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サーミの血-1 

<長いのでたたむし続くよ>

スウェーデンの北部にあるラップランドに居住する先住民族サーミ人のエレ・マリャが自身の民族に対するルーツについて差別のなかで普通であることを切望した少女の話

感想の前に...昨年から少しスウェーデン語を勉強し始めまして(ホントマジで少しなんですけどね)歴史も調べてみたらサーミ人という民族が各国によって迫害されたことをその中で知りました。

サーミ人はトナカイ遊牧民でサンタクロースが住んでと言われるラップランドの少数民族です。

20世紀に入るとスウェーデによる分離政策によって元々の差別に加えて問題が根深くなり..分離政策はサーミはスウェーデン人よりも人種的に劣っているという考えに基づいた法律。

こうしてサーミ人は土地を購入して住んだり、ほかの仕事に就いたりすることを禁止される。むろんサーミ語も禁じられスウェーデン語を強制される。子供たちは専用の寄宿舎に入れられ進学は許されない。

学術的調査として人前で裸にさせられ写真を撮られる。鼻の長さまで緻密に記録を取られる。

そしてこれらの民族差別が映画のテーマです。

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