@wataru_san 増税前は5%でしたから3%アップさせるのが正しいです。700円→721円、800円→824円
@wataru_san たしか消費税が8%に上がったタイミングで20円値上りしたんだと思います
『牯嶺街少年殺人事件』
ずっと観てみたいと思っていたがVHSを手にするまでには至らず今回念願の初鑑賞を体験できた。とてつもない映画体験だった。青春映画でもあり暴力映画でもありノワール映画でもあり恋愛映画でもあり何より家族映画だった。
確かに236分は長いし途中うとうとしたところもあったが、この長さがないと行けない所まで連れて行かれた感じだ。暗く閉塞的で不穏な空気がずっと流れているのにも関わらず、いつか自分があの場所で青春時代を過ごしたことがあるかのような郷愁にかられた。
おそらく何回観ても全容を把握することはできないのではないか。登場人物が多く様々なイベントがいきなり放り込まれるので、話の本筋が全然掴めない。世界がごろっと無造作に横たわっているような感覚。そして全てがクライマックスに繋がったときの衝撃。
監督自身は188分版を決定版としていたそうなのでそれもいつか観てみたい。
ナマニクさんの著書『映画と残酷』を読了。残酷表現と規制の歴史が詳しくまとめられており大変勉強になった。単に映倫を批判するのではなく規制の経緯を知った上でおかしいところはおかしいと声を上げなければならない。写真は首がもげるほど頷き実際に首がもげた箇所である。こういう連中が一番怖い!
https://eigadon.net/media/1FmPHSH6O60jbJqxYB0
@prs 音響は沼なんでハマらないようになるべく安くあげたいと思ってます笑
『夜明け告げるルーのうた』鑑賞から一日経っていろいろと思うところをつらつらと。ネタバレなしのつもりですが、予備知識入れたくない人は見ないでね
ヒロインが人魚の少女ということで、プロットだけ見るとどうしても『崖の上のポニョ』を想起せざるを得ないが、実は『となりのトトロ』の方が近いような気がしている。まずルーの父ちゃんがトトロに似ているし(笑)、なにより「母親」の不在が作品に大きな影を落としていて、それがクライマックスのカタルシスに結実しているという点。
もちろんポスト3.11作品として観ることもできるが、そういうことはこの作品を前にあまり言いたくない。もっとパーソナルだし身近な話。
人は(そして犬も)皆孤独だということ。孤独にそっと寄り添ってくれるのは音楽だということ。
そこに見事に「歌うたいのバラッド」が呼応する。
書いてて思ったけど1作目のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにも通ずるテーマだなぁ。
2016ベスト ①クリーピー 偽りの隣人 ②この世界の片隅に ③エブリバディ・ウォンツ・サム!! ④最後の追跡 ⑤マジカル・ガール ⑥ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー ⑦ヒメアノ〜ル ⑧死霊館 エンフィールド事件 ⑨淵に立つ ⑩貞子vs伽椰子
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