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7G Rainbow Colony (Tamil - 2004)をDVDで。 

セルヴァラーガヴァンらしいモチーフが沢山詰め込まれた、サイコ要素を含むロマンス。到底受け入れられなそうなヒーローの愛情を、ヒロインがどうして受け入れられるようになるかというのを時間をかけて描いているのだが、やはりどこかに飛躍があって飲み込めない部分がある。しかしこれを2004年のタミルの観衆は新時代の到来として高く評価した。やっぱりタミルは分かった気にさせてくれないところがある。

Paavada (Malayalam - 2016)をDVDで。 

次々と登場する芸達者によるお笑いは贅沢だが、不発弾も混じる。プリトヴィのアル中のメイクは出色だが演技は嘘くさい。シッディクが悪役演技で久々に光っていた。

Monsoon Mangos (Malayalam - 2016)をDVDで。いかにも新人監督らしい映画讃歌だが、ロジック構築に難あり。ファハドがやると何となく見られるものになってしまうが。

Jacobinte Swargarajyam (Malayalam - 2016)をDVDで。 

こないだのJomonte Savisheshangalとかなり似てる(こっちが先)けど、どっちも味があって捨てがたい。何もかもが順風満帆の金持ちがどん底に落ちて、これまですり寄ってきた連中から掌返されるというの、ラストはハッピーエンドになると分かっていても興奮する。

Manjhi (Hindi - 2015)をDVDで。「アホの一念、岩をも貫く」で説明しつくすことができるのは、映画が凄いのか、日本語が凄いのか。

コーチンが舞台だというのを知って、イスマイル・マーチャントの『コットン・メリー』をDVDで。 

いや、久しぶりにキッつい一本だった。大して長くもないのに、息苦しさから何度も休憩。壊れていく中年女の物語なんだけど、そこに人種ファクターが重なって、何でか現地に住む知人のいくたりかと重なって辛かった。ストーリーライターは「インドで何か見」ちまった欧米人なんだと思う。それにしても、DVDカバーに植民地時代のインドが舞台とか書いてあるのには脱力。劇中には1954年てあるのにさ。

DVDでBaaghi(Hindi - 2016)を見る。虚無的なまでのC級作品なのになぜか現地レビューや日本人ファンでこれを評価する人がちらほら見受けられ、大ショック。
eigadon.net/media/f-7EH7Hy0IiQ

川口スキップシティでTake Off。力のこもった佳作。ラージェーシュ・ピッライの追悼作品だが、RP本人のものよりも手堅くできてる気がした。マラヤーラム映画界の貧乏さを感じさせない迫力ある戦闘地域の描写。eigadon.net/media/vB5p6PdWBXm7

お土産に貰ったDVDでJomonte Suvisheshangal を見る。Jomon's Gospelsというタイトルの意味は分かるような分からないような。
eigadon.net/media/4I_I731m8hvS

画像検索したら1秒以下で分かった。「検事Mr.ハー 俺が法律だ」だった。

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自分が初めて見た香港アクション映画はシンシア・ラスロックのものだった。超絶アクションだったのだけど、結末があまりに陰惨すぎてトラウマになり、なんとなく香港映画には近づかなくなってしまった。あれは何という映画だったのか。

「映画を貶しても観客を貶すな」みたいな繊細な思いやりに満ちたリテラシーが叫ばれる日本と違って、かの国は力と力のぶつかり合いみたいなことになってる。
firstpost.com/entertainment/ba

「帝王カバーリ」は趙文瑄に旗袍を着せるのを踏みとどまっただけでも偉業じゃ。ネット上でどなたかが上海灘って言ってて笑った。

久しぶりに何をどうしても再生できないDVDに当たってしまった。このANGELというレーベル、字幕も杜撰だし、総じて低品質。
eigadon.net/media/7Mrax9yqMTin

サタジット・レイというのは、オプー三部作のインパクトが強すぎて、どうしても「神秘と貧困のインド」のフレームで語られがちなんだけど、もっと巨大な知的複合体なんだな。全貌の探求が改めてされるべき。

Hirak Rajar Desheを見終わる。例によって女性が登場しない児童映画。不思議だ。
eigadon.net/media/STszeQyBtY_G

GBSM日本で公開しないかな。「心の中に飼っている天使と魔物、餌を沢山与えた方が勝つ」みたいな台詞があってカッコよかった。

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