『宇田川町で待っててよ。』を観ました。主演の男の子二人がとても演技に不慣れな感じでたどたどしいのですが、作風のためかそれもそれで初々しくていいかくらいに感じますね。エレクトロ系の音楽もあって、全体的に爽やかです。あっさりしてるとも言えるかもしれませんが。
原作がすごく好きなんですよね、これ。
フィルマークスにも感想かきました。ほぼ同じことを言っているだけですが。
https://filmarks.com/users/namikirin
映画でなくてドラマですけど、きょうから『片想い』が始まるんですね。あれは性別変更をテーマにしつつもミステリとしてきちんと作ってるから私は悪くない印象を持ってます。
それにしても映画でもドラマでも、性別を変える話とかはあれこれ出回るようになってるけど、そろそろそれ自体をテーマにするのではなく、性別違和による危機とか移行の大変さとかはひと段落ついたあとの、「そこから先」を描く作品が出てほしいです。元男性のひとが女性として暮らし出してからはじめて経験する恋愛とか、元女性のひとが男性としてボクサーとしての道を歩みだすとか、とにかく「そこから先」の人生を見せてほしいんですよねー。性別を正すのはあくまでゴールではなくスタートでしかないわけですし(それまでスタートすることさえできない苦しみは極めて大きいとはいえ)。そんな映画ないものかなー。
@celeste 『アダム氏とマダム』気になってました! 探してみますー。
@celeste 見てないです! 見てみますー。ケイリー・グラントを追いかけるのよさそうですね。個人的にはキャサリン・ヘップバーンの可愛さにやられたのでそちらも気になるところです。
性別を変えたキャラが出てくる映画として『ガープの世界』を勧めていただきましたが、私はあれに出てくるロベルタさんは原作のほうが活躍してて、さらにいいと思ってますー。映画のあの俳優さんもいいですけどね。あの作品は、原作と映画でプロットとかキャラの扱いとかかなり違うから、小説での見せ方、映画での見せ方を比べるのにいいと思います。
原作者のアーヴィングさんが書いた小説だとIn One Personというのに、主人公の初恋の相手で、元男性という過去を持ちながら図書館司書として暮らしてる綺麗なお姉さんミス・フロストという素敵なキャラが出てくるので、これも映画化してほしいなー。アーヴィングさんはそういうキャラが好きなのかよく出てきますよね。最新作にも「トランスヴェスタイト」と記載されてるけど、ホルモンを使って女性として生きてる元男性の美女が出てきました。
映画だと『ベティブルー』、『お熱いのがお好き』、『エマニエル夫人』、『赤ちゃん教育』、『フランシス・ハ』などが好きです。
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