この記事にあるイスラエルのデモの巨大な「SOS」の旗も見ることができて、圧倒された。
https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_95188/
『殺人の追憶』
殺人や不正捜査のような笑えないテーマがちょっとコミカルに描かれているように感じるのは、ポン・ジュノのせいだけではなく、ソン・ガンホのせいでもあるよな。暴力シーンの、あっちもこっちも大変な状態になって手が付けられない雰囲気は半地下の家族にもあった気がするが、そういうのかなり惹かれる。私がドリフで育ったからか?
犠牲者が増えて追い詰められることで、ソ刑事とパク刑事がそれぞれ対照的に変化していく様がおもしろかった。ソン・ガンホがアホの刑事役で終わるわけないよなと思っていたけど、それにしても冒頭から積み上げてきた「目を見れば分かる」という経験則の伏線、からの真実を悟るシーンのカはすごかった。
『旅と日々』
しかしどんどん暗くなっていく様子は妙に現実から遠いような感じで思い出される、もう一度暗い部屋で観てみたいけど、我が家のリビングは外の光を取り入れているから暗い映画は見えないんだよなー
『旅と日々』
つげ義春作品を読んだことがなかったから『ねじ式』が入っている短編集を電子書籍で読んだのだけど、やはり映画の夏の部分にあった微かなエロさは気のせいではなかったのだなと思った。フォローしているかたの感想に、似た感想があったのもあって、やっぱりそうだよなと。気持ち悪いまではいかないけど、その手前くらいまではいく
旅と日々鑑賞。
『夜明けのすべて』はおかゆみたいな優しさ☺️と感じたが、透明すぎてこれはもはやお湯…何を書いたらいいかわからない。と思ったものの、自分の「旅」という体験を振り返るといい映画だったのかもなーという気もしてくる。
シム・ウンギョンの透明感?清潔感?が冬パートの静謐さと白さにとてもよく合ってた。またべんぞうさんとの、飄々としながら間が抜けているみたいなとぼけたやりとりが面白くて、私は結構好きである。現実感はないけど。
以下、旅って私にとっては、という話。だいたいよし旅行に行こう!と思うのが、人間関係で疲れたり、自分はいろいろ要領が悪いなぁとか落ち込んだりした時で、いろいろ計画を立てて、旅先で全部が思い通りにいくわけじゃないし、迷子になったり、失敗をしたりもするけれど、家を出て目的のいくつかは果たして、無事に帰ってこれるなんて、自分、意外と人間として大丈夫じゃんって気持ちになる。この映画はその感覚をすごく思い出させてくれて、旅自体の特別さもあるけど、旅が組み込まれることで日常が上手く回っていくようになるって、なんかわかるなーと思ったのは良かった。
#映画 #映画鑑賞 #旅と日々
『見える子ちゃん』
確かにクラスメイトの子たち、モブなりにキャラ立ってて魅力的だったな。あの最後に謝ってきた子とか、やけにおばけやしき推してた子とか…と思い出してると、確かに男子のクラスメイトのことは思い出せないことに気付く
『事故物件ゾク 恐い間取り』
思ったことつれづれ
・幽霊はみんなやっかいだけど、幽霊のせいで命を落とす人はギリいなかったから深刻度がそこまで深くない。屋上飛び降りは危なかったが…
・猫ばあちゃんのジャンピングおんぶが元気すぎでちょっと好感すらあるが、飛び降り自殺をするほどのつらい背景があったのだろう。2軒目の、親が子を殺してしまう話もかなりつらい…福祉は何をしていたんだ。かりんさんの母と彼氏は別の意味でキツかった。霊のほうが社会的弱者がち
・ヤヒロくんが行くところには絶対に「出る」ので、出るのか出ないのかというドキドキは無い。「次はどうくるか」のドキドキはあり、それは楽しかった
・ヤヒロくんは霊が出てる時はめちゃくちゃ怖がるのに、霊が出てない時は何があった後だろうと普通に過ごす。並大抵の感覚ではない
・間取りは特に恐くない
・そういえば2件目の旅館の、笑う門には福来る、の相手はなんだったんだ?謎が深い
・亀梨くんがあんなスタァになっているということは、住みます芸人は出世コースという意味なのかもしれない
『事故物件ゾク 恐い間取り』
この「あまり霊に寄り添いすぎるとホラーでなくなってしまう」と思う感覚は、あまり褒められたものではないなと読み返して改めて思う。
ぜんぜん関係ないけど、映画を見た直後のメモで「すばしっこい吉田鋼太郎」というひと言を私が残しており、たしかにすばしっこい吉田鋼太郎は事故物件ゾクの良さのひとつだった