https://www.youtube.com/watch?v=3ndP_n0pcvo&t=60s
寅さんってファンタジーだったんやな。(寅さん公開当時、既に、あのような東京の下町は存在し無かった。)
「この世界の片隅で」とかもそうだったんだけど、僕の知っている「日本っぽい日本」自体がもはやファンタジーなんだよな。
このYouTubeで語られている山田洋次にはシンパシーを感じてしまう。是枝裕和と同じだったのかー、というのは新たな発見である。「学校」という映画は今思い出すと、確かに「万引き家族」に似ている。
平成は何も変わらない時代だったなぁ。今と平成の初期とを比べてみても、人々の生活は何も変わっていない。
「宮合(クンハプ)」原題
たいくつというほどではないけど、凡作。
イ・スンギはとてもかっこよく撮れていたので、ファンは満足かも。
CNBLUE のミニョクがおとなっぽくなっていてびっくり。かわいい弟キャラだと思っていたけど、ちゃんと年相応に成長している。
シム・ウンギョンとチョ・ジョンウンがからむシーンがけっこうあったが、どちらも名子役と言われた俳優。シム・ウンギョンは主演作が何本もあり、チョ・ジョンウンはまだない。このバランス、これからはどうなんだろう。
男装って、韓国ドラマではたくさん出てくるが、華奢できれいな女性俳優が服装だけ変えるみたいなのばっかりで、「わからんわけないだろ」と思うのだが、この映画の男装シーンは、騙されてくれたのは子供だけ、という当たり前の展開で、なかなか楽しかった。
「ときめきプリンセス婚活記」
邦題決めたやつ出てこーい! って感じ。
原題は「宮合(クンハプ)」といって、「相性」という意味。
もっとも、日本語の「相性」という言葉だけでは説明しきれない。
結婚前に「四柱」(生まれた年月日による運命)を交換して、「宮合」を見るというのが、朝鮮で行われていた一般的な慣習ということを知らなければ、タイトルの意味がわからない。
いまはこれ、どのくらい行われているのかなー。30年前、わたしが結婚したときには、形式的だけどやったはず。
お客さんは中年女性が大半で、それもほとんどがグループで来ていた。やっぱりイ・スンギのファンなのかしら。
タイトル訳すのは難しいのわかるけど、この邦題で、いったいだれにアピールしようとしたのか(^^;
スティーブン・スピルバーグ提供