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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 

文末で笑える単語を掻い摘み放り込む事で、文章全体をユーモアに仕立て上げるやり方があるけど、今作の作風がそれ。誰かが喋れば、最後にユーモアを放り込んでいくが、余計な一言が多い。これの連続で、ユーモアに引っかかりがあると面白くない。顕著なのが、ドラックスだ。彼が一言ユーモアを突っ込んでオチをつけるパターンが幾つかあり、とにかく一言多い。一言どころではない、いちいち癇に障る。ポム・クレメンティーフ演じるマンティスに対しては、過剰に一言多い。容姿をネタにし過ぎ。ドラックスとマンティスの関係性は最後に一応は丸く治めるが、一言多い発言を丸まる全部帳消しにするには無理がある。正直言うとドラックスの事を嫌った。ここは彼の正直さを長所として捉えてあげれば良いと思われるが、許容できなかった。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』駄目って言ったけど、嫌いっていう感情だと思うコレ。映画全体でやらんとする事は分かるんだけど、分からないってのが、俺の今作への評価。とりあえず一番引っ掛かった部分に注目して、感想を書き込んでいくよ。

@hamari そうですね〜、ちょっと付いてけない所があって、どうしようかなと。でもはまりーさん、今度は逆の立場になって、そっちが褒める側になるかもしれませんよ。

マズイな、ガーギャー2否定派の方が圧倒的に少数派でアウェー感。これを2014年の時に味わってる人は相当堪えたろう。

ガーギャー2なんだけど、ちゃちゃっと言うと駄目、全然駄目でつまらなかった。九割駄目、詳しい感想は後にする。

@hamari 無理はなさらずに。ただ、はまりーさんの感想は気になるので、観た時が楽しみです。

@hamari 良い映画なので是非ご覧になってください!

@frenchblue タクシー内部だけで映画をどうやって成立させるのか、自分の表現したい主題をどうやったら最大限引き出せるのか、よく練られていました。DVD売りのおっちゃんイイですね〜。彼がパナヒ監督に会えた時の、顏・表情のユニークさ良かったですね。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、母親と観に行ったのは良い体験したなと。クライマックスに手を握ってもよかったと思うが、やはりしない。Ain't No Mountain High Enoughの部分で俺は咽び泣いていて、それを母親に悟られないようにしていた。母親は鑑賞中にアライグマの事を“可愛いー”と言ってたのが印象的だった。

@frenchblue ジャファル・パナヒ監督作は初めて観ました。タクシー運転手の事を監督本人とは知らないで観てました。凄い監督です。

『人生タクシー』森達也の短編が冒頭にあって、短編の内容と今作が一致してる事に後々気付かされるのも面白い体験だった。半分以上は悪ふざけで撮ったような物だと思ったから余計に。

『人生タクシー』映画の余韻が凄まじく残って、すぐさま現実に引き戻されるあの感覚は代え難い。この映画をイランのテヘランから遠く離れた、日本で観られたのは本当に幸福だ。そして、どんな映画でも観られる、今の幸運を噛み締めたい。

『人生タクシー』今日も公開されるし、これから先にも公開される数々のヒーロー映画たち。ヒーロー映画の“ヒーロー”という主題に心動かされる多くの人々に観られて欲しい。この映画の“ヒーロー”という単語の出るタイミングに大いに戸惑い動揺するだろうから。

人生タクシー 

馬鹿デカイ金魚鉢を持ってやってくる二人のババアのエピソード、くだらないナンセンスコメディが始まったと笑った。それなのに、あのババア二人の幸福を何故願ってしまうのか。タクシー運転手と姪が向かった先に、その向こう側を我々観客には見せてはくれない。車載カメラは別の現実を見せてくる。

『人生タクシー』車載カメラで映された虚実が綯い交ぜにされた映画の作りに翻弄される。そもそもドキュメンタリーと思ったら、絶対にフィクションとしか思えない事故や、怪人物の数々。然し、フィクションとして観るには余りにもグロテスクなタクシー外の世界・現実は確かにあるのではないか。

人生タクシー 

無垢な少女が課題を撮るために、あのゴミを漁る少年を被写体にする残酷さ、無邪気さ。画面の中で、映画の中で、虚構の中で良いから、それを返しさえすれば君は“ヒーロー”になれるんだよ?

『人生タクシー』超絶大傑作・今年ベスト級。映画で映画を撮るというジャンルを大いに活用して、イランという国の特殊性をミックス。貧困層の少年を被写体にして“ヒーロー”を演じさせようとした部分は、どうしてここまで倫理観を揺さ振られるのか。我々に赤いバラが送られ、劇場で観られて本当に幸福。

『カフェ・ソサエティ』
ジェシー・アイゼンバーグと、スティーヴ・カレルが親戚っていうキャスティング勝ち。

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