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アド・アストラ見てきた。 

緊迫感があって、いい映画でした。

米軍の中に宇宙軍があり、火星の有人基地で第2世代が活躍してるような近未来。

宇宙服やらふだんの洋服やら、宇宙船やらいろんな機械類のデザインが、いい意味で保守的で、そこで観客の目をひかないぞ、という強い意志を感じた。

じゃあ、なにを見せたかったかというと、ブラピの顔でしょう。冗談じゃなくて、その表情。

そして、宇宙の虚無と荒涼とした月や火星の風景。

主人公ロイの行くところ、死屍累々。いつもひとりだけが生き残る。ひさしぶりに会った父には「お前と母を捨てた」と明言されちゃうし、ずーっと鬱展開だったのに、ほんわかとハッピーエンドでまとめたのは、なぜなんだろう。

主人公は地獄めぐりの末、なくしていた感情を取り戻したけど、次の瞬間に死が、ってほうが、納得感あるわ(ヒドイ)

ムンバイ・ダイアリーズ 

原題の「ドービー カード」って、あの洗濯場のことなんだ!
tokuhain.arukikata.co.jp/munba

さらにもっとすごいのが、洗濯人の傍らやっているネズミ捕り。

夜、ネズミを探し歩いて、棒(スチールのパイプかな)でネズミを撲殺(^^;

もちろん、どちらも低カーストの人たちの仕事でしょう。

これを好きな女性に目撃されちゃって、男は走って逃げる。
ネズミが殺されて残酷とは違う意味で、残酷なシーンでした。

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ムンバイ・ダイアリーズ 

Netflix で。
歌もダンスもないインド映画。
というか、ボリウッドじゃない映画としては、ふつうの作り。
ヨーロッパ映画みたい。

主人公のうちのひとりは、洗濯人。
むかしは日本でもクリーニング屋さんが御用聞きに来たけど、あんな感じ。
しかし洗濯方法はクリーニングじゃなくて、豪快にばしんばしんと洗濯物を叩きつける水洗い。ということで、やっているのは男性ばかり。干してアイロンまでしてから、また届ける。全部手作業。

金持ちの娘で、アメリカの銀行に勤めていて、一時的にムンバイに滞在している女性と偶然知り合い、恋をする。

そりゃあ切ないに決まってる。
お金。
階級。
教養。
すべて段違いだもの。

お嬢様の方は、ぜんぜんお嬢様っぽくないリベラルな女性で、美人で親切で賢い。演じる女優もとても魅力的。

その女性は別の男性(アミール・カーン演じる画家)が好きなんだけど、この画家は画家でいろいろあり・・・みたいな。

よくできたメロです。

ただ、画面から匂いが出てこなくてよかった、と思うくらい、画家がずーっとタバコ吸ってる。いくらかっこよくても、臭いよね、これじゃ。

いちばんワクワクするのが、昔ながらの実写の人間と、アニメキャラクターが共演するシーン。そして、巨大なアヒルちゃん。なぜ、あのおもちゃのアヒルは、人の心をそそるのだろうかw

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メリー・ポピンズ・リターンズ。
Amazon Primde で100円になってたので。

うーん、別に悪くはないんだけど、楽曲にこれ、というのがない。見終わってから、また聞きたい、と思うのがないってことね。

コリン・ファースのスーツ姿は実にかっこよかったけど。
あと、1930年代イギリス中産階級の子供服もよかったね。

映画の名言と言われて、セリフなんてまったく覚えていないことに気がついたw

Amazon Prime で「ハロー!?ゴースト」をレンタル。 

チャ・テヒョンの芸達者ぶりを楽しむ映画だな。
韓国人は家族の愛情物語出すと泣くから。あ、日本人も。
そこまでなにやっても、最後はそこに持っていけば鉄板。
「神と共に」も同工。

笑うところはけっこうあったけど 

火炎放射器登場で受けた。
ひとりでケラケラ笑って、へんな人になってしまった(^^;
当地の客は、ほんと声出して笑わないのよ。
東京でもういっペん見たい。

ブルース・リーの扱いは 

やっぱりひどいと思った。

実際に傲慢な人物だったのかも知れないけど、そこを切り取る必要もない。
実在のスターで小馬鹿にされてるのは、アジア系のリーだけ。

あの賢い孑役は 

1969年に8才ならジョディ・フォスターか?と思ったけど、帰ってから調べたら62年生まれ。びみょーに違う。ディレクターズチェアの名前も読めなかったけど違うみたい。

本の話をして泣いちゃうあたりもとてもよかった。

子供に真剣に慰められて、ちょっと我に返ってパンプキン(かわい子ちゃん的な俗語)と呼んで「からかったんだよ」とおとなの威厳を取り戻そうとするが、さらに威厳のある態度で「パンプキンなんて呼んでほしくないけど、悲しんでるから今だけ許してあげる」と言われて、やっぱり形無しっていう(笑)

そもそもあのリックの語るストーリーって、口から出まかせで自分の話だよね。

デカプー演じる主人公がずっと鼻をぐずぐずいわせてるのは 

コカイン?

ワンス・アポン・ア・タイム・インハリウッド見てきた。
最後まで見たら、タイトルの意味がわかったよ。
映画好きの心をくすぐる映画だねぇ。

きょうは昼間劇場で「ロケットマン」見て、帰ってきてからアマプラで「プリースト」(韓国映画)見た。こんなへんな取り合わせを1日で見るつもりはなかったんだけど、諸般の事情でこんなことに・・・どっちもおもしろかったっす。

容疑者X 天才数学者のアリバイ 

「容疑者Xの献身」の韓国版リメイク。
元の小説は読んでないし、日本の映画・ドラマも見てない。
ただ、福山雅治が天才物理学者の役で出てたのは知ってる。

韓国版では福山のやっていた役はない。なので、かなーり地味。
しかもタイトルでネタバレ。

これで最後までひっぱれるのは、リュ・スンボムの存在感と演技あればこそだね。
ちょっと気持ち悪いところが最高。

チョ・ジヌンとの顔合わせもなかなか楽しかった。

最近ちっとも書き込んでいませんが、ドラマばっかり見ていて、映画見てないのでネタがない。アマプラで「The Boys」、ネトフリで「マインドハンター」、お盆のヒマな時期はこれで終わりましたw

@tacchan 見てるときから、北の高官で西側との窓口になっている人は、さぞ複雑な知性と人間性を持っているんだろうな、とは思っていました。でも、どれだけリアルかはわからなかったんですが、ピョンヤンで働いたことのある友人によると、「ああいう人いるいる!」だそうです。分断されて長いとはいえ、もともとひとつの、
士大夫の国ですからね。ああいう知識人像というのは、南から見ても造形できるもんなんだなぁ、と。

内調の事務室を薄ぐらーくした演出を、幼稚だと批判したけど、現実はもっと暗い。「ガソリン缶携行して訪問するぞ」って脅迫FAX、あの部屋から出されたと考えると、めっちゃしっくりくるわ。ネットFAX経由で、身元がわからないようになってて、慣れた手口だったそうですよ。

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新聞記者があかんかったので、工作が相対的にあがったw ほんとのサスペンスってこういうものよ。現実とフィクションを都合よく使い分けるんじゃなくて、フィクションならフィクションで勝負しなって、感じ。

『工作』は、いい映画ではあるけど、あんまり好みじゃないなーと思った。確かに緊迫感はあったし、ラストもよかったけど、延々と駆け引きとか腐敗を見せられて、かなり長く感じた。もっとも、そこがこの映画の肝なので、そういう心理的なかけひきに興味がひかれなかったら、まあ、それは好みの問題としか言いようがない。
日本のみなさんにお伝えしておきたいのは、(って、へんな言い方だが、わたしは在日韓国人です)、ピョンヤンで仕事したことある人にとっては、イ・ソンミン演じる北の高官は、めっちゃリアリティあったということ。わたしも含めて、韓国の観客にも日本の観客にも伝わりづらいところだけど、ばっちりだったということですよ。

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