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映画館で映画を見る、というのはただ「映画を見る」だけではない。

そこに行くまでの道のり、
そこの周りの様子、
その時間、
その土地の空気、
周りの客の様子、

「映画」以外にも色々味わえ、楽しめ、思い出にもなる。
一般試写でもマスコミ試写でも同様。

それ以上は言わない方がいいな。

なんであれ『ROMA/ローマ』を見るのにわざわざ浦和美園に行くことになったから、むしろ普段行かない所に行って楽しまないと

そう考えるとアフリカ系の方はストレートに『ブラック・クランズマン』を指示する、か。
あれもあれで痛快でブラックスプロイテーションへのリスペクトとラストの現在のストレートな怒りを感じたが、こちらの方がちょっとやり方が古く感じたかな。

『グリーンブック』周りでまたもや「事実と違う」からのdisがアフリカ系の方を中心に発生しそう。
ボクはすなおにブロンクスの荒くれイタリア系とシドニー・ポワチエのような気品高い黒人の凸凹ロードムービーとして楽しめたし、明らかな差別の姿勢のトニーの心の移り変わりに爽やかさを感じたが、そう感じなかった方もそこそこいるんだね。

クオリティはさて置いて、
『マスカレード・ホテル』も『七つの会議』も興行はヒットしたから、それなりの需要はあるんだね。

じょ~い@えいがどん さんがブースト

邦画は たまに大画面にわざわざする必要在るのかなあと思う作品ありますねえ。

それ、テレビ屋が作った映画だね。
フジテレビの『マスカレード・ホテル』とTBSの『七つの会議』がモロにそれだね(笑)。

じょ~い@えいがどん さんがブースト

個人的見解だけど「これ、テレビでいいんじゃね?」と思う作品にはたまに出会う。

ふと風呂に入りながら思ったが、
『グリーンブック』のトニーとシャーリーみたいにNetflix、アマプラを受け入れればおそらく『グリーンブック』のラストみたいにはなるんだろうね

まあ、でも映画館のスクリーンで見られる『ROMA/ローマ』は楽しみだね。

なんで、みんなそんなに配信系が好きなんだろ?

Netflix、アマプラで見ることに関しては否定はしないし、したらいけない。

けど、ピンク映画の方がスクリーンで上映するぶん「映画」だよね。

てか、Netflix、アマプラ見てるのってVシネマとかわらないよね。

配信、見る形に関しては「ダメ」とは言えないが、
「嫌だ」とは言えない世の中は嫌だな。

Netflix、アマプラ、他配信系は断固として嫌いである。

一番の解決はNetflixなりアマプラが専用の上映館を作る。そうすれば、カンヌもアカデミーも「映画」として認めるだろうね。

Netflixとしても宣伝にはなるだろうし、そこがお互いの共存の鍵になるかな。

様々な環境・境遇に置かれている方がいるのもしかりではある。

が、映画とは映画館のスクリーンを想定して作っているんだから、暴論ではあれ映画館のスクリーン上映以外は「映画」とは言い難い。

『ROMA/ローマ』がようやくイオンシネマ系列で公開。
Netflixもよく折れてくれた。

やっぱり映画館のスクリーンでやらないものは「映画」ではない。テレビドラマと同じ。

『ラ・ヨローナ ~泣く女~』5月10日(金)公開② 

旦那が仕事で出ずっぱりの実質2児のシングルマザーが主人公という設定がかなり生きている。主人公アンナはソーシャルワーカーの仕事の中でも幼児虐待疑いがある家を訪問するソーシャルワーカーで、最初はその相手先の子供2人が女悪霊の標的にされ、後になぜかアンナの2人の子供→アンナを交えて母子3人が襲われる。

この襲われる場所が屋内・屋外問わずで、狭い車の中や病院の廊下、自宅の庭、室内のカーテンごしなどエニウェアで襲いかかる。この辺りは『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本を担当したゲイリー・ドーベルマンが製作に関わっているだけのことはある。

その『IT~』との共通点もいくつかある。まず、女悪霊ラ・ヨローナの子供への誘き寄せ方が上手い。もう一つ、後半で見られる子供の勇気も通じるものがある。

あとこれは偶然だろうが、恐怖を増長させる演出で「8時だヨ!全員集合」での探検コントの時の「志村ー、うしろー」的な子供のショットが随所で見られる。「うしろー」はドリフだけでなく万国共通なんだね。

『ラ・ヨローナ ~泣く女~』5月10日(金)公開 

『SAW』、『インシディアス』、『死霊館』シリーズのジェームズ・ワンのプロデュース。
これが無茶苦茶怖い。
怖いシーンのわんこそば状態。

17世紀半ばにメキシコで起きた惨劇が70年代のロサンゼルスで再現されてしまう。

「ラ・ヨローナ」はスペイン語で「泣く女」を意味するらしく、呪われた相手は昼夜問わずこの女悪霊に襲われる。

とにかく怖いものを見せるツボを心得ており、カメラアングル、小道具、SE、音響をフル活用し、一瞬の静寂の後、確実な恐怖が襲ってくる。この静寂、一瞬の間合いが絶妙で、見る側も身構えて恐怖を体験出来る。

この映画の素晴らしさはラ・ヨローナのメキシコの民俗学みたいな所から引っ張り、後半はその対抗として胡散臭げな呪術を用いる。そこは『エクソシスト』的なクラシカルさと、メキシカンテイストが見事に決まっている。

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