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ゴジラ対モスラ(平成ゴジラシリーズの方)
うーむ。。。本作と前作(対キングギドラ)を続けて観ると、「あれ。監督変わったな。」ということが明らかに分かって面白い。前作とは映画としての完成度が全然違う。映画監督の力量の差が出たのかな、という感じ。
大森一樹監督のゴジラ(対ビオランテと対キングギドラ)はやっぱり映画としてちゃんとできている。映像として安っぽいところはあるんだけど、要点は外してないというか、つかみはオッケーというか、大森一樹監督が映画をよく分かっている。

ゴジラ対モスラでは横浜が破壊されていた。シン・ゴジラでは武蔵小杉だった。その時代のランドマークをきっちり破壊してくれるゴジラってホント最高❤️

三大怪獣 地球最大の決戦
この映画に金星人ってのが出てくるのが時代を感じる。当時、金星はマイアミみたいなところで、金星には生物がいるかもしれないと思われていた。現在の映画に金星は登場しない。火星はよく出てくるんだけどね。

ゴジラ対キングギドラ(平成ゴジラシリーズの方) 

これガキの頃に何度も観て、何故か好きな作品だった。んで、今回また改めて観てみたところ、好きな理由が分かった。
それは・・・なんとこの映画、若き日のスピルバーグが出ているではないかwwwこんな映画を嫌いになるはずがない。スピルバーグ愛、映画である。
真面目な話・・・好きなものを全部ぶちこむために(ハリウッド映画に二番煎じをやるために)作られた映画にしては、物語は結構よくできてると思う。ガキ向けの怪獣映画で、よくここまで社会批評性、政治色を盛り込んだな・・・と。盛り込み過ぎって批判されてるようだけど、個人的にはあまり違和感がない。繁栄し過ぎた日本をぶっ壊しにきた未来人て・・・平成ゴジラシリーズで、本田魂を一番受け継いでいるのはこの作品なんじゃないか。

三大怪獣 地球最大の決戦
キングギドラ初登場ということで観た。
しかしこの映画の最大の見せ場は、モスラがゴジラとラドンを説得シーンであった!(宇宙怪獣キングギドラから地球を守るために、ゴジラとラドンが力を合わせて・・・という話の展開です。)
モスラの説得シーンで、ザ・ピーナッツがモンスター語を翻訳する。なんとここで、戦闘中のゴジラとラドンの心情がわかります。「ゴジラもラドンも、お前が謝れ、と言っています。」って、地球の危機だというのにこの2大バカ怪獣は・・・ていうか、そんな下らないことで痴話喧嘩してたんかいwww
「畜生。分からずやってのは人間だけじゃないんだな。」と言う、主演の夏木陽介。もはや、コントである。
見終わった後、キングギドラの印象はあまり残っていないのであった・・・。

tacchan さんがブースト

そもそも漫画に限らず小説でも舞台作品でも実話系ほにゃらら、みたいなものでも、翻案にしろ潤色にしろメディアミックスとしての邦画の脚本術って平均値で言えば全然ハリウッドに追い付いてない。映画単体で観たときの整合性すらとれなくなってることよくある

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tacchan さんがブースト

その「良い点を拾う」のが一番の難点でしょうね。
原作ファンにとってみれば優れた監督に担当してほしいのが理想でしょうけど、最終的には「その作品をどれだけ理解しているか」が重要になると思います。

結局のところ原作の良い点を拾えてれば良いのかもしれないなぁ・・・。

‪ううむ。日本の漫画実写映画の惨状を見て思うのは、原作ファンが沢山いると、やはり原作弄り難い傾向にあるのかな。ということですね。‬

‪原作ファンが沢山いると、どんなにクソ映画でも客は来るから、期限、予算内にそれっぽく作れ(プロデューサーとしては)!となるし、下手に弄るとあらゆる方面(原作ファン、原作者、出資者、映画ヲタク、映画評論家)から無意味にキレられるので、作る側は原作を弄り難い。
‪原作ファンがそんなにいない場合、改変して、原作ファン以外も楽しめる映画にする。その過程で映画向けの改変がなされるから、映画としては面白くなる。原作ファンが少ないから文句出ない。‬

‪まぁしかし、原作そのままで面白いやつもあるし、原作そっちのけで面白いやつもある。やはり偉大なのは映画監督だと思う。‬
という、ごく一般的な結論に落ち着く。

実写映画の場合、原作をそのまま映像化できなかったり、そのままだとダサかったりしますよね。。。
以下そういう話。
tomomachi.stores.jp/items/540b
アニメの場合、原作そのまま映像化が可能ですが・・・。

ゴジラ対ビオランテ 

ゴジラ繋がりで観た。香港映画、ハリウッド映画、スパイ映画好きなんだろうなぁ。好きだからやりました的な二番煎じ感がホント良い。ホンモノの銃を使った銃撃戦と筋肉アクション俳優を雇えれば良かったのにねぇ。。。だって全ての俳優がヒョロ過ぎて全然強そうに見えないんだもの。笑
いやいや。そのおかげで、グッと二番煎じ感が高まっているのだ。

半分世捨て人の科学者、リア充代表の三田村邦彦およびその仲間たち、ゴジラ、とここまでは1作目に似てる。
しかし、半世捨て人の科学者はゴジラに共感してるわけではなく積極的にゴジラ殺しに加担し、リア充はゴジラを倒して、最後彼女と一緒にラブホ行こうぜ!的なノリで終わる(お前は007か!)という。。。ぐぬぬ。なんというか、、、これが平成というかバブルなんだな笑。せっかくゴジラが出てやったのにお前らは、、、笑
あ。そうか!ゴジラ映画がゴジラ映画の二番煎じやってるのか!そう考えるとますます好きになる。

この映画の中で最もゴジラに共感していたのは、峰岸徹だ。
薬は注射より飲むのに限るぜ!
いやいや、田代に言わせればそこは注射だろ!

うん。この映画最高だわ。

ゴジラ 1954 

一作目のゴジラ。初めて観た。なぜゴジラが世界的に評価されているのか?この一作目が偉大だったから(だから、パシリムの最後に本多猪四郎の名前が出てくるんだぞ!)・・・この辺の話は、以下の解説を聞いて分かりました。
youtube.com/watch?v=fl9yZP-SBg
(⬆️ですが、ゴジラに興味ない人でも、映画作家とは何か?という話をしているので、面白いと思います。)
平成ゴジラは人間とゴジラの対決(+ハリウッドアクションの二番煎じ)を楽しむ映画だが、
一作目のゴジラは、一般人が突然に無意味に虫けらのように大量殺戮されるのを楽しむ映画。
もうお判りだろう。そう。一作目ゴジラにあるのは、「人がゴミのようだ!」という、ムスカ魂なのである!!!

平成では、渋谷とか池袋でヘラヘラしてる奴らを大量殺戮するシーンを作ると、クソPTAとかがうるさいのかねぇ。
もう一度、人間が無意味に大量殺戮される怪獣映画作ろうぜ(笑)。
別にいいじゃん。映画の中でぐらい殺させてくれよ。

とは言え、僕は平成ゴジラシリーズも結構好きです。ムスカになるには、まだまだ修行が足りないということか・・・。

マトリックスとかファイト・クラブとか・・・自分が話したいことに、無理くり映画を絡めてみた。 

デカルトの「方法序説」を読んでとても良くて、語れる友達がいない(泣)ので、無理やり映画の話に絡めてここで語る。

この書の「我思う故に我あり(現実に存在しているのは考えている私だけで、他には何も存在していないのではないか?)」という一句は、マトリックスやインセプションで引用されているという噂がある。がしかしこの句の本質は、当時多大なる影響力を持っていたキリスト教(つまり、神、体制への反発)の存在の否定である。人間の意志と理性こそ最も賞賛されるべきなのだ!(・・・と言いつつも神を完全に否定しているわけでもなく、神は人の心の中にいる、とは言っている。)

1960-1970年代のカウンターカルチャーと全く同じで、デカルトは、強すぎる伝統や習慣、下らない一般常識(笑)への反発を強く表明しているのだ。この辺は、映画「ファイト・クラブ」や「今を生きる」的だ。

彼の哲学は、彼の「真理の探求」に対する態度から来るものだ。「理性」とは知識量ではなく、真理を探求しようという態度だけが、本当の「理性」なのだ!

マリリンモンローのイメージってこれです
(出演映画は良く知らない・・・反省)
img20.shop-pro.jp/PA01323/391/

レオンを観ると丸いサングラスをしたくなる

マークウォールバーグも出してテッドみたいな映画にして欲しいね!

何だかんだ言って、今年も映画館へはあまり行けなかった。ベスト何とかを作ると初見の昔の映画ばかりになりそうです。

tacchan さんがブースト

ボヘミアン・ラプソディ 

映画としてとても良く纏まった仕上げになってました。
音楽映画って映画好きでも、ピンポイントでしか刺さらない物が多いですが、クイーンは楽曲の良さと、音楽を知らなくてもCMなどでよく使われているので、幅広い層にアピール出来る点が、他の音楽映画と違う点かも。
色んな方が指摘していますが、エピソードが史実と時系列が違っているという部分に注意が必要かも。でも、映画ですのでフィクションであると考えれば、許容範囲なのかもしれません。
制作過程で色々あった映画なので、まずは無事公開に漕ぎ着けて良かった。と思わざるを得ない。
これはIMAXでも見たくなります。

ワイルドバンチ
サムペギンパーの映画観たことなかったのでDVDで観た。1969年の作品。
ガンガン銃撃しまくる西部劇。途中の風呂のシーンが印象的なのは、出てくるおっさんがとにかく汚いから。荒野を彷徨って何日も風呂入ってねーんだろうな笑。
なんていうか、、、この映画の登場人物達は、マジで自分のことしか考えてない。仲間でさえも、いつ裏切るやもわからない。。。なんか、現代日本のサラリーマンの日常生活を観ているようだった笑。これがサムペギンパーの世界観なのか。

ストーリーは明日に向かって撃て、に似ているけれど、映画の主張はかなり違うと思う。
明日に向かって撃て、は世の中に居場所なんてないから、全てを諦めて世捨て人になろうぜ系の中二病ロードムービー。全く救いが無い。

ワイルドバンチは、世の中のエゲツなさを西部劇に反映してみました系、リアリズム追求型ムービー。最後、ウィリアムホールデン、アーネストボーグナインが男気を見せ、救いのある感じで終わる。世の中はクソだけど、居場所はちゃんとあるんだぜ!ということ。納得。

先日スカーフェイスのサントラを買って聞いているのだが、収録されているほとんどの曲が劇中のクラブ(あればクラブというかキャバレーか???)で流れている、80年代のディスコミュージックみたいな曲ばかりだった。まぁしかし映画が好きなので、結構繰り返し聴いている。
もしアメリカ人の友達がいたら、俺のiPodの曲の再生回数を見られたらやばいことになりそうだ。
幸いにもアメリカ人の友達は一人もいなかった。

tacchan さんがブースト

ボヘミアン・ラプソディ 

見事にやられたな。見終わって唄口ずさんでるもん。ドキュメンタリーじゃないから脚色も勿論入ってるんだろうけど映画にしたら、こうしたまとめ方で良かったんじゃないかと思う。クライマックスのライブステージは圧巻で涙腺が何故か緩む。思うにマイケルジャクソンのTHIS IS ITを観た時と似てたな。「あぁ、もう君はいないんだなぁ」って気持ちというか、やっぱりアーティストはパフォーマンスで伝説になる所は共通な気がしました。

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