『リメンバー・ミー』を見に行ったのは、もちろんそういうところが見たかったのだが、ストーリーにはのれなかった。
正確に言うと、テーマになっている「家族バンザイ、家族サイコー」にのれなかった。これ、家族を持たない人、家族から逃げたい人にはめっちゃしんどい映画だよね。もちろん、そういう人には向けていない、全方向に向いた映画なんてないのは当たり前なんだが、主人公が受ける家族からの理不尽な抑圧を、簡単にチャラにしちゃうのは、なんか釈然としない。
それと、肝心の主題歌がなんかラテンぽくなくて、つまらなかった。
祖先の法事に命かけてる文化の中で育って、そのためにどれだけ女性がしんどい思いをしているか見てきた人間からすると、まあ、しかたないんだよね。
それなら、ディズニー映画見るな、という話になっちゃうけど(笑)
メキシコの死者の日の写真がいっぱい。映画ではこれほとんどまんま。http://allartesania.com/day-of-dead-page/
『リメンバー・ミー』
映像はとても楽しい。死の国の美しさは圧巻。とくに守護動物たちのデザイン。
もとのメキシコの民芸品ってこういうもの?
https://4travel.jp/travelogue/10420007
『オフィス 檻の中の群狼』
@josejose 確かにそうですねー。警察も権力の一部、って感覚ですかね。日本ほど「おまわりさん」への素朴な信頼感はないみたいですね。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
なんかマーベル祭りになっているけど、Unext のポイント使い切って月末に退会したいと思ってるのと、体調が芳しくなく重いのはつらいな、ということで、こうなっていますw
ヒーローものとはいっても、テーマは軽いどころではなく、正義の遂行のために犠牲になった無辜の被害者にどう向き合うか、ってもの。
しかし超人というのは難儀なもので、ふつうなら諦めるか法の支配に期待するか、っていうのを自力救済に走ってしまう。お話としてはおもしろいけど、現代社会で突出した能力のある者をシステムに取り込むのは難儀だよねぇ。いないほうがいいという結論になりそう。
空港での格闘シーンは超人大決戦という趣で、飛行機までがんがん壊しちゃうのがすごい。
仲間割れという陰惨な対決を、スパイダーマンの幼さを強調することで救っているのは、うまいなぁと思った。
あと、ふつうの生活空間にいるビジョンの違和感すごくて、出てくるたびに笑えた。
映画は劇場で見たい。韓国映画多めです。
http://yhlee.org/movies