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『エル・トポ』 

なんか勢いで求道ってなんだろうね……とか書いちゃったけど、他者の為に行動できること、悟りに至ること自体や過程こそが大事なのかもしれないと返却前にもっかい観て思い直した。結果はもう神様の思し召しというか……
🐝が集まる墓が尽力は無駄ではなく世界の糧になったのだと示している

息子が「師(maestro)は殺せない」って銃を収めるの、一番は元になってる禅の昔話に沿ってるからだろうけど、エル・トポが5人目の達人だったのもあるのかなと納得を
4人目の達人もかなり不射之射の境地を感じるけど、エル・トポ自身己が5人目だと気付いてなかったというのが真の達人感ある

達人が虫取り網携えてるのとか見て大喜びしてもうた…(好き)(?)

マエストロだけ見てても道教、スーフィズムや孔子(を意識)の人たちで色々な宗教を感じたのは間違いではなさそう
禅とか仏教系の影響も強そう

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『サンタ・サングレ』の特典映像にTwitterで話題に上がりすぎて私でも知ってるリンチ版DUNEがクソみたいな映画で元気になるホドロフスキー入ってて笑った(進研ゼミ)
いやでも少ないながら監督作観て原作も読了した今ならDUNEてまさに砂漠、サイケデリック、宗教って感じの話だからホドロフスキーにうってつけみたいな作品だよな、そりゃめっちゃやりたかっただろうなぁと思った

『安市城 グレート・バトル』を観ました 

200本目は グレート・バトル rental.geo-online.co.jp/detail
戦闘シーン迫力ある。戦闘だけ続くと飽きてしまうのですが(私の性格上…)、油袋を火矢で射て攻城塔倒すとか山を転がる火の車とか画になる場面を所々に入れてくるのが退屈しにくくてよかった

シミとマンチュンもうちょっと恋愛的になんかあんのかと思ったがわりとさらっと終わった感(私的にはむしろありがたいが…)

自己犠牲の賛美は好みではないが、やはり山を崩す坑夫たちの活躍に泣く
マンチュンが終盤朱蒙神の矢射るまでのタメちょっとクドく感じてしまった

『エル・トポ』を観ました 

HDリマスター版 / ブロンティス・ホドロフスキー | 映画の宅配DVDレンタルならGEO rental.geo-online.co.jp/detail
西部劇のガワ被りながら宗教的・哲学的な探求してるの面白い
章名も旧約聖書からだけどかといってなんとなくキリスト教以外の宗教っぽいイメージが想起されもするような。BGMの影響もあるかも

4人のマエストロのシーンそれぞれ好きだな〜
終盤のエル・トポ父子と女の奇妙な資金集め風景とかもいい
私欲に走っても虚無だし、人々の為にとトンネルを掘っても見るも無残で皮肉な最後に。冒頭のモグラの挿話のごとく。求道ってなんだろうね…… 息子たちの旅は続くけれど

監督が「暴力抜きに神秘的な画は撮れない」と語ってるのも頷ける強き画が多🐇

『王の運命 -歴史を変えた八日間-』を観ました 

-歴史を変えた八日間- rental.geo-online.co.jp/detail
老害てか毒父親にひたすら追い詰められる王子に同情的に見てしまった
代理執政なんて損な役回りを受けたのにまず自分に聞けだの一人で判断もできないのかだのとダブル・バインド
何選んでもねじ曲がった受け取り方されてなじられるの詰んでるそりゃ心病むわよ…となった

米びつの中で扇を見てサンの産まれた日を回想して嗚咽洩らす場面哀しい
サンが父の心を汲んで4礼したと答えるのを聞いて世子が英祖を殺すのをやめるくだりもグッとくる。サンがまた泣かすのよね。父親に水持ってくるとこも
自分を生かすために父親が死んだと自責の念にかられるサンも気の毒で😢
最後サンが母に4礼して龍の扇を持って舞うシーンで号泣してもうた😭

李朝版『華麗なる一族』みたいだなとか思いながら観てたけど最期の台詞とかもろキムタクの台詞みたいだった
派手じゃないけど沁みる音楽もいい

『サンタ・サングレ/聖なる血』を観ました 


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ホドロフスキー監督なの再生し始めてから知ったくらいマジで何も知らずに手に取った😂 初 が分かりやすめの本作だったの入門にいい選択だったのでは

サイケデリックな本作だが思い返すと映画を観に行った夜にドラッグ吸わされてたのも暗示的? コンチャが現れたのもあの翌朝だし

外で待ち構える警察に「手をあげろ」って警告されて僕の手だと嬉しそうに繰り返すラストがなんとも好き🙌 その前のコンチャの人形を投げ落とす(象の棺を崖上から落とす場面を彷彿とさせる!)とこも
印象的な鷲が飛び立つアルマのマイムはじめ散りばめられた鳥類のイメージ。主人公の名も“不死鳥”だし(再生を暗示?)

ずっと残虐なことが起きてるが作り物ぽさのおかげでいい感じにグロくなりすぎず観れるというか、後々の展開(幻覚や母の人形)思うとそれも味わいのある演出な気がしてくる

悪いショーを見ているかのようだった🎪

蛇牙りこ さんがブースト

きょうの潮流 2023年9月28日(木) jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-0
ドキュメンタリー映画 #燃えあがる女性記者たち
"この新聞社の運営、取材に携わるのは、全員カースト最下層の「ダリト」に属する女性たちです。家父長制が色濃いインド。女性であり、ダリトである彼女たちは、複合的な差別にさらされながらも奮闘しています。「私たちの仕事は世の中とのたたかいでもある」"

"「メディアに人権を守る力があるからには、それを人々の役に立てるべきだ。責任をもって正しく力を使う」。そうでなければ金もうけにすぎなくなる"

蛇牙りこ さんがブースト

映画の風景を旅する『#世界の映画の舞台&ロケ地』が地球の歩き方図鑑シリーズに新登場! | #地球の歩き方 arukikata.co.jp/web/article/it
目次見た感じわりと新しめの #映画 も入ってていい感じ。読みたいな〜

CHにも公安が出てくる時代かぁ……とはなった
TVシリーズでは公安って多分出してないんだよね。CIAとかインターポールは出てた気がするけど

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“沈清歌(伝)”ってそのものは読んだことないのにいつの間にか話の筋知ってるけどどの韓国映画で観たんだっけな……思ってたら多分『』(소리꾼)だな

1734年、何者かに連れ去られた妻を探すため、才能豊かな唱い手ハッキュは旅に出る。道中で出会った仲間たちと団結しながら、賑やかな朝鮮八道の流浪が始まる。民衆の歓喜や憂鬱、悲哀を風刺やユーモアなどを交えて唱う韓国の伝統的な民俗芸能パンソリをミュージカル映画化

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『風の丘を越えて~西便制』を観ました 

198本目は
/ キム・ギュチョル | 映画の宅配DVDレンタルならGEO rental.geo-online.co.jp/detail

いい映画なんだろうけど父親にイライラしすぎて…… 今の倫理観で見るのはフェアじゃない気もするけど、芸術こそすべて的な価値観や子どもの扱いしんどい
文字絵師のおじさんがいい味出してる
失明させるの酷いけど“沈清歌”(の父親)と対にしてる演出でもあるのかな
姉のパンソリと弟の太鼓の共演で“恨”を超える場面が良い
「珍島アリラン」?を歌い踊る3人のシーンも印象的

同監督の『太白山脈』ラストで「生きている人の”恨”を解くために── 儀式をするのです」って語るシーンあるの思い出すなぁと思ってたら巫女役の俳優さんが本作のソンファ役の方なんですね~
”恨”を超える ”恨”を解く イム・グォンテク作品(に限らないかもだが)のキーワードかも

蛇牙りこ さんがブースト

昨晩見つけた文章に関東大震災時朝鮮人虐殺の中村町での虐殺の描写がありました。(※リンク先には残虐な画像や描写があります。 vergil.hateblo.jp/entry/2023/0

文章には「…殺した朝鮮人の死体を、倉木橋の土手っぷちに並んで立っている桜並木の、川のほうにつきだした小枝に、吊り下げる。しかも、一本や二本じゃない。三好橋から中村橋にかけて、戴天記念に植樹された二百以上の木のすべての幹に、死体をつるす。…」とありました。

三好橋(現三吉橋)、倉木橋(現久良岐橋)ともに、わたしには中村橋より身近な橋です。

しょっちゅう移動で通る道ですし、この近くには古い日本人の友人が住んでいます。川沿いの病院に極々親しいご高齢の方の付添いで頻繁に訪れますし、美味いと評判の蕎麦屋、えらい古いという評判だった蕎麦屋もこの近くにありました。

そしてこの川沿いの桜を自分で撮影して、店のポスターに利用していました。

まったく知りませんでした。

非常にショックです。

『劇場版シティーハンター 天使の涙』観ました 

冒頭いきなりセクシーサービスショットが?! いい身体してるな〜

※原作未読です
前半の過剰なくらいのもっこり演出は後半との落差狙ってるの?思うくらいシリアスでビックリした
TVシリーズ飛び飛びにしか観てないので私が知らないだけかもだが依頼人殺すの初めて観たので衝撃的だったし

アンジー、天使の涙使わずに冴羽を超えることにこだわってきたのによりによって父親にADM撃(打)たれて意思に反した殺し合いさせられるの可哀想で…😢
それを言ったらピラルクーとエスパーダも兄弟同然に育ってきた仲のよさがうかがわれてなんか憎めず気の毒で。酷い「父親」だよね……(大はしゃぎ)(フィクション上の酷い父親が性癖なので)
最期に子どもに還って父の胸に飛び込む幻を見るアンジー哀しい。海原のキャラデザってあえて獠に寄せてるんだろうなと予告でも感じてたけど死に際のアンジーの目に獠と海原が重なって見えてたのも皮肉……

個人的には暗い話好みだけど後味のいい決着じゃないし前作の方が好きな人も結構いそう? 続き気になります

『手紙は憶えている』観た 

/ クリストファー・プラマー | 映画の宅配DVDレンタルならGEO rental.geo-online.co.jp/detail
主人公が認知症抱えてる典型的な“信頼できない語り手”なのでむしろ単純に復讐遂げるオチじゃないんだろうなとこちらも身構えて観てしまうところはある。ゼヴの正体はなんとなく想像がつくけどクリストファー・プラマーの演技がいいので映画観たなぁという満足感はある。ワーグナーが好きって言ってたのも仄めかしかな🎹

これを『復讐の記憶』がどう韓国味に?翻案してるか気になる

『7番房の奇跡』 

197本目『
ツッコミ所多くて(リアリティ無くて)ノれないという人の感想も分からなくはないけど序盤からヨングに酷な結末なのは想像にかたくないし大目に見てしまうとこある。ファンタジーに仮託して冤罪と死刑を風刺する寓話をこれだけ娯楽感動作にできるのは韓国映画さすが。なんだかんだでティッシュ大量消費ボロ泣きしてもうた😭

主演のリュ・スンリョンが名演なのは言わずもがな多くは語らない保安課長役のチョン・ジニョンがよかった。7番房の面々もいい味出してる

黄色(やオレンジ)の“ビタミン”カラーとセーラームーンが印象的に使われている
監房の中のお星様 お月様

現在の模擬裁判と過去の裁判が交錯する中に居る司法修習生イェスンの演出好き😢

蛇牙りこ さんがブースト

#アフター・ミー・トゥー』監督インタビュー|「#MeToo」運動から3年後の韓国を舞台にした『アフター・ミー・トゥー』。監督に残された課題と連帯がもたらした可能性を聞く(9/18) #ポリタスTV youtube.com/watch?v=2sMPpx5evR
#韓国映画

『復讐の記憶』を観る前に『手紙は憶えている』を観ようとしてさらにその前に『メメント』を観る 予習の予習(?)

『メメント』 

観ながらジョジョのジェイル・ハウス・ロック、『殺人者の記憶法』、『ビューティフル・マインド』etc色々な(先に観てしまった)フォロワー?作品のことを思い出した。今観ても十分楽しめたけどもっと早く出会いたかったな〜

ノーラン監督(観る前から勝手に)苦手意識あったんだけど面白かった。冒頭のポラロイド写真からの逆行、印象的だし構成暗示してて親切だな。サミー夫婦の話も終盤テディが丁寧に種明かししてくれるけどそれなくてもそうだろうなって見せ方になってるし
THE 信頼できない語り手

"自分の行動に意味があると信じて たとえ覚えてなくても"
なんかいいこと言ってる感じのモノローグだしみんな切ない〜可哀想〜🥺て感想言ってるけどめちゃくちゃ怖くない……?!となってしまった。次の「ジョン・G」を追って(死ぬまで?)彷徨い続けるってことだよね……?(まぁそれが哀れっちゃ哀れか)

EDがDavid Bowie "Something In the Air" だわ

『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』 

<・アイズ> cityhunter-movie.com/2019/

昔のアニメが好きな層へのファンサの映画という印象。潔いとすら思う
アニメ名曲をふんだんに流してくれるのでまんまとテンション上がってしまう
EDで『Get Wild』に併せてアニメの名エピソードのリメイク流れるのご褒美
細かいツッコミ所はあれどなんだかんだ楽しく観ました

ドローンやPMC出てくるの現代だな〜となる。この辺の絡みで海原のことも触れようとしてたのかな🤔(結局削ったらしいけど。先日の特番より)
フルメタルジャケット弾の跳弾でドローン壊すとこ面白い

こだま監督が本筋削ってまで海坊主のギャグ増やそうとしちゃうんですよ💧て特番でプロデューサーが渋い顔してたのなんとなく理解になた笑

変わるものと変わらないもの
本当に強いのは自分の力を人のために使える人

蛇牙りこ さんがブースト

「あしたの少女」を観た。

 日本以上に学歴社会といわれる韓国で、職業高校から大手企業の下請けや孫請けに実習という名目で派遣され低賃金でこき使われる生徒たち。高卒で働く若者たちの現実は厳しく、出口の見えない境遇が辛かった。
 
 2017年に起きた高校生の自死事件をモチーフにしており、映画の公開によって法律が変わったのだという。
 学校の斡旋でコールセンターへ実習生として派遣されたソヒが劣悪な労働環境下で次第に追い詰められ心を病んでいき自死へ至る過程を描く前半、ソヒとダンス教室で顔見知りだった刑事(ぺ・ドゥナ)が彼女の自死について捜査する後半の二部構成で韓国の教育現場、労働現場の闇を暴いていく。
 
 ちょっと短気で喧嘩っ早いけれど嫌なことは嫌とはっきり主張できる、ダンス好きの普通の女の子だったソヒ。やがて抵抗する気力を失い、職場に順応していく様がリアルで悲しかった。

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