片思い世界鑑賞。続き。
まぁ後から、その部分は彼女たちが精神的には子どものままだというのはあるかもしれないと思い直したけれど。真っ当に生きてきたとはいえ、他人と交流できなかった、育ち切っていない情緒ゆえの執着とか、良い言い方をすると青くさい理想というか。でも、食料品どうやって買ってるんだろうとか、公共交通機関しか使えないのに大型家電も自分たちで運んだのかな…とか、完全にいらない想像をしてしまって、私には向いてない話だった。
合わないなぁと思うところばかり書いたけど、人がどれだけいても誰にも声が届かない孤独とか、やわらかい明かりで照らされる、女の子たちがわちゃわちゃ暮らしている部屋のかわいさや、それゆえに一層引き立つそこに現実の層がかぶってきたときのものさびしさとか、見た目の感触はとても好き。