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愛がなんだ3 

みなさんも多少は経験あると思いますが、最初は好きで始めたことは、ある境界線を超えるとだんだん辛くなるんです。例えば、スポーツで、人並み以上の成果を出したいと思った場合、ある程度辛くなるぐらい継続してやりこまないとダメですよね。最初は好きで始めたことなのに、いつのまにか辛くなっている。

辛い状況が継続して続くと、もはや好き嫌いはどうでもよく。そこにあるのは、絶対にやり遂げる!という意地だけ。こうして人は我が身を滅ぼしていくのだ。でも「己を貫き通す」ということは、こういうことだ。そう考えると、本作はヤクザ映画に見える。

本作を観て、「恋愛・セックス」てのは、人間の訳の分からない嗜好(もはや確率論)だけに振り回される、予想が全くできないギャンブルなんだなぁ、と改めて思った。堅実さが求められる「共生・子育て」とは真逆の性質を持つんだよね。真逆の性質を持つ、この両方を強制する、結婚という制度は、人間には過酷だよ。どっちも完璧にできる人なんて、滅多にいない。

恋愛・セックスが得意な奴、共生・子育てが得意な奴、と役割分担したら、世の中、もう少し生き易くなると思う(危険な思想)。

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