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バハールの涙-1 

あらすじ:侵攻してきた ISよって家族を奪われたバハール。息子を奪還するため女性だけの戦闘部隊を結成し戦いに身を投じていく。

マチルドという女性戦場記者の視点で描かれる。第三者である視点を通してなぜバハールや他の女が銃を手にするようになったか、バハールの過去を重ね合わせながら物語は進む。

戦争という異常下において女の価値はお決まりのごとく性奴隷だ。その中には10歳にも満たない少女も含まれる。

当然のようにバハールも性奴隷とされ何度も売り買いされる。
女のというだけで心も身も殺される。

強姦は心の殺人だと誰かが言ったの思い出すほどにバハール達は何度も殺される。

人としての価値が存在せず性として活用できなければ拷問という暇つぶしに取って代わる。

何もかも奪われた後に残ったのは銃だったと思うとやりきれない。

続く>>>

今週のシネマトゥデイ 金曜レイトショーは「海外特派員」だ!!
来週は「見知らぬ乗客」で二週続けてヒッチコックじゃん!

どちらもめちゃくちゃ久しぶりなのでうろ覚え。
絶対見ようと。

先週は「アラバマ物語」でした。これまた久々に見たのですが素晴らしい。

最近はレンタルしない限りなかなか放映されないから疎遠になりがちでありがたい。

youtu.be/ZlWrUCbFgrk

ボーダー二つの世界-2 

醜い容姿により友人や恋人がいても孤独を感じているティーナがヴォーレに出会い自身のルーツを知ることになる。

ラストも含め小説とは異なる部分もあり映画では小説で触れる程度で終わらせたエピを膨らませ話に整合性をもたせた印象。

監督のインタビューではティーナ達のディテールはネアンデルタール人をモデルにしてるとのこと。

そうすることで現代人とかけ離れないようにしているため、物語に深みがあった。

何より詩的な表現よりもより原始的。セックスなどの愛情や怒りの表現とかがね。

映画の方がわりと意図が明確でこれもある種の民族迫害の話。

いやもう全てがネタバレになってしまうので言いたいけど言わない!

でもこれだけ言わせて!フィンランドってことはムー◯◯だよね!?

本当に素晴らしい映画だった。

ボーダー二つの世界-1 

先週見れなくてどうしても見たかったので早退。。
大丈夫だ..今週はまだ始まったばかり..後半頑張る...。
ちょっと長いので二つに分けます。
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あらすじ:税関職員ティーナには、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分けるという特殊能力があった。ある日、彼女は勤務中に奇妙な旅行者ヴォーレと出会う。

「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者リンドクヴィストの短編集に収録されている作品の映画化。今回も原作者が脚本を執筆してます。

素晴らしかった。
色々な感情が刺激され、最終的にそれしか出てこない。

----続く

ワウンズ:呪われたメッセージ 

あらすじ:ウィルは店で客同士の喧嘩に遭遇。その時、拾った携帯電話にに謎のメッセージが送信されてくるように...。

警察届けないでなんでずっともってるの..捨てても戻ってくるアナベルちゃん並みに、届けても戻ってくるなら怖いけども!

ずっと持っててというよりは完全にパクっておいてですよ..怖いメッセージ&動画が来る程度なら電源切っとけ。

主人公よりも先に恋人がおかしくなるもののお風呂に入れたら元に戻る謎原理..。

結局のところ何かの怪奇現象なんだろうが、不愉快なほどにゴキブリでてくるけど、そのゴキブリの呪いなの?

ただただゴキブリしか印象に残ってない.. だって1ミリも伏線回収されずに終わった...。
いや、伏線すらなかったかもし..れ..ぬ..。

これはチェックだな。

北欧“負け犬”ヘビメタバンドのおバカな珍道中! 「ヘヴィ・トリップ」予告入手 : 映画ニュース - 映画.com

eiga.com/news/20191018/6/

11月15日より全国公開の「恐怖人形」

予告見たけど...これは期待値が上がるな。
初めてかもしれない人形がチェンソーもって襲ってくるという物理攻撃!

t.co/NCjagnPqCE?amp=1

「ボーダー二つの世界」を今日は見に行こうと思って時間調整をしながら仕事してた。

が、朝から喉が痛く...。
見事に風邪を拾ってしまい熱出てきたのでやむなく帰宅。

今日を逃すと見に行けないので悲しい。。

とりあえず原作本は買ってあるのでセル落ちするまでに本を読もう。

新文芸坐では「去年マリエンバートで 4Kデジタル・リマスター版」の上映はないのでご注意を。

新文芸坐での上映は下記の作品

「二十四時間の情事/ヒロシマモナムール」
「かくも長き不在」
「ラ・ジュテ」
「不滅の女」

shin-bungeiza.com/allnight.htm

アラン・レネ監督作品「去年マリエンバートで」が4Kで修復され、2019年10月25日よりYEBISU GARDEN CINEMAを皮切りに全国で公開。

10/19(土)には新文芸坐にてオールナイト上映が決定。

cetera.co.jp/marienbad4K/

見たい...がぁ....スケジュールが...厳しいかもしれん....。

「サタンタンゴ」渋谷でまだやってる。
上映時間438分か...。

業務じゃん。
ほぼ勤務時間じゃん。
残業ないだけちょっと早く帰れるね!レベルは些か悩む...。

「IT」が地上波放送11月8日に決定。

R-15なので該当シーンを削除してとのこか.....ふむ..。

なんだか..優しい世界になってそう(映画内が)...。

「IT THE ENDそれが見えたり終わり」が4DX with ScreenXで上映決定したのはちょっと嬉しい。

でも怖いなーー。

何が怖いって....足が届かないんですよ..椅子が高くて...踏ん張れないんですよ..揺れるとね...。

ワイスピ見に言った時は椅子から落とされるんじゃないかとヒヤヒヤしたもので。

itもなーー怖いなーー。

ゾンビランド公開されてから10年経ってるとかマジで怖い....もうそんなにたったの...嘘でしょ....

※見れなくなっていたので再toot
(2019.10.4)

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ご無沙汰してます。

近ごろ忙しさ倍とストレスフルなものの少し余力があった時にハロウィンやアスやアナベル(振り返るとホラーばかりや)見に行ったり。とはいえ、ほぼ映画は見てないです。

先月からシネマトゥデイ で毎週金曜にレイトショーと称しYoutubeで無料配信になったので楽しく見てます。過去の名作を無料で。

とりわけ、「そして誰もいなくなった」「郵便配達は二度ベルを鳴らす」はまた見ることができて面白かったです。

編集長のなぜ今の時代に共感する部分があって。
たしかに昔は毎日のようにテレビで映画が流れ家族であれこれ言いながらみていた時代があったなと。
これも配信なんで賛否両論なんでしょうけど。

cinematoday.jp/page/A0006838

ここにたまに出没するかもしれないし、また当面来ないかもしれないしそんな感じです。
あ、池袋のグランドシネマサンシャインのポップコーン(塩)はマジで普通。TOHOシネマズの方が美味しいです。

「サミーミの血」を見た後と前では「アナと雪の女王」の見方が変わるね

サーミの血-3 

監督自身もサーミ人であり映画に登場するすべてのサーミ人役には実際にサーミに出自を持つ人たちを起用する徹底ぶり。

民族差別にたいする問題提起となるのは無理からぬものの映画は少女の回顧録としているところが良かった。

様々な差別の中で一番腹が立つのは「臭い(獣臭)」という直接的な言葉よりも「人類学専攻」なのと言いながらヨイクを歌わせるシーンだ。
ヨーデルとヨイクの違いもわからない彼女は好意からしたことだが、これこそ無自覚の差別だよなぁ。。

日本にもアイヌ民族の歴史があるが、日本人が本当の意味で正しく民族迫害を理解できるのだろうか。無理な気がする..。
人のことをどうこう言えるほどの立場でもない。
なぜながら私自身が無知だからだ。

もうホント無知は罪とはよく言ったもので己を恥じるばかりだ。

サーミの血-2 

物語は妹の葬儀のため帰郷したクリスティーナがホテルの一室で捨てたはずの過去を回想するところから始まる。

サーミであることで差別を受けたエレ・マリャは名前をクリスティーナとかえウプサラへと向かう。生きる場所が違ってもサーミ人であることを忘れさせてはくれない。

名前を変えコルトを脱ぎ捨てても血からは逃れられない。

差別とは何か?

中でも一番怖いのは「視線」だ。いつでも周りを注意深く見ているその仕草が印象的だ。

多くの人がエレに感情移入するのは難しい。私たちは民族迫害されたことがないからだ。

しかしクリスティーナが多くを語らず、かわりに表情や視線で感情を表現しそこに少なからずとも観客は自身を重ねる余白がある。

エレと対照的な妹、エレの孫娘もまた対照的な立場だ。エレだけがサーミとの間で揺れている。二律背反を抱えたエレが救われる日が来るのだろうか。

サーミの血-1 

<長いのでたたむし続くよ>

スウェーデンの北部にあるラップランドに居住する先住民族サーミ人のエレ・マリャが自身の民族に対するルーツについて差別のなかで普通であることを切望した少女の話

感想の前に...昨年から少しスウェーデン語を勉強し始めまして(ホントマジで少しなんですけどね)歴史も調べてみたらサーミ人という民族が各国によって迫害されたことをその中で知りました。

サーミ人はトナカイ遊牧民でサンタクロースが住んでと言われるラップランドの少数民族です。

20世紀に入るとスウェーデによる分離政策によって元々の差別に加えて問題が根深くなり..分離政策はサーミはスウェーデン人よりも人種的に劣っているという考えに基づいた法律。

こうしてサーミ人は土地を購入して住んだり、ほかの仕事に就いたりすることを禁止される。むろんサーミ語も禁じられスウェーデン語を強制される。子供たちは専用の寄宿舎に入れられ進学は許されない。

学術的調査として人前で裸にさせられ写真を撮られる。鼻の長さまで緻密に記録を取られる。

そしてこれらの民族差別が映画のテーマです。

「ミッドサマー」ついに来年2月に日本公開か..よりによって2月とか皆んな自律神経乱れている時にとどめ刺しにやってくる...。

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