バハールの涙-1
あらすじ:侵攻してきた ISよって家族を奪われたバハール。息子を奪還するため女性だけの戦闘部隊を結成し戦いに身を投じていく。
マチルドという女性戦場記者の視点で描かれる。第三者である視点を通してなぜバハールや他の女が銃を手にするようになったか、バハールの過去を重ね合わせながら物語は進む。
戦争という異常下において女の価値はお決まりのごとく性奴隷だ。その中には10歳にも満たない少女も含まれる。
当然のようにバハールも性奴隷とされ何度も売り買いされる。
女のというだけで心も身も殺される。
強姦は心の殺人だと誰かが言ったの思い出すほどにバハール達は何度も殺される。
人としての価値が存在せず性として活用できなければ拷問という暇つぶしに取って代わる。
何もかも奪われた後に残ったのは銃だったと思うとやりきれない。
続く>>>