ラース・フォン・トリアー監督最新作『ハウス・ジャック・ビルト』
前作『ニンフォマニアック』から5年ぶりのラース・フォン・トリアー監督・脚本最新作『ハウス・ジャック・ビルト』!!!!!
より濃厚に味わうために1日2回(連続)見てしまった(笑)!!!!!
とにかく躊躇がない殺人絵巻!
これラストシーンの解釈を含めてラース・フォン・トリアーによる21世紀の『殺人狂時代』ですよ。
あと主人公が老人に過去を独白する形で展開したり、数々の音楽、絵画、建築、文学、動物などのトリビアコラージュなど、
作りが『ニンフォマニアック』と同じなんだよね。
色情狂の『ニンフォマニアック』と殺人狂の『ハウス・ジャック・ビルト』で欲望の異母姉弟である!
それとなによりも重要なのがグレン・グールドのピアノ!!しかも、なぜかグレン・グールド本人映像つき! これがより不気味で凄い。
密かに何百回見ていた予告編のを聴くのとは違い、本編のグレン・グールドには重みと不気味さがある。
『女王陛下のお気に入り』に勝るとも劣らないというか勝っちゃった変態殺人映画!
多分、また見る。
@yoshi49 様
強いて言えば『ストレンジャー・ザン・パラダイス』で見られた男のサガでしょうかね。
あと、4番目のティルダ・スウィントンがチョイ役でしたが黒髪で綺麗でしたね。
かつてのコメディ映画のビル・マーレイとは違った中年ビル・マーレイの脂がのった作品ですよね、これとソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』は。
#洋画
「 #ブロークンフラワーズ 」を見ました
実年だが、プレイボーイな男が独身だが、
昔の彼女から息子がいたと知らされ、
その子が生まれた時ぐらいに、
付き合っってた彼女たちの中から
母親を探す旅に出たという話
ストレートに言うには、
デリケートな話題なので
遠回しに言わないといけない
もう、ずいぶん前にわかれた彼女なので、
なんで会いに来たのかとか、
元彼女としては、なんで今さらという
そんな感じの不思議な感じの再会話が、
なんとなく面白い映画です
それに、元彼女たちが、
幸せそうだったり、不幸せそうだったり
変な方向にハマってたりと
いろいろなパターンがあって、
いろいろな再会話が楽しめます
あと、隣人役のジェフリー・ライトと
ビル・マーレイの変な感じの漫才も
楽しいです。
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
納得行くために3回見た。
脚本が精巧だった『パシフィック・リム』や『シン・ゴジラ』と比べて、政府とモナーク(現場班)のやり取りが序盤しかなかったり、やけにラッセル親子にクローズアップした脚本に雑さを感じたが、渡辺謙演じる芹沢博士の「ゴジラ愛」と終盤の4大怪獣ガチンコプロレスの圧倒的パワーにねじ伏せられる…というのが今回の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』かな。
レジェンダリー万達グループの中華風味も雲南省とチャン・ツィーでたっぷり効かせた辺りは『パシフィック・リム2』よりかはいくらかマシ。
生物が死滅する兵器や核投入に躊躇がない荒唐無稽さあるが、世界中で巨大生物大暴れによる終末ムードは擬似的な世界大戦と考えればありかな。
異様なスケールのデカさと同時多発怪獣パニックな様子に『インデペンデンス・デイ』や『デイ・アフター・トゥモロー』、『2012』といったローランド・エメリッヒ風のブロック・バスター/ディザスター/パニック映画に通じるものを感じた。が、監督はエメリッヒではなくブライアン・シンガー周りのスタッフなんだよね。
どうにも筆者が眠いだけのようにしか見えない記事。ネガティブな記事って難しいし、反面教師になる。ボクもやりがちだから気を付ける。