ミッキー17鑑賞。続き。 

『TENET』の時に「最後、そんな顔でさよならするのはずるいじゃん!」と思ったのと同じような幕引きもあって、ロバート・パティンソンの使い方が大変良いと思いました。ハバネロの方がああいう顔してマイルドに未来を譲っていくの、かっこよくてずるい。

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ミッキー17鑑賞。 

予告から勝手に『月に囚われた男』みたいだと思っていて(あれはあのジャンル?で最高だと思っているので、これをやる意味あるのか?と。)それとは全然違う話だったのと、マイルド・パティンソンとハバネロ・パティンソンを味わえたので満足感が高い。ついでにきっついわーというおじさん役が最近多い気がするマーク・ラファロがノリにノっていて面白かった。
ミッキーのマイルドなポンコツ主人公といい、ヌルッと隙間から現れたり姑息に強かに生き残ってるティモや、底の浅い政治家兼カルト教祖夫妻といい、キャラクターが絶妙に笑えた。それに加えて、ディストピアな世界観と色合いのせいか、『未来世紀ブラジル』等を結構思い出した。テリーGまだ普通に生きてるから変な言い方だけど、現代のテリー・ギリアム作品って感じがする。為政者をコケにするような棘や人はいいけど間抜けな主人公とかの要素が似通いながら、主体性のある女性キャラとかいろんな方向で今っぽいセンスが張り巡らされていて、そつがない。安定して観やすいので、驚いた。

ニンジャバットマン対ヤクザリーグ鑑賞。続き3。 

・スーパーマンはさすがにメリケンサックを託したわけじゃないと思う。ていうか、最初からクリプトナイトでいくと思っていたからどうして?と思ったら、常人を体験させてからスーパーパワーがあっても敵わないと叩き込むって、さすがブルース、陰険すぎる。間違えた、戦略家!・それにしても、異星由来のスーパーパワーがあることがスーパーマンではないのだ、と(この悪ノリ作品であっても)ちゃんと描いてくれるのがね、そこはめちゃくちゃ好きです。ついでに言うと、出番少なかったけど、俺が殺すために助けるっていう強火バッツ推し🔥なジョーカーも良かったです、そうでなくっちゃあ!
・みんな正義に目覚めるの良いねぇ☺️
・このタッチで普通のアースのいつものデザインのJLアニメも観たいなぁ、短編…なんならDC Showcaseみたいなそれぞれのキャラの紹介風の小粒アニメでいいから。音楽とかも好きだし。ジェシカをもっと見たい。
・最後まで歌わせてもらえてよかったね、ハーレイ。ハーレイ版のカラオケMVも見たい。

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ニンジャバットマン対ヤクザリーグ鑑賞。続き2。 

・解釈違いとかの強い意味ではないんだけど、ティムとジェイソンって揃うとあんな感じなんだー、新鮮。私の頭の中で、ジェイソンは破天荒な不良(パワー担当かつ優等生にはない発想力担当)のイメージで固まっている一方、ティムってあまりキャラ固まってなくて、なんでもできるけどちょっと真面目過ぎる優等生(頭脳担当)のイメージ。どっちがどうとかじゃなくて、普通の兄弟っぽい距離感がかわいかった。
・なお、ディックは全方位型人たらし、ダミアンははねっかえりの末っ子イメージ。そのままですね、ありがたやありがたや🙏
・ガトリング射出ヤクザ…頭おかしい。こんな言い方したら、今まで頭おかしくなかったみたいだけど、だいたい全部頭おかしい。
・バットマンが、スーパーマン推し…むしろかなり強火のクラーク推し🔥で、大変良いと思います。ブルースはそうでなくっちゃあ!

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ニンジャバットマン対ヤクザリーグ鑑賞。続き1。 

・もう、最初の対モブヤクザで掴みは完璧だった。何しろ急降下からの衝撃波!ショックウェーブアタックだ!『アーカム・シティ』では大変お世話になりました!
・最初にも書いたが、JLのデザインほんと好き。ボムシェルみたいなスタチューほしい。
・「探偵」呼び!!!これは!!!
・ダイアナ姐さんのファンガールやってるハーレイとか、『リトル・ブラック・ブック』であったし、解釈一致過ぎる。むしろ、この世界でそれ以外が想像できない。それにしても、元の世界の住人なのにスケバンスタイルって、ノリノリでかわいいねぇ☺️
・探偵呼びとくればもちろんラーズ・アル・グール。黒幕ぴったりで良いね。そしてダミアンがピーチ姫。海苔巻き。
・アルフレッド、そのためだけにその映像用意したの?!ノリノリすぎん⁈🤣
・亀甲文字ってそういうことなの…。この亀、一回しか使えないじゃん(問題はそこではない)
・ディスコの方…まさかそのコスチューム採用するんだ!🤣
・忍法っていうか、もうただの科学技術。
・ダイアナ姐さんもノリノリでカラオケ…。

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ニンジャバットマン対ヤクザリーグ鑑賞。感想、長いよ。 

おふざけ映画だってわかってるけど、「いやでも反社じゃん、だせぇ」と思ってしまう私が消せなくて、全体の感想としては「ヤクザリーグ面々のデザインはめっちゃ好き」「前作ほどではなかったけど、まあまあ面白かったかなー」「でもちゃんと映画館で観たらもっと楽しめたに違いない!」くらいになります。とはいえ、しっかり楽しんだのも本当で、以下、いろいろ箇条書き。

エミリア・ペレス鑑賞。 

もっと壮大な話を期待していて、ラ・ルセシータ設立やパーティー、エピファニアとの関係くらいまではいいぞいいぞ!と思っていたが、終盤ちょっと失速した、私の興味が。女性性を隠すためもあって極悪非道にふりきってきたという前提があるカルテルのボスが、男性であった自分を殺して女性として生きる、その人生が開花する、そこが唯一無二で面白かったのに、親権の取り合いの末に…という一家族のコンパクトな話で終わってしまったのは拍子抜けだった。女性として生きるエミリアの苦労や社会との軋轢(あるいは許容)みたいなものがあれば面白かったというか、そういうのも観たかったけど、性別を変えたら悪い奴ってバレませんでした!楽勝!に見えちゃって(その世界に結局自分から戻ってしまうのと、引き戻された結果の死というのは物語としてアリなのだけれど)観たいものとは乖離してしまった。
マニタス/エミリアよりも、歌とダンスが多めのリタの方が見応えがあったかなー。セリフと歌の間のようなリズム感が気持ちいい。ラップみたいにも聞こえるし、お経みたいにも聞こえてちょっと面白かった。

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