『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』の感想です。 (1/5)
コンピュータサイエンスのノーベル賞はチューリング賞。
「チューリング」は、本作の主人公であるアラン・チューリングから取られた。
本作は、チューリングの生涯を、
・第二次世界大戦におけるイギリスの対独戦
・チューリングのエニグマ解読の功績
・同性愛者であるが故の不遇な人生
3つに焦点を絞って過不足なくまとめた、という印象。
「誰でもヒーローになれるか?」の結論は、「そのヒーローが誰にとってのヒーローなのか?」という条件によっって、変わりそうですね。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1030403960
ヒーローの語源は、物語の主人公、ということらしいですね。
物語の主人公は、その物語上唯一の存在、つまり、その人がいなければ物語は成立しない。なくてはならない存在。
上の語源から派生して、現在のヒーローを考えれば、
ある人Aにとって「この人じゃないとダメだ!」という人Bがいるのであれば、BはAにとってのヒーロー、と言えるのではないだろうか。
要するに、ある人にとって「この人じゃないとダメだ!」と思われることは、現実的な努力の範囲内でできるはずだ。
しかしながら、言うまでもなく、万人にとって「この人じゃないとダメだ!」と思われることは、全ての人にできることではない。
自分的には1つの結論を得てしまったw
@batman_736 そうそう、本来ならば、ヒーローは置き換えのできない、唯一の存在であるべきですね。
最近、お手本になるような人が全然いないですねぇ。我々は嫌な時代に生まれてしまったのかもしれません。
@yoshi49 これ大好き。5回ぐらい観た。ジョン・ウーの作品だから、派手な演出は仕方ないですw
『gifted/ギフテッド』の感想です。 (2/2)
この映画が愛に溢れている所以優は・・・あなたのようなクソに対してさえも、救いを描いてくれているところです。製作者の愛には、誠に敬服する。
まあ人間色々ありますよね。
というとで、非常に良くできた社会派映画でした。
本作は、現代社会の病理、民主主義を履き違えているお前ら(a.k.a クソ親)に対して送る、最高の処方箋です。
https://eigakansou.life/gifted-%e3%82%ae%e3%83%95%e3%83%86%e3%83%83%e3%83%89/
『gifted/ギフテッド』の感想です。 (1/2)
愛のある映画だ。
子を持つ全ての親はこの映画を観るべき。
どこぞの天才の話だと思って、私には関係ない、と思っているいるそこのあなた!
あなたは人間として終わってます。徹底的に自己反省した方が良い。
あなたはダメな人だ。この映画を100回ぐらい見て、このDVD盤を100舐め、仏壇に飾って、毎日盤についたホコリを煎じて飲んでください。それを死ぬまで続けないとダメだ。
あなたは、自分の自己実現のために、他人に対してクソを撒き散らしていませんか?
まさかと思いますが、それはあなたの大切な人に対してではないですか?
自己実現など無意味な空想に過ぎない。
一生懸命自己実現しようと思っている奴はこの社会のクソだ。自己実現などクソだ。
あなたは巷のクソ啓発本に騙されてはいませんか?
https://eigakansou.life/gifted-%e3%82%ae%e3%83%95%e3%83%86%e3%83%83%e3%83%89/
@yhlee いやいや、映画は体験を共有するための娯楽という側面もありますので、その点においては、映画はファッションでもあるのかなぁと。反論のしようがありませんw。
自分も共感しておりますよ。
『ビューティフル・マインド』の感想です。 (3/3)
あと、ラッセル・クロウがすごい好演しており、本作を観て彼のファンになったのですが・・・後で知った話では私生活ではボロボロだとか。映画のイメージぶち壊しやん!でもそれは名俳優の宿命なのかもしれませんね。
https://eigakansou.life/%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%95%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89/
『ビューティフル・マインド』の感想です。 (2/3)
本作は実は結構史実とは異なリます・・・が、個人的にそんなことはどうでも良くて、むしろ、よくぞここまで大胆に脚色してくれた(撮影当時、ジョン・ナッシュはご存命だったというのに・・・)、というのも。(ぶっちゃけ、ジョン・ナッシュ自体、そこまで面白いエピソードがある人物だとはどうしても思えない)。
人は、強烈な個性を持ったすごい頭脳の持ち主を天才と呼びますが、しかしそれだけでは不十分であり、大切なことは最後まで自分の才能を信じ続ける気持ちを持てるかどうかと、強烈な個性を受け入れるだけの余裕がある社会と仲間の存在だと思います。
本作では、それらを表現するために大胆な脚色を施したのだと思います。とても暖かい映画になっていました。
『ビューティフル・マインド』の感想です。 (1/3)
最近、めっきりクソ映画しか撮れなくなったロン・ハワードですが、この映画は大好き・・・ということで久々に観たけど、やっぱり良いっすね。
当時、できの悪い大学生だった僕は、この映画の「アダム・スミスは間違っている!」という言葉にえらく感動しました(笑)。本当の数学の面白さを、あの短いシーンで簡潔に伝えてきっていたからです。多くの人はご存知の通り、日本においては高校まで数学は単なる試験通過のためのゲームでしかありません。しかし、数学の本当の価値は主張のための道具というところにあるのです。それは文系の学問にも十分に適用可能な道具であるのです。そして現在、数学の適用が最も進んでいる文系の学問は経済学。
https://www.youtube.com/watch?v=UvIichx5JKo
うおお。早く見てぇ!!