にチャラにしちゃうのは、なんか釈然としない。
それと、肝心の主題歌がなんかラテンぽくなくて、つまらなかった。
祖先の法事に命かけてる文化の中で育って、そのためにどれだけ女性がしんどい思いをしているか見てきた人間からすると、まあ、しかたないんだよね。
それなら、ディズニー映画見るな、という話になっちゃうけど(笑)

メキシコの死者の日の写真がいっぱい。映画ではこれほとんどまんま。allartesania.com/day-of-dead-p

『リメンバー・ミー』
映像はとても楽しい。死の国の美しさは圧巻。とくに守護動物たちのデザイン。
もとのメキシコの民芸品ってこういうもの?
4travel.jp/travelogue/10420007

しかし、当時広島には朝鮮人かなりいたはずなのに、まったく影も形もないな。なんで朝鮮人が多かったかというと、化学工場や軍需工場で働いていたんですよ。

『この世界の片隅に』 

Netflix で。
原作の味も出てるし、よくできたアニメ映画。
りんが夫と関係あったくだりを削っちゃった罪滅ぼし? か、エンドクレジットの中で、りんとすずのエピソードをクレヨン画で見せてるのがかわいい。
のんの声も合ってるといえば合ってるけど、ずーっと彼女の顔が脳裏にちらちらするので、声優としてはどうなんだろう。彼女だけの問題ではなくて、著名な俳優やタレント使うと、よくこうなっちゃう。ベテランの声優さんの顔はわたしでも知っているが、声をあててる映画を見ても、ちらちらしない。

あ、『グエムル』はサブタイトルあったわ。「漢江の怪物」。まあ、このくらいなら許せる(笑) タイトルの解説やね。

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『オフィス 檻の中の群狼』 

@josejose 確かにそうですねー。警察も権力の一部、って感覚ですかね。日本ほど「おまわりさん」への素朴な信頼感はないみたいですね。

『オフィス 檻の中の群狼』 

で、パク・ソンウンは無能な警官で、なんだかはっきりせず、ほとんど見せ場がない。コ・アソンやその先輩上司たちの小物ぶり、パワハラぶりはなかなか迫力あったが、幽霊話に落とすかどうか、どっちにもとれる作りにしてあるのが、びみょー。
どっちにしても、韓国の若者の就職難を知らないと、切実さは理解できないかもね。そういう面からは、日本の若者がいちばん理解できるかも。

『オフィス 檻の中の群狼』
パク・ソンウンとコ・アソンにひかれて見た。
コ・アソンは、すっかりおとなになって、もう何本も映画に出てるのに、いまだに『グエムル』の、って思っちゃう。
しかし、韓国映画っていうと、こういうダサいサブタイトルつけなきゃいけない決まりでもあるのか。
『グエムル』や『シュリ』はダブタイトルないパターンだが、これはこれで、元の韓国語の発音からかなり離れてしまっていて、韓国語できる人が原題を推測できないという・・・w 「え? グエムルって怪物(の韓国語読み)なの?」という発言を複数聞いてるわ。

『プランマン』 

U-next のポイントは使い果たして、Netflix に戻ってきましたw
かわいいコメディだったのに、なんで最後は陰惨な話を持ってくるのかしらん。
精神科のグループ・ワークをちゃかしていたり、最後は医師が患者のひとりといい仲になっていたりするのが、かなり抵抗あった。
チョン・ジェヨンとハン・ジミンがとてもよかっただけに残念。
洗濯屋のおじさんとか、同僚とか、周りの人たちが主人公を暖かく見てるのが救い。

『ドクター・ストレンジ』 

マーベル祭りもこれで最後。
街がぐるぐる動き出して、エッシャー的になったりするのは、とてもおもしろかった。あと、ちょっとへそ曲がりのマントも。
でも、全体的には修行なめすぎ、ティルダ・スウィントンのキャラクターも中途半端。女性にするのはいいとして、なんで白人?

『スパイダーマン ホームカミング』 

アメリカの高校生活って、なんか殺伐とした感じで描かれることが多いんだけど、この作品では優秀な子が集まる学校という設定だからか、けっこう安心して見られる。いじめっ子が白人じゃなくてラテン系になってたのはなんでかな? マイケル・キートンのバットマン好きだったよなーと思いながら見ていた。

『バーフバリ2』おかわりしたー。あー、おなかいっぱい。楽しかったけど疲れた(^^;

U-nextポイント消化祭り、今日は『バーフバリ王の帰還』の予定。わたしは劇場で見たけど、帰省してきた息子が見たがっているのでつきあうよ。てか、もう一度見たかったのでちょうどいい。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 

なんかマーベル祭りになっているけど、Unext のポイント使い切って月末に退会したいと思ってるのと、体調が芳しくなく重いのはつらいな、ということで、こうなっていますw
ヒーローものとはいっても、テーマは軽いどころではなく、正義の遂行のために犠牲になった無辜の被害者にどう向き合うか、ってもの。
しかし超人というのは難儀なもので、ふつうなら諦めるか法の支配に期待するか、っていうのを自力救済に走ってしまう。お話としてはおもしろいけど、現代社会で突出した能力のある者をシステムに取り込むのは難儀だよねぇ。いないほうがいいという結論になりそう。
空港での格闘シーンは超人大決戦という趣で、飛行機までがんがん壊しちゃうのがすごい。
仲間割れという陰惨な対決を、スパイダーマンの幼さを強調することで救っているのは、うまいなぁと思った。
あと、ふつうの生活空間にいるビジョンの違和感すごくて、出てくるたびに笑えた。

『マイティ・ソー バトルロイヤル』 

ケイト・ブランシェット様が超強そうでかっこいい。どんなに悪くてもついていきたい!(笑) でも、そもそも悪いのは父王で、ヘラはハシゴはずされて存在自体ないことにされてたという気の毒な存在じゃんねぇ。息子への説明も「あんまり暴力的だったから閉じ込めた」とか、それまで便利に使ってたくせに、都合よすぎ。アンソニー・ホプキンスだから、なんとなく威厳があって言葉に重みがあるけど、キャラとしては改心したハンニバルやろ。
ジェフ・ゴールドブラムのお調子者ぶりもよかった。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』見た。 

わはは! 楽しい!
姉妹の成り行きとかは、予想どおりだけども、殺し合いのめちゃくちゃさで、クサイのは許せる(笑)
カート・ラッセルは最初からあやしさ全開だし。
エゴのペット? のアジア系の女優がかわいかった。
かわいいといえば、ベビー・グルート。ダンスシーンはもう反則。

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