『トイ・ストーリー4』の感想です。 (3/4)
ボーは2とは全然違う、濃いキャラクターとなっている。最近のディズニー・プリンセス映画のヒロインみたいに、勇敢で、行動力があって、信念を持っている。更に、ボニーは、3でいうところのロッツォ的な立場にいる。ロッツォは暗黒面に落ちてしまったけれど、ボーは落ちていない。これまでボーが何をしてきたのか?をもっと掘り下げられればすごく面白くなったと思うんだよなぁ・・・でも、面白くならないんだよ。ボーのキャラクターをあまり掘り下げない。ギャビー(新キャラのお人形ちゃん)も物語の辻褄合わせで登場させた感が否めず、そこまで魅力を感じられず・・・。
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『トイ・ストーリー4』の感想です。 (2/4)
中盤以降も脚本のアラは目立つ。結構無理くりな展開が続くのだけれど、ここでボーという強烈なキャラクターが登場する。ボーがとても魅力的に描かれていて素晴らしいので、脚本のアラが若干目立たなくなる。・・・ここからすげぇ面白くなりそうなんだ・・・この映画・・・でもならない。
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『トイ・ストーリー4』の感想です。 (1/4)
この映画で、最高に良かったのはボー・ピープ。がしかし、それを活かしきれなかったのが敗因かな。まず大前提として、本作の脚本は粗い。この粗さを中和するためにも、ボーという魅力的なキャラクターをもっと掘り下げるべきであった。無論、子供向け映画としては合格点ですが、大人向けとしては物足りない。これでこのシリーズは本当に完結なのかな。本当にお疲れ様でした。
前半は退屈。物語的に必要性をあまり感じられない展開が多い。フォーキー(新キャラの先割れスプーンくん)を登場させるのは良いのだけど、物語の辻褄を無理やり合わせるためのキャラクターでしかなかった。この辺りが、脚本の粗が目立つ所以である。もちろんアクション・サスペンスもあるんだけど、物語との関連性が薄いのでドキドキできない(会話シーンも結構多いし・・・)。
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『怪獣大戦争』の感想です。
ゴジラが「シェー」します。石を投げたり蹴り上げたり、尻尾振りながら嬉しそうに民家を踏み潰したり、悪友ラドンとは仲良し、昭和ゴジラは茶目っ気があってかわいい。ゴジラが巨大な猫にしか見えませんよwww。
映像や設定に関して言えばツッコミどころたくさんあるんだけど(そこがまた面白いんだけどね。どれだけ面白いツッコミができるかwww)、先日観たキングオブモンスターズに比べたら、役者・脚本・編集は、本作の方がまともだと思う。まぁ90分そこそこで終わってるところが良いのかもしれない。
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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の感想です。 (3/3)
「芹沢がゴジラに気合いを入れすぎたんだ!」ってどんな台詞やwww今回は字幕もイケてますよ。
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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の感想です。 (2/3)
これってさ、昭和のダメなときのゴジラ映画の感じにそっくりなんだよねwww。でもさ。昭和のダメなときのゴジラ映画も、その方向性は正しかったんだと思う。何故そう言えるのかというと、やっぱ怪獣プロレス燃えるじゃん?この映画の人間ドラマは超薄っぺらいけれども、怪獣プロレスは最高だった。マジで童心に帰れました。
オキシジェン・デストロイヤーとか、とりあえず出したかっただけだろwww。芹沢博士も唐突に、私が行こう!と言い出すしwww。いやぁ。これこそ、本田ゴジラへの愛の深さ故にですかね?
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の感想です。 (1/3)
色んな意味でオモロかったwww
本作は昭和ゴジラのファンだった人はめちゃくちゃ懐かしい感じがしたのではないだろうか。ハリウッドの財力をこれでもか!と注ぎ込み、ど迫力の怪獣プロレスを魅せるという。そして、怪獣が大集合する。ゴジラは正義の味方。重厚なテーマ性とか人間ドラマとか政治ドラマはほぼ皆無(一応、申し訳程度に入ってるけどねwww薄っぺらい)。
@amblin 有吉もセットがいいと思います笑
『ジョン・ウィック』の感想です。
決して笑わないクールなキアヌ・リーヴス。
圧倒的な殺人数。
そして何と言っても、所々で盛り込まれるシュールなギャグ。このギャグがまた良いんだわ。爆笑する。
この3つだけ!
それ以外何もありません。
ストーリーはどストレート。
起承転結でいうなら、起承承承...結、みたいな。
ラーメンでいうなら、スッゲー醤油の味が濃くて、入ってる具はメンマだけ。でも、スープの隠し味に秘伝のタレを使っており、濃いい醤油味が丁度良くなってるみたいな。
いやいや僕は褒めてますよ。
非常に薄っぺら・・・じゃなくて、男らしい、気合の入った映画でしたね。
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@batman_736 旧エヴァ良いよね。うん。
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神回。
ネタバレ前提なので、未観の人は観てから聞いて下さい。
ある女流作家の罪と罰
個人的に刺ささった。
偏屈で頭の固いオバちゃんのドタバタコメディ、言葉が汚くて最高なんだ・・・このオバちゃん、是非とも日本語吹き替えして欲しい(笑)、リー・イスラエルという人が最高に魅力的です。
彼女自身は極貧状態にあるはずなのに、コメディ調・・・というよりも、どこかファンタジー調で、全く悲壮感がない。
彼女は、その強烈な個性を持つが故に、これまでに何度も失敗している。でも彼女には、ああいう生き方しかできないんだよ。自分のことを客観視できずに、他人の気持ちを考えず突き進んでしまう(別に好きでやってるわけじゃないんだよね。一種の病気みたいなもの。だからさ。もしそういう人に出会っても苛めるないで欲しいんだよな。)
この映画は、リー・イスラエルのような、強烈な個性を持った変人を暖かく包んでくれる。本当に良い映画でした。
愛がなんだ3
みなさんも多少は経験あると思いますが、最初は好きで始めたことは、ある境界線を超えるとだんだん辛くなるんです。例えば、スポーツで、人並み以上の成果を出したいと思った場合、ある程度辛くなるぐらい継続してやりこまないとダメですよね。最初は好きで始めたことなのに、いつのまにか辛くなっている。
辛い状況が継続して続くと、もはや好き嫌いはどうでもよく。そこにあるのは、絶対にやり遂げる!という意地だけ。こうして人は我が身を滅ぼしていくのだ。でも「己を貫き通す」ということは、こういうことだ。そう考えると、本作はヤクザ映画に見える。
本作を観て、「恋愛・セックス」てのは、人間の訳の分からない嗜好(もはや確率論)だけに振り回される、予想が全くできないギャンブルなんだなぁ、と改めて思った。堅実さが求められる「共生・子育て」とは真逆の性質を持つんだよね。真逆の性質を持つ、この両方を強制する、結婚という制度は、人間には過酷だよ。どっちも完璧にできる人なんて、滅多にいない。
恋愛・セックスが得意な奴、共生・子育てが得意な奴、と役割分担したら、世の中、もう少し生き易くなると思う(危険な思想)。