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カーソン・マッカラーズの『結婚式のメンバー』(村上春樹の新訳)を読む。いくつかあるその映像化の中でもっとも有名なのはフレッド・ジンネマンが作った52年の映画だろう。しかしながら、それのみならず『結婚式のメンバー』の映像化は軒並み輸入されてないのだ。なんで?ネットで動画検索するとジンネマンのが引っ掛かったが、93分の尺なのに1時間ちょいしかない。なんで?理由は若干早送りで進むからで、それは調整出来るもののどういうわけか上下左右が切られていて観難いことこのうえない。にも関わらず観るのだから、俺は相当な暇人のはずだ。主人公の12歳の少女を当時27歳のジュリー・ハリスが演じている。多少トウが立っているが、それでも見ようによってはこういう12歳もいるかな?と思わせるところがすごい。原作のイメージとは全然違うけどね。ハリスはこれでオスカーの候補になった。

@puko3 またお願いします。ところでこのトゥート、直したいので一旦削除します。

6月1日だったと思うけど映画の友だちがニューヨークの名画座で『セリ・ノワール』(79)やってて羨ましいと言っていたのでそのサイト見たらラインナップが最高でやはり羨ましい。眺めていたら『セリ・ノワール』が観たくなったので観て、翌日、今日はなんだろうと思ったらディートリッヒの『間諜X27』(31)だったけどそれは持ってなかったのでその次の回に予定されていた『ミツバチのささやき』(73)を観た。好きな映画を好きな時に観られるのは本当に幸せなことだと思うと同時にそんなことばかりやっているから新作が溜まってしまうのだといつもの反省。反省しながらも今日はなにかな?とチェックしたら『ミラクル・マイル』(89)だった。これは去年ブログ仲間とやった遊びの映画祭でグランプリを獲った作品。こういうところで上映してると聞くと自分のことのように誇らしい気分になる。いい気分になってビールを開ける。夜には監督や出演者たちが登壇するらしい。本当に羨ましいなあ。ここです→ metrograph.com

『ラブ&マーシー』(15)で夜空の星を見ながら語るブライアンとメリンダ。もちろん連想するのは『シュア・シング』(85)の図書館の屋上なんだが、そこでダフネ・ズニーガは可愛らしい子供の頃の夢を話すのだ。「私、お姫様になりたかったの」よっしゃ、分かった!とメル・ブルックスが思ったかどうか知らないが、ブルックスは『スペースボール』(87)でズニーガをヴェスパ姫役に起用、劇場鑑賞以来、大好きで繰り返し観ているこの映画をまたしても観てしまいました(そんなんばっかりしててちっとも新作が観られない)。ちなみに併映は『ポルターガイスト3/少女の霊に捧ぐ…』(88)であった。

ポーラッド『ラブ&マーシー』(15)についにてブログに書きました。
blog.livedoor.jp/hktsunagetemi
この映画については、なにから伝えればいいのか、と小田和正的に思い付くまま書いて一応書き上げましたが、スタジオ録音場面がゴーダル『ワン・プラス・ワン』(68)だとかラストのベッドの場面が『2001年宇宙の旅』(68)だとかウィルソン演じたふたりの役者は「ジョンとポール」だとかいろいろ書くのを忘れてるのでそれらはまたいずれ、2回目の記事を書こうと思っています。

@baba_8988 すごい展開ですね(笑)予定なかったけど、行こうかな。

hktsunagetemiru さんがブースト

『騎兵隊』でトイレに監禁された男の子が南軍に参加しようと大暴れする場面があるけど、あの子役に対する人間としてあつかってない得体のしれない生き物みたいな撮り方が『LOGAN ローガン』のローラたちの印象と重なるのよね。そもそも成人の俳優どころかジョン・ウェインさえ演技力を信用してないフォードの作品だから当然か。

ちなみに本番中なかなか泣けなくて、劇中、泣いてるのはデ・パルマに殴られたからだと語っておる。

サイゴンが陥落して命辛々脱出したものの11人いた兄弟とは離れ離れになり少女は父と共にアメリカに移住した。母親の方はパリに渡り暮らしていて18歳になった少女は会いに行くがその時すでに父親は癌で亡くなっていた。妻に会う前に。あるパリでの夜。少女は彼氏と3回も観た映画『アンタッチャブル』のことを語りながら中華街を歩いていたら映画のオーディションの貼紙を見付ける。監督はデ・パルマだという、ので、会場も近かったし少女は受けてみることにした。すると、見事、合格!少女は映画の中でショーン・ペン率いる米兵の分隊に襲われマイケル・J・フォックスはそれを阻止しようとするのだが…。彼女の名はThuy Thu Lee。IMDbで見ると出演作は『カジュアリティーズ』(89)1本しかない。プロモーションで彼女は折角母に会えたものの知らな過ぎて困ってると言う。「だって10年は長いわ。だから映画と同じなの。つまり戦争に巻き込まれた人間は誰もが犠牲者なのよ」

@baba_8988 すいません、混ざってました。仰る通りです。

『ラブ&マーシー』(15)で80年代のブライアン・ウィルソン演じたジョン・キューザックが実際にはその頃、出ていたのが初主演作『シュア・シング』(85)。ブログで記事にしました。
blog.livedoor.jp/hktsunagetemi
選曲はベッキー・シャーゴ。『フットルース』(84)で名を上げた人だけど、残念ながら劇中、ビーチボーイズは流れません。

@puko3 棺桶から殺し屋が飛び出しジェームズ・ボンドは狙われるが返り討ちに遭いそのまま棺桶へ…という映画的と言うしかない素晴らしいシーンのある作品です。お観逃しなく!

千葉、筧『団地七つの大罪』(64)。東宝映画。キャストが凄まじく豪華な当時の団地舞台にしたオムニバス艶笑譚。どういうわけかこの時代の日本の風景に惹かれる。それはノスタルジーでは全然ない。なんせ自分が生まれたのはこの10年後のことなのだ。することがなさそうで逆に自由そうに思うからかな?不便そうなところも、だから時間が掛かって当たり前でゆっくりしていて羨ましい。そしてこの映画は大した内容ではないところがいい。というか、司葉子がエッチで、団令子がエッチで、八千草薫と草笛光子がエッチである以上に必要なものなどあるだろうか?自分には思い付きもしません。ところで、千石規子が出て来て赤ん坊を抱いているので彼女は一体いくつの設定なのだろう?と眉間に皺を寄せていたら35歳だと言うので驚く。今の自分より7つも年下だが、失礼だがお母さんと呼んでしまいそうな佇まいだ。この頃の日本映画はそういう辺りも風情があってよい。

バーバーさんの書き込みで(どうもトゥートという語は慣れない。ずっと慣れないと思う)『美女と野獣』(17)の脚本に『ウォールフラワー』(12)のスティーヴン・チョボスキーが参加していることを知った。だからエマ・ワトソンなのか。ビル・コンドンは嫌いじゃないし、俄然興味が湧いたが劇場に行く時間は取れるだろうか?『ウォールフラワー』でもっとも印象的だったのは、トンネルを抜けるシーン。ラジオから流れる曲に「完璧だ!」とワトソンはオープンカーから身を乗り出し、『タイタニック』(97)的に腕を広げる。なんて曲?知らない!とあとのふたりは答えるのだが、それはデヴィッド・ボウイの「ヒーローズ」なのだ。「ヒーローズ」はもちろんベルリン3部作の1枚、鋤田正義さんが撮影した革ジャンのボウイ(その撮影時、ボウイはとにかく革ジャンだ!とスタイリストの高橋靖子さんに言ったという)が最高にカッコいい『ヒーローズ』に収録されているが、そのアルバムの1曲目は「Beauty and the Beast」だった。

ブログに『ディープ・インパクト』(98)のことを書きました。
blog.livedoor.jp/hktsunagetemi
ここに書き込んだものをまとめたものです。そしてジョン・グレンはアメリカン・ヒーローになった。

ローラ・ダッシュというスタントウーマンのことを知ったのは確か日本版『プレミア』だった。彼女は身長1m35cmで、その身体的特徴を活かして子供のスタントをやってる。たとえば『グーニーズ』(85)で滝から滑り落ちるキー・ホイ・クァンは彼女だし、『誰かに見られてる』(87)でトム・ベンレンジャーの息子を演じて殺し屋に髪の毛を掴まれて放り投げられてるのも彼女だ。ダッシュによれば、スタントマンにはドラッグをやる人が少ないらしい。自分自身のアドレナリンでハイになるからだ。最近作はケヴィン・ジェームズの『Mr.ズーキーパーの婚活動物園』(11)というダッシュのことを急に書き込んだのは、いろんな人がいるからエンドロールが終わるまで席を立たないでね、少なくとも俺の前は横切らないで!と言いたかったからです。

@puko3 あとすでにノーランやチャゼルばりにアンチがいるけど、それも理解出来る。

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