『殺人の告白』の感想です。 (2/3)
とくに、キム・ヨンエはさすがの貫禄ですばらしい。警察署に現れて、チョン・ジェヨンをビンタして、無言のまま去っていくシーンがあるのだが、メイクがとても薄く、それでいて表情がくっきりしていて美しいのには驚いた。この人は確か、韓国では化粧品をプロデュースしていて、自分自身で広告塔になっているが、1951年生まれでっせ。若く見えるというよりも、60代女性の理想像という感じ。
まあ、脚本はかなりご都合主義だけど、それはこういう映画につきものだし、あとで考えるとあれ?と思う程度で、見ている最中はスピードに追いつくのに必死で、そこまで考えるヒマがない。
ただ、パク・シフの正体につながる伏線が、ちょっとわかりにくかったかな。ネタバラシをするときに、ワンカットだけでも映像が入るとだれだかわかったんだけど。名前と顔写真だけでは、すぐにそのシーンが出てこなかった。
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『殺人の告白』の感想です。 (3/3)
そうそう、パク・シフファンのみなさんにも、すらりとしたスーツ姿はもちろん、水着シーンもございますことよ。まあ、それ以上に血なまぐさいシーンも多いので、あまりおすすめはできないが。
韓国映画の濃いところがいい感じに表現された映画だと思う。
(2017年1月)
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