『ザ・ウォーカー』
彩度を落とし、白っ茶けた世界。目的の地にたどりつくと自然な色になるの、ありふれた手法ではあるけど、映画らしい見せ方で好き。
文明が失われた後の荒廃した世界を描いたものの中では、とくに新味はないんだけど、匂いに何度も言及しているのがよかった。水も石鹸も極端に不足したら、っていうのが現実的に迫ってくる。
途中までデンゼル・ワシントンかっこいい! と思って見ていたんだけど、後生大事に守っている本がバイブルとわかり、だんだん神がかりになってくるにつれて、乗れなくなってきた。
聖書を、というか、信仰を支配の道具と考えるほうが当たりなんじゃなかろうか。
なんか見た顔だなぁと思ったら、ジェニファー・ビールス。すてきに年を重ねている感じでした。
シェイプオブウォーター
@tacchan お返事ありがとう^^ 見てる側がマイノリティだから、マイノリティの登場人物の気持ちがわかるか、っていうのはどうなんでしょうね。わたしは、エスニックマイノリティです。わたしの周りの、外国人やセクマイの人を見ると、評価は真っ二つですね。感動したという人や気持ち悪くなったという人や。わたしはすっごいもやもやしましたが、それも含めて、劇場に足を運ぶべき映画だと思います。いろんな解釈ができるというのは、映画の豊かさですよね。
シェイプオブウォーター
@tacchan 登場人物の中で、いちばんリアリティがあり、内面に迫っていたのが、悪役のおっさんだと思いました。マイノリティはストーリーに都合がいいように作られていた感じです。
シェイプオブウォーター
この映画の悪役のおっさんが一番可哀想である。
終始、上司であるクソ元帥にいびられ続け、家でも全く心の通じてないクソ妻にセックスの相手をさせられ(おっさん指を怪我してるというのにセックス相手は厳しいだろ・・・何考えてんだこのクソ女www)、イライザからはFuck youと手話で言われ・・・散々だ。
心の穴を埋めるためにやってることはキャデラックを買うこと。飴を舐めること。
まぁ実際、世の中の大多数が、このおっさんみたいな感じで生きてるわけだ。
このおっさんみたいな人に観て欲しいんだよな、この映画。
この映画で癒される事で、部下をいびらないようになってくれたら、世の中はもっと良くなるはずだwww
『ブラックパンサー』
あのおばさんは韓国系アメリカ人だったのか。
http://kwebtour.blogspot.jp/2018/02/blog-post_7648.html
たんに韓国語がへたなだけだったらしいw
『スリービルボード』
真っ先に出てきた感想は「イナカはいやだ!」w
よくほのぼの映画で「悪人出てこない」みたいなのがあるけど、これは逆で「いい人」は出てこない。
唯一マシな警察署長は、妻子を置いて自殺しちゃう。たとえ数カ月の違いとはいえ、身勝手なのは間違いない。
主人公も、障がい者に対しては、レストランで相手はネクタイにジャケットなのに、自分は作業服姿で「わたしはこんな人とデートするような人間じゃない」という、ウエメセのオーラ全開。不機嫌より、犯罪より、暴力より残酷だった。
いろんな意味で残酷な話なんだけど、どこか救いのある雰囲気なのは、音楽がしみじみしているからかも。いきなりの「庭の千草」にはちょっとめんくらったが。
@josejose キング原作の映画って、あたりはずれ激しいですから、キングファンだからおすすめ! とも言えないのがつらいところです(笑) 映画としてのできと、原作のイメージ壊してないかはまたちょっと別の話ですしねぇ。
映画は劇場で見たい。韓国映画多めです。
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