「 #グランドブダペストホテル 」
現在では、銅像も建てられるほど著名な作家
その作家が若い時、訪れたホテルの
オーナーと、そのホテルの
先代コンセルジュの話
こう書くと、なんとなく
何十年にも渡るホテルにまつわる
ノスタルジックな話のようですが、
遺産争いに巻き込まれた
コンセルジュと、老人の若い時二人の
ミステリーというか冒険端です
だからっといって、オドオドしいわけでもなく
先代コンセルジュなど、個性的な登場人物
絶対、登場人物の真正面からとか
ミニチュア撮影風とか、
ウェス・アンダースン独特のカメラワークで、
どんな真面目なシーンでも、
笑かすつもりかという雰囲気が、
不思議な雰囲気にさせてくれて、
そんな中でも、老人の恋物語、生い立ち
なぜ金持ちになったか、時代風景なども
合わさって、訳のわからんコメディでなく
不思議な世界に連れてってくれる
おとぎ話のような話です
「 #スポットライト 世紀のスクープ 」
を見ました
神父による子どもたちの
性的暴行事件を追いかけた
ピューリッツァー賞を
取ったほどの記事の
取材状況を追っかけた映画
「 大統領の陰謀 」のような
映画なんですが何かに狙われることも、
邪魔をされることもないので
結構地味です。
しかし、取材を続けていくうちに、
ドンドン、ドンドン話のスケールが大きく、
怖い感じもしてきて、
話が進むに連れ、
どんどん引き込まれていきます。
そしてその話は、性的虐待を
暴いていくだけの話なんですが
どんどん犯罪状況が、見えていく感じは
サスペンスや探偵モノを見てるようだし、
その暴いている教会の、やってることは
警察や弁護士、裁判所、
新聞社に手を回してる感じは
相当大きい犯罪組織か、マフィア
007のスペクターのような
秘密結社のようにも見えて
スパイ映画か、犯罪映画を見てるような
取材状況を追っかけただけの映画なのに
いろんな映画の要素を楽しめる
トンデモなく面白い映画です
「 #ナッシュビル 」を見ました
大統領対抗候補が、選挙運動で
ナッシュビルに来た
その対抗候補を応援する
地元で人気のカントリー歌手と
対抗候補の参謀の行動を軸に、
イベントに呼ばれた地元出身の人気歌手
これから名前を売り込もうとするバンドたち
その周りの人に、マスコミ
ナッシュビルの住民
それぞれを追っかけた群像劇
普通この手の映画って、
出てくる登場人物がバラバラな行動していても
最終的な目的に向かって行くので
それぞれのシーンになっても
思惑や目的がわかったりして
変わった視点で見えたり
謎解きが進んでいく感じで
ストーリーが進むんで行くんですが、
この映画は、
この選挙運動中それぞれの
登場人物を映してるだけで
思惑は見えたりするんですが、
ナッシュビルでの選挙運動期間中を
切り取っただけのドキュメンタリー
じゃないかと思うんですが
そんな簡単な感じでもなく
群像劇という感じでもなく
すごく不思議な感じの映画です
ただこの当時のアメリカの選挙運動と、
音楽業界の空気感がわかる感じはします
ワイアット・アープ、ドク・ホリデイ
OK牧場の決闘といった
今まででも何回も映画化された題材を
もう一度映画化した映画ですが、
この映画では、アープ兄弟と、
”カウボーイズ”との抗争を軸には
してるんですが、
なんでアープ兄弟は、
トゥームストーンに来たのかとか、
なぜ抗争を始めたのかなど、
抗争の全体の流れを描いているようで
ちょっとドキュメンタリー風な
感じがする映画です。
なんですが、そんな中に兄弟の関係、
ドク・ホリデイとの
関係なんかも描いていて
なんかすごく人間くさい感じもする
面白い映画です。
でもやっぱり西部劇なんで、
ガンアクションはたっぷりです
特に”OK牧場の決闘”と、
ドク・ホリデイと
ジョニー・リンゴの決闘は
たまりません
アメリカのどっかの郊外に住む
高校二年生の女の子
興味本位でセックスをしたら、
子供ができてしまい、
生まれてきた子供を、
新聞広告で、養女の募集をしていた
若夫婦に、託すことにしたという話
未成年者の妊娠と、
すごく重そうなテーマで
両親とも争ってそうですが
むしろ協力的で、
社会的な大変さは
殆ど無く
どちらかというと
妊娠した女の子が、
妊娠して思ったことや
子供を託す夫婦に出会って、
趣味があったからと調子に乗ったり
子供のパパにヤキモチ焼いたり
妊娠期間中における気持ちの変化や
成長を描いた青春映画のようです
と言いながらも、
未成年の妊娠で、育ててもらう夫婦と
状況報告などで、いろいろ
絡んでいくんですが、
やっぱり普通の状態でなく
そのへんにこの映画の
魅力というか
味みたいな感じはします
「 #モヒカン故郷に帰る 」
東京で売れないバンドマン
将来も見えず、どうしょうもなかったが
同棲してる彼女が身ごもってしまい
結婚の挨拶で、故郷に帰ってきたが、
その挨拶の最中、
父親が倒れてしまったという話
この映画、淡々としてなにか
起こるという感じの映画ではないですが、
松田龍平 演じる、
売れないデスメタルバンドのダメ息子と、
柄本明 演じる、広島人気質の
矢沢好きの父親 との
はじめは激しく、どんどん優しくなっていく
触れ合いが、シーン、シーンごとの、
味のある映像と相まって
すごくいいです。
それに、その味のあるふれあいに
もたいまさこや、前田敦子たち
登場人物たちが、その味わいを
増加させてる感じがします
#洋画
「 #ミスティックリバー 」を見ました
子供時代に誘拐事件にあった
三人の男たち
そのうちの一人の娘が
殺されってしまった
その事件を軸に三人の
関わりを描いた映画
少年の娘の殺人事件の捜査を軸に、
真犯人を見つける面白さもあるんですが、
三人の因縁
誘拐事件殻の影響
事件から見えてくる過去
そして、別の事件
これらのことが入り混じって
ただの殺人事件の話じゃなく
すごい人間ドラマになってます
それに三人だけだと、見ている側が
拗れそうだけど
ローレンス・フィッシュバーンが
話を整えてくれてそうな感じでよかったです
人付き合いが苦手で空想癖があるが、
仕事は確実で信頼もある
ライフ誌に務めるネガ管理者が
ライフ誌最終号のネガをめぐる
行く場所、行く場所でとんでもない事件に
でくわす冒険端
そして、その冒険に行くことで
ネガ管理者の成長端でもあります
いろいろ起こる事件、
主人公の変わっていく様子を
見てるだけでも面白いんですが
場所移動の時やシーンシーン
が変わるたびに音楽に合わせ
ライフ誌由来の言葉を
画面に反映させたりする演出が
すごくカッコいいです
それにビックリなのが、
この作品の監督主演を
ベン・スティラーが努めてます
主役も地味な上、
演出にもいつもの騒がしさもありません
それどころか名作な感じもさせてくれます。
と言いながらも、空想の部分や
世界中でとんでもないことにあった部分では
近年の映画のパロディをやったり、
チョイチョイはしゃいでみせたりと
ベン・スティラーらしいとこも
見せてくれ楽しませてくれます
不老不死やクローン技術の話で、
有名な「 ルパン三世 」劇場作品第1弾
クローン関係の話で壮大な、
SFな感じはしますが、
謎組織(世界的大富豪マモーなんですが)に
狙われ、町中でヘリコプターに狙われたり
山間でコンボイに追われたり
今度の敵、マモーも世界中に
影響を与えられる大富豪で、
隠れ家的な秘密基地っぽいのを持ってたり
そんな場所でルパンと対決、
意外と世界的大事件だったり、
軍隊が動いてたりと、
しかし事件は、ルパンが解決と
映画の感じは
ルパンを主人公にした007作品と言った感じ、
そんな感じなんで、雰囲気は
テレビシリーズ1作目みたいな感じですが、
ダリなどの絵画の間を、
ルパンと、マモーの部下が追っかけっ子したり
最後のシーンの演出が
原作のようだったり、
テレビシリーズ2作目のノリがあったり
いろいろと楽しい映画です
「 ルパン三世 バビロンの黄金伝説 」を
見ました
ルパン三世の映画 第3弾
今度は伝説のバビロンの塔がターゲットで、
敵はNYマフィア
クローン人間、カリ城に比べ
ハードさはなくなり、
バビロンの黄金とか言ってるので
話は多少、荒唐無稽でむちゃくちゃで、
その時の話題の人を、声優に起用したりと
コメディっぽいですが
それがテレビシリーズ2作目を
そのまんま映画にしたような
面白い映画です
#洋画
「 裏切りのサーカス 」を見ました
イギリス情報部の二重スパイを
見つけるというスパイの映画ですが、
スパイ映画というよりも、
シャーロック・ホームズの映画を見てる感じです
そこに、冷戦時さながらの緊張感
なにか企んでそうな登場人物がいいです
「 #ヒトラー ~最後の12日間~ 」を
見ました
ヒトラーの秘書の手記に基づいて
ヒトラーが自殺し、
ドイツが敗戦するまでを描いた映画
ベルリンの目の前まで、ソ連軍が迫り
ドイツ軍も壊滅状態の中
自分が始めたことなのか、
ムキになりまだ反撃ができると
無理難題を言い続けるヒトラーの様子
そのくせ、映画の後半
敗戦を悟るとだんだん
ヨレヨレになっていく様子は
なんとも言えないものがあります
各地の報告、ベルリン防衛隊の報告から
今の状況がわかってる中でも
無理難題を言うヒトラーに
強いことが言えない幹部たち
の自暴自棄な様子
後半はどうしょうもないのか
酔っ払ってる様子しか写ってません
そして何より
敗戦濃厚の中でもヒトラーに陶酔して
規律を取り締まるSS親衛隊
勝利をヒトラーに懇願したり、
ベルリン防衛に参加する一般市民や
年端の行かない子がいることに
恐怖を感じます
そんな中でも、前線の司令官などに
なんかおかしくなってる感じの中
良心みたいなのを感じ
どっかほっこりできます