台湾映画『星空』見てきた。
感情の描写の場面になると、通常の音は消え、音楽が全面に出てきて、スローモーションになる。台北の駅に突然雪が積もったり、折り紙の動物たちがあるき出すようなファンタジックな描写も、リアルなシーンときれいに続いている。ドアの下のスキマから見た、水から出されて瀕死の金魚、世界のように崩れ落ちるジグソーパズル、印象的なシーンもたくさん。
だけど、親の不和、淡い初恋、特別な才能がかえっていじめを呼ぶ、とか、まあローティーンを主人公にすえたら必ず出てくる設定ばかりで、若干たいくつだったことも確か。
いい映画ではあるけど、名作とまで言われるとどうかなぁ。